海外で見た昆虫食。日本人もゴキブリやサソリを食べるかも?

 

ちょっと前にこんなことを書いた。

「これからは、人類が日常的に昆虫を食べる時代がくる!」

たぶんきっと。
なんせ今、人類は増え続けているから。
今の地球には、約76億もの人間が住んでいる。

これが30年には86億人になって、50年には98億人に増えるらしい。
そして2100年には、世界の人口は112億人に達する。

 

ちなみに、今の日本は世界で何番目に人口が多いのか?

外務省のホームページにある人口の多いによると、日本は世界で11位になっている。

6 パキスタン 1億8892万
7 ナイジェリア 1億8220万
8 バングラデシュ 1億6100万
9 ロシア 1億4410万
10 メキシコ 1億2702万
11 日本 1億2696万

でも、日本の順位はこれから下がり続けるはず。
少子高齢化の問題をかかえている日本が、これから順位を上げることは考えられないから。
日本は世界の流れとは逆をいっている。

これから先、日本人の数は確実に減っていく。
2050年には1億900万人で世界17位になって、2100年に8500万人で29位になってしまうらしい。

くわしくは時事通信の記事を検索して見てください↓

世界人口2100年に112億人=印、7年以内に中国抜く-国連報告書

 

これから日本の人口は確実に少なくなっていく。

それで日本の政府は、「介護をどうするか?」「労働者不足をおぎなうために外国人の移民を受け入れるべきか?」ということを検討している一方で、民間企業はこんなテントを販売している。
友達以上恋人未満のキャンパーのためのテントらしい。

だから外国人にこんなツッコミを入れられる。

Japan is not producing enough babies and I would think tents like these don’t help!
(日本は子どもが少なくて問題になってんでしょ?こんなテントじゃ役に立たないじゃん!)

 

日本は別として、世界全体の傾向として人口は増え続けていく。

そうなると、このままでは食糧難になってしまうかもしれない。
それを見すえて、国連では昆虫食をすすめている。

そのことはこちらの記事を↓

国連もおすすめ!人類を救う昆虫食。外国人はもう食べている。

 

イギリスのBBCでは、アンジェリーナジョリーがカンボジアでクモを食べる様子を公開している。

 

海外旅行に行くと時どき昆虫食を見る。
これがはカンボジアで見たクモのフライ。
ビールに合うらしい。

クモはベネズエラでも食べられている。

世界最大種の毒蜘蛛「ゴライアスバードイーター」を捕獲し、晩ごはんのおかずにするベネズエラの子どもたち

 

これは北京で見たサソリのフライ。

 

海外で昆虫食に挑戦する日本人はけっこういる。
ボクが海外で会った人からすると、こういうことは男よりも女性の方が積極的。

 

 

ある20代の女の子はこんなイモムシを食べていた。
まあ、ボクにはムリですわ。

見た目はカリッとしていますが、噛むと中からクリーミーな液が溢れ出てきます。
タンパク質を多く含んでいて、栄養価が高い事間違いなし。皮の部分を噛み切るのにちょっと苦労しましたが、クセがなく食べやすかったです(о´∀`о)

キナバル登山に備えて幼虫を食べる

 

「これからの世界では食べるものが少なってしまいます。だから、タンパク質を豚や牛からではなくて、虫からとるようにしましょう」

と、国連が昆虫食をすすめるのは分かる。
でも虫の原型をとどめていると、それを口に入れるのにはかなりの勇気が必要になる。

そんな人に、エヴァンゲリオン(いい知らせ)がある。
虫をくだいて粉にして、それをりこんだパンが生まれた。
ただし、その虫はゴキブリ。

buzzapの記事(2017年3月3日)から。

昆虫の形が見えてしまうとちょっと…というあなたのために、ゴキブリを粉末状にして小麦粉に練り込んだ「ゴキブリパン」が開発されているのです。
ブラジルのリオグランデ連邦大学に在籍するAndressa LucasさんとLauren Menegonさんはゴキブリを使ったパンを開発しました。

ナッツの風味で栄養もたっぷり!「ゴキブリパン」がブラジルで開発される

ゴキブリパンの画像は上の記事を開いて見てくれたし。
言われなかったら、ゴキブリ入りだとは気がつかない。

 

ボクが今までに行った海外の国では、中国・韓国・東南アジアの国で昆虫食を見た。

昆虫食について、日本はきっと海外より遅れている。
もちろん、それが悪いということではない。

でも、これから人類が増え続けていくという現実はある。
国連も世界の人たちに昆虫食をすすめている。

人類の未来や日本を取り巻く国際環境から考えると、日本にも昆虫食が広がっていくことは間違いないだろう。
日本でも、クモやゴキブリをゲテモノとしてではなく、日常的な食材とし食べる日が近いのかもしれない。

 

こちらの記事もいかがですか?

このクモ、食べないとダメですか?~ポルポト政権下のカンボジア人

「飢え」が変えた食文化。日本と世界(ドイツ・カンボジア)の

日本 「目次」

韓国 「目次」

東南アジア 「目次」

 

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今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。