ニュージーランド人が話すクリスマスの違い、日本で感激したワケ

 

最近、日本で英語を教えるニュージーランド人とメシを食べに行ってきたんで、今回はそのとき聞いた話をシェアしようと思う。
そのときは12月の中旬だったんで、ニュージーランド人はどんな感じで「メリクリ」をするのか聞いてみると、「日本と同じだよ」と彼は即答。
そうそう。イギリスにルーツを持つニュージーランドの人たちは、日本人と同じようにクリスマスを過ごす…だと…?
伝統的には神道と仏教のコラボ状態だった日本人と、キリスト教文化圏にあるニュージーランド人がクリスマスについて、一体どこがどう”同じ”なのか?

「ちょっと待ってくれ」とスマホで検索した彼は、ニュージーランド人の信仰の割合を示す円グラフを見せる。
それによると「無宗教」が約48%で、自分の信仰について「言えない」という人が約7%いて、キリスト教徒は約31%しかいない。

彼が言うには、熱心なキリスト教の信者はその日に教会へ行くけど、全体的にみるとその数は少ない。
自分のような無宗教な人間や先住民のマオリ、それとインド系や中国系の人たちはクリスマスを宗教から切り離して、文化として楽しんでいる。
具体的には、ツリーやリースを家に飾って雰囲気を盛り上げる、知人・友人にクリスマスカードを渡す、家族でプレゼント交換をする、牛・豚・羊の肉を焼いてバーベキュー大会を行なうといった活動をする。

日本でもクリスマスは宗教と関係ない「お楽しみの日」になっているから、彼のようなニュージーランド人からすると感覚は同じ。
でも、日本みたいに「その日はフライド・チキンを食べる」という鉄のルールはないから、KFCに人があふれることもない。
ニュージーランドにはいろんな民族がいて、それぞれの宗教や好みに応じて好きな物を食べるスタイルだから、日本みたいに「クリスマスといえばチキンとイチゴのケーキ」といった画一的なイメージはないらしい。

 

この手の質問はよく聞かれるから、彼はこんな話を用意している。
そして、「え?クリスマスにキリスト教は関係ないの?」と驚く日本人を見て楽しむという。

 

日本でクリスマスが広まったのは明治・大正のころで、子供向けの雑誌にはサンタクロースなどの絵が載せられた。(クリスマス・日本において

 

彼の話はまだ終わりじゃない。
日本との違いについて言えば、ニュージーランドでクリスマスは祝日になっていて、大抵の店が休みになっていること。それを知らずに買い物へ出かけた日本人は、店にはシャッターが下りていて、街に人の気配がなくて驚いた。

それと決定的に違うのは、ニュージーランドのクリスマスは夏のあっつい時期にあること。
「だから、サンタクロースはトナカイじゃなくて、サーフボードに乗ってくるんだぜ」なんて言って彼はニヤリとするのだが、こういう時のリアクションがいまいち分からない。
「そうかい! そりゃ傑作だね」なんて欧米人は言うのだろうか?
それは置いといて、太陽が照りつけるクリスマスの日、Tシャツ&短パンという姿で、家の外で裸足になってバーベキューを楽しむニュージーランド人もいるらしい。

だから彼が日本で、初めて雪の降るホワイトクリスマスを体験した時はとても感激した。

ということで、ニュージーランドのクリスマスも宗教色は薄く、日本と同じような「お楽しみデー」になっている。
でも南半球にあって、季節が180度ひっくり返るところが致命的に違う。

 

 

 

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今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。