友人のドイツ人は日本に半年ほど住んでいたことがある。
その間に、彼が味わった最悪の飲み物は麦茶で、想像を絶するマズさに思わず吐いてしまった。
*このへんは個人差があって、麦茶はカフェインが無くてヘルシーだと称賛するアメリカ人もいた。
海外に行ったら、自分の舌に合わない飲み物や食べ物と出会うことはよくある。
日本人の場合、台湾に衝撃的な飲み物があるらしい。
Record Chinaの記事(2023年12月2日)
日本人がビックリする台湾の飲み物=ネット「彼らはタピオカミルクティーを…」―台湾メディア
日本人が台湾で「マジか!」と驚く飲み物、それは甘い緑茶だ。
ボクも台湾旅行で経験したことがある。
南国の暑い中、歩き回ることに疲れて、コンビニで冷たい緑茶を買って飲んだら、砂糖がたっぷり入ったお茶で、予想外の味に思わず吐いてしまった。
スッキリした気分になりたかったのに、甘々の緑茶では無理。
逆に、日本へ旅行に来た知人の台湾人は、無糖の緑茶はタダで飲むイメージがあるから、お金を出すなら、甘いお茶を飲みたいと言う。
そう言えば昭和の時代には、よく冷たくて甘いグリーンティーを飲んでいたけど、最近は見かけなくなった。
この記事に日本のネット民の感想は?
・紅茶やコーヒーは日本でも甘いのが多いけど
緑茶はなあ
・砂糖(サトウキビ)が昔から入手しやすい環境にあったからだろうね。
・昭和は麦茶に砂糖入れて飲んでいる家庭が結構あったな
・お茶は甘くしない方がいい
茶葉本来の渋味や旨みを損なう
・台湾人は甘い飲み物しか飲まないのに日本のお菓子は甘すぎるって感覚なのが不思議だわ
「彼らはタピオカミルクティーを…」というのは、日本人はタピオカミルクティーを飲み物ではなく“スイーツ”と考えているという台湾人のコメントのこと。
台湾のタピオカミルクティーは基本的に甘い。
台湾人と夜市を歩いていて、タピオカミルクティーを買おうとしたら、甘さを選んでほしいと言われた。
通常の100%は甘すぎるから、やめたほうがいいと言われ、50%の「半糖」にしたけど、それでも甘くて驚いた。
糖尿病が気になるタピオカミルクティーはあまりおいしくない。
一緒に夜市へ行った台湾人は、旅行会社で働いていた。
日本人のお客さんに砂糖入りのお茶は評判が悪いから、トラップに引っかからないように、ツアーの最初に「台湾のお茶には砂糖が入っていますから、それが嫌なら“無糖”を選んで買ってください」と注意するという。
日本人にとって緑茶は無糖が当然だから、その固定観念を裏切られると「これはない!」とダメージを受けてしまう。
でも、事前に説明を受けていれば、「ホントだ! 緑茶が甘い!」といった感じで、日本とは違う台湾文化を楽しむことができる。
同じ飲み物でも、不意討ちか心構えができているかどうかで、印象はガラリと変わるのだ。
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