はじめの一言
「世界のすべての主要な文明には、二カ国ないしそれ以上の国々が含まれている。日本がユニークなのは、日本国と日本文明が合致しているからである
(平成 サミエル・ハンチントン)」
「文明の衝突 サミエル・ハンチントン」
今回の内容
・世界遺産登録の妨害
・韓国には疲れた・・・
・世界に広がる「コリア・ファティーグ(韓国疲れ)」
・世界遺産登録の妨害
ここ最近で、「韓国には疲れるよ・・」って思ったことはないですか?
ネットでは、「いい加減にしてくれ~」「また、韓国が口を出してくる~」なんて声をよく見るし、ボクの周りの人からもそんな声を聞いたりする。
「韓国さん、もう、勘弁してくださいよ」
そう言いたくなることはいろいろある。
たとえば、去年の長崎の世界遺産登録をめぐる騒ぎ。
ちょっとふり返ってみよう。
2015年5月5日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関「イコモス」(国際記念物遺跡会議)が軍艦島を含む幕末から明治の重工業施設を中心とした「明治日本の産業革命遺産」の全23施設を世界文化遺産に登録するよう勧告すると、韓国は官民を挙げて、軍艦島の世界文化遺産登録を阻止する運動を開始した
(ウィキペディア)
韓国がこの世界遺産登録を問題視している。
それを知った日本政府は、韓国と話し合う。
「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録に韓国政府が反対していることについて、政治問題化しないよう韓国側に理解を求め、22日に継続して協議することを確認した
(ウィキペディア)
でも、「継続して協議することを確認した」その次の日から、早速やってくれたYO!
翌日、韓国国会は本会議で、日本政府が「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産への登録を推進していることを糾弾する決議を可決、採択した
(ウィキペディア)
そして朴大統領も動く。
韓国大統領の朴槿恵大統領は、ユネスコのボコバ事務局長と会談し、「歴史に背を向けたままの世界遺産登録の申請は、国家と国家の不必要な分裂を招くことだ」と述べ、登録反対を直接伝えた
(ウィキペディア)
外交部長だって、負けてはいられない!
6月11日には尹炳世外交部長官が登録阻止のためユネスコ委員国を歴訪した
(ウィキペディア)
このときに「いい加減にしてくれ~」「韓国には疲れるよ~」と感じた人は多かったはず。
ちなみに今年の7月17日に、西洋美術館本館が世界文化遺産登録に決まった。
これと昨年の騒ぎを比べると、「なにもなかったら、こんなにスムーズに静かに決まるんだな」と、びっくりする。
仏の顔も三度までですよ・・・。弥勒菩薩
・韓国には疲れた・・・
日本に広がるそんな「韓国疲れ」について、韓国にくわしいジャーナリストの黒田勝弘氏がコラム(2015年5月)に書いている。
【から(韓)くに便り】日米の“韓国疲れ”と韓国メディアの“マッチポンプ”報道
先日、日本でのさる講演会で「韓国は疲れますよねえ。うんざりという感じですが、黒田さんは韓国に長くいて疲れませんか?」といわれた。日本でよく聞かれる質問だ。韓国の執(しつ)拗(よう)な反日現象に刺激され、日本で広がっている反韓、嫌韓感情の一端である。
このコラムは、去年のもの。
今年2016年の「オバマ大統領の広島訪問」でも、韓国は黙っていられなかったYO!
日本ではこの訪問をとても高く評価しているけど、韓国では正反対。
たとえば、大手新聞紙の朝鮮日報はこんな記事をのせている。
〈日本は「広島」を前面に押し出して被害者面をしている〉(朝鮮日報)
もちろん、これは匿名のネットの書きこみではない。
全国紙の新聞が「被害者面」という表現をつかっていることには、「はあ」というため息しか出てこない。
そして、オバマ大統領は広島での演説でこうのべた。
「数十万人の日本人、数千人の韓国人、そしてアメリカ人兵士の犠牲者を追悼するために来た」
韓国は、これにも不満があるそうだ。
「それだけでは、十分ではない!」という。
中央日報は社説(2016年05月28日)でこう伝えている。
米大統領として初めて広島を訪れたオバマ大統領は、平和記念公園にある原爆犠牲者慰霊碑に献花し、故人を追悼した。しかしそこからわずか150メートルの距離にある韓国人犠牲者慰霊碑には足を運ばなかった。
韓国では、韓国人の義性者について言葉でふれるだけではなく、オバマ大統領が韓国人犠牲者慰霊碑にまで行くべきだったと考えていた。
そういえば、このことは、オバマ大統領の訪問前からしきりに韓国の新聞に書いてあったのを思い出す。
さらにオバマ大統領のスピーチについて、こう伝えている。
現場の演説で「私たちは生命を奪われた罪のない人々の存在を忘れてはならない」と述べ「数万人の韓国人」に言及しただけだ
あれ?そう言ったっけ?
実は、これは正しくない。
オバマ大統領は、「数千人の韓国人」と言ったのであって「数万人の韓国人」なんて言っていない。
こういう「操作」も韓国の新聞の特徴。
・世界に広がる「コリア・ファティーグ(韓国疲れ)」
「韓国には疲れるなあ」と感じている日本人は増えている。
けれど、実は、「韓国疲労」という現象は世界に広がっているという。
ところが「韓国には疲れる」という話は実は日本だけではなく、米国でも出ているらしい。
韓国の新聞がワシントン発で伝えていたが、日本との首脳会談を拒否し関係悪化を続ける韓国に対し米当局者や研究者たちの間で「いい加減にしろ」という気分が広がっていて、それが「コリア・ファティーグ(韓国疲れ)」といわれているのだそうだ。
ということで、次回はアメリカに広がる「コリア・ファティーグ(韓国疲れ)」について書きます。
こちらの記事もいかがですか?
韓国への謝罪 いつまで?なぜ、終わらない?ドイツとの違いは?
カンボジア人ガイド「日本人と韓国人の違いは、見た目で分かる」
コメントを残す