関係最悪でも、若い日本人で韓国好きが増加中。その理由は?

 

いまの日本人と韓国人はおたがいの国をどう思っているのか?
ここ6年間を見てみると、韓国に好印象を持つ日本人は減っているけど(11.1ポイント減)、日本に好感を持つ韓国人は増えている(19.5ポイント増)。
くわしいことはこの記事をどうぞ。

【2019年の日韓関係】日本人と韓国人が互いの国を嫌う理由は?

慰安婦問題や徴用工訴訟問題での約束破りや天皇陛下や旭日旗に対する侮辱発言などで、韓国に不信感を持つ日本人はいま本当に多い。
「韓国嫌いの日本人」を韓国自身が量産しているのだから、この結果はやむなし。
自業自得か天罰か、韓国はどちらか嫌いなほうを選べばいい。

でも最悪の関係のなかにも希望はある。
対韓イメージの悪化は日本の全世代に広がっているのではなくて、韓国に好印象を持つ世代もあるのだ。

中央日報の記事(2019年6月12日)

韓日若い世代であるほど好感度はさらに高い

このタイトルを見ると、「全体的に韓日で好感度は高いけど、若い世代でとくに高い」と読めてしまう。
でもそれは真っ赤な誤解。
全体的に見れば日本で韓国のイメージは悪化しているけど、若い世代では韓国に好印象を持っている人が多いというだけのこと。
では、日韓でおこなわれたこの共同世論調査の結果をくわしく見ていこう。

日本で韓国に「良い印象を持っている」と答えた人は20代(27%)と30代(28%)で高いものの、あとは40代(23%)、50代(19%)、60歳以上(13%)とだんだん減っていく。
韓国も似たような結果で、20代30代で日本に好印象を持っている人が多い。
日本と韓国がケンカした場合、より大きなダメージを受けるのは経済力の低い韓国だ。
だからいま韓国は韓日関係の改善に必死。
暗黒のなかで、この若い世代にかすかな希望を見ている。

世論調査の結果について、ソン・ヨル東アジア研究院長はこう話す。

「今回の調査結果では韓国と日本両方とも若い世代がお互いに対して比較的に開かれた姿勢を持っているということが分かる」として「若い世代が韓日関係の希望」と指摘した。

 

先ほども書いたように、ここ6年間で日本に対する韓国人の好感度は上がっている。
その理由を聞く質問には(複数選択可)、韓国人の69.7%が「親切で誠実な国民性のため」、60.3%が「生活水準が高い先進国だから」と答えた。
あとはガクッと下がるけど、「日本製品の品質が良いから」が21.3%、「日本の魅力的な食文化と買い物のため」が(16.9%という結果。
日本では、韓国に好感を持つ理由は「韓国文化に関心がある」が49.5%、「韓国の魅力的な食文化と買い物のため」が52.5%、「韓国製品が安くて魅力的だから」が23%とこれが上位3位。

韓国文化に関心があって、食事やショッピングを楽しむのはおもに10代20代の日本人女性で、こういう人たちは日韓の歴史認識や政治問題には関心がない。
「反省しろ、謝罪しろ、金を払え」といった韓国の反日サイドに背を向けて、自分の好きなことだけを追求する日本人だ。
まえにブログの読者でそんな女子高校生とメールでやり取りする機会があったとき、おたがい日本人で同じ国を見ているにもかかわらず、まったく別のものが見えていたことに驚いた。
ボクは政治問題に関心があるから、中央日報や朝鮮日報などの韓国紙を読んでいるけど、この女子高生は韓国の新聞(きっと日本の新聞も)は眼中になく「モウダ」といった韓国情報サイトを見て知識を得ていた。

 

いま久しぶりに「モウダ」を見たら、ボクの知らない韓国ばかり。

ボクが知っているキーワードは「慰安婦・徴用工・旭日旗・極右・安重根」といったところ

 

反日面を知らない韓国好き女子高生から慰安婦問題や徴用工問題について質問を受けたから、「1965年と2015年の合意を守らない韓国側が全面的に悪い」ということや、すでに解決した問題についていまでも反省や謝罪を求めていることなどを説明する。
すると、韓国が好きなのは変わらないけど、印象は悪くなったと言う。

韓国の東アジア研究院長は、日韓の若い世代が「お互いに対して比較的に開かれた姿勢を持っているということが分かる」と言っていたけど、日本について言えば、政治問題に興味がなくて韓国の暗黒面を知らないことが大きいはずだ。
韓国の「キュート・ラブリー・女子力・お手本」に興味のある日本人も、小学生が日本大使館に向かって「謝罪しろ、日本の野郎ども!」と叫ばせる反日教育を見たらきっと引く。

韓国の反日教育①小学生が「謝罪しろ、日本の野郎ども!」

いまの日韓を見ると、反日のない世界ではうまくいっている。
「若い世代が韓日関係の希望」というのなら、「日本は謝罪しろー」と叫ぶのではなくて、国家間の約束をきっちり守ることが大事。
韓国好きの日本人を増やすには反日面を隠し続けるより、失った信頼を回復する努力を見せたほうが絶対にいい。
いつか何かのきっかけで、その”闇”に触れてしまうから。

 

 

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今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。