「日本が相手なら、ジャンケンでも負けてはいけない。」と言われるほど、韓国は日本をライバル視し対抗心を燃やしている。
でも、そうすると120%の力が出るから仕方ない。
ただ読者サービスか客観的な事実か知らんけど、全国紙がたまにこんな記事を出して、日本のネットを活性化させるのは何とかならないか。
中央日報(2021.12.18)
「東京よりソウル」…日本を抜いた「高級韓国」 100年以上続くのか
19世紀後半から、日本は万国博覧会やさまざま国際行事などに参加したり開催したりして、世界的な高級文化の地位を築いてきた。
そのころニューヨークの真ん中に邸宅を建てたアメリカの大富豪は、内装でうるし塗りのタンスなど日本風のデザインを取り入れたし、フランスやイギリスでも日本風のものは大人気で、「19世紀の西洋は最近の言葉でJファッション、Jスタイルなど「日流」に熱狂した」という。
しかし、ホルホルできるのはここまでだ。
これは次の内容を盛り上げる前座でしかない。
それがいまでは時代が変わって、「韓流」がアメリカやヨーロッパに広がっている。
韓国の女優が“白人の祭り”と批判されてきたアカデミー賞で助演女優賞を受賞した。
韓国ドラマ『イカゲーム』はネットフリックスで世界1位になったし、BTSの曲は米ビルボードのチャートで10週間1位になった。
フランスやイタリアなどの高級ブランドも、いまや韓国のスターを起用している。
世界的なファッションジャーナリストが「ソウルはアジアのリーディング都市でなくグローバルブランドの源泉になる」と話せば、「その言葉が現実になっている」と中央日報は書く。
国内の企業が「メード・イン・コリア」の優秀さを世界に知らせて、オリンピックやワールドカップなどの国際大会を成功させるなどして韓国は文化的な力をつけてきた。
経済的に「アジア盟主だった日本」を追い抜いた部分もある。
株式時価総額世界100大企業のうちサムスン電子は14位で、トヨタ自動車は36位だし、世界3大格付け会社の評価でも韓国は日本より2段階も高い。
1人あたりの国内総生産も2018年に、韓国(4万3001ドル)が日本(4万2725ドル)を上回ってからずっとそれを維持している。
こうしたことから、日本の大学教授は「日本がG7から追い出され、韓国がその代わりに入っても文句は言えない状態になりつつある」と指摘したという。
そんな日韓の現状を比較して、明るいけど気の遠くなるような展望を述べる。
韓国文化は今から2100年代まで世界を魅了する高級文化となり、子どもたちは高まった国家の地位を親の世代より多く享受することができる。
「東京よりソウル」という認識のせいか、それともこちらの認識不足のせいかシランけど、個人的には実感がまったくわかない報道もある。
きょねん紅白歌合戦でBTSが選ばれなかったら全国紙がこう書く。
中央日報(2021.12.26)
大人気のBTS外す…「オワコン」に転落した日本の国民的番組
そしてことしBTSがグラミー賞を逃すと、「BTSの失敗でなくグラミーの失敗」(中央日報)という。
韓国の政治家はよく「先進国」というパワーワードを口にする。
韓流の影響力は先ほどのとおりで、経済規模はおよそ世界10位、輸出規模は7位、軍事力は6位で、世界的に名の知れた企業も多いし、いくつもの分野で日本の上にいる。
だからこそショックが大きかったらしい。
中央日報(2022.04.12)
「ゼレンスキー大統領の演説」会場満杯になった日米…やっと50人の韓国国会が恥ずかしい
いまロシアの侵攻を受けているウクライナのゼレンスキー大統領が、アジアでは日本の次となるビデオ演説を韓国で行った。
しかし、「そこに現れた韓国政界の態度は恥ずかしいものだった」という。
日本では国会が演説会場になって、首相や閣僚から一般の国会議員まで約500人が集まってゼレンスキー氏の訴えに耳を傾けた。
席がなく立ったまま聞く人も多かったし、演説が終わるとスタンディングオベーションで氏に敬意を示す。
一方、韓国では国会ではなく、なぜか国会図書館が会場に設定された。
映像が不安定になる恐れがあるから大型スクリーンを使用しないという説明は、いつも政治家が言う「IT強国」と矛盾している。
そして会場に足を運んだのは約300人の議員のうち5~60人だけで、「最小限の誠意さえ見せなかった」と中央日報が嘆く。
ちなみに議員会館と国会図書館は徒歩3分だ。
日本、アメリカ、イギリス、ドイツなどの先進国は「議員はひとつの気持ちで現場に集まりウクライナの抗戦を支持した」のに韓国は逆で、国会議員の無気力な姿は、アジアはウクライナ情勢に無関心だというロシアの宣伝材料になってしまった。
約17分の演説を聴くこともできず、携帯電話を見る議員がいれば居眠りする議員もいた。
これまで20カ以上の国であったスタンディングオベーションもなかった。
韓国政界は国際秩序に無関心であることを世界に伝えて、恥をさらしたとハンギョレ新聞も社説で怒る。(2022-04-13)
「世界10位の先進国」や「国際社会での役割の強化」を強調した韓国の政治家たちはいったいどこに行ったのか。
ゼレンスキーの訴えに「がらんとした国会」が見せた恥ずかしい韓国の外交
朝鮮日報によると、最近韓国(たぶん外交関係者の間)で話題になっているのが「50対500」と数字だ。
演説を聴いた韓国の議員は日本の10分の1だけ。
いまのウクライナはかつての韓国と重なる。
朝鮮戦争が終わった直後、世界最貧国かそれに近い弱小国だった韓国のイ・スンマン大統領が1954年にアメリカ議会で演説を行った。
そのときは会場となった議事堂が埋まるほどの人が集まって、イ大統領の話を熱心に聴いて33回も拍手を送った。
自由や独立を守って戦った国に対しては、そうやって応えるのがアメリカの政治家の品格だという。
立場は変わっていまや先進国となって、国家の地位が高まった韓国はウクライナに対してあまりに無関心で冷たい。
「韓国国会のあのような様子はどれほど低劣なものに映っただろうかと思う。恥ずかしくて何も言えなかった。」と朝鮮日報の記者はコラムに書く。(2022/04/15)
【萬物相】国会が見せてくれた韓国の底
サムスンの半導体は世界最高で、現代自動車はホンダを上回った。
韓国映画がアカデミー賞をとった、韓国音楽がビルボードのチャートを席巻した、世界の人々が韓流スターに熱狂している。
数日前にはこんな提言を行っていた。
中央日報(2022/04/13)
10大強国の韓国、国力に見合った海外情報機関作らねば
でも、国民の代表である議員がこのレベルでは「先進国にはまだまだ遠い」と朝鮮日報はいう。
この事件(ウクライナ侵攻)の意味も分からず、関心もない「辺境意識」を持つ国が、先進国ということはあり得ない。韓国国会がこのままなら、世界の舞台で韓国は、深みもなく品位もないただの「成金」にすぎない。
ここで一周まわってみると、韓国の見方の忙しさや変化の激しさがよくわかる。
「東京よりソウル」…日本を抜いた「高級韓国」 100年以上続くのか
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