まずはクエスチョン。
「east meets west」、西洋と東洋が出会う国といえばどこでしょう?
答えは土耳古(トルコ)。
特にイスタンブールが有名でここから西にはヨーロッパ、東にはアジアが広がっている。
ではつづいて第二問。
「Old meets New」、伝統と最先端が出会う国はどこでしょう?
答えは日本。
外国人に東京をの魅力を伝えるキャンペンーンのキャッチフレーズが「Tokyo Tokyo Old Meets New」で、例えばこんな動画を公開している。
でも、「Old Meets New」は東京だけではなくて日本全体がそうだ。
東京に歴史があると京都人が聞いたらきっとビックリする。
世界で日本だけとは言わないけど、「世界最古の国」といわれる日本には古来の伝統と最先端の技術がある。
その象徴が上の動画のアイコン、「世界一高いタワー」とギネスに認定された東京スカイツリー。
ここにのぼって夜景を見た外国人なら、日本が世界有数の先進国であることに納得するはずだ。
そんな東京スカイツリーには日本の歴史や伝統文化が散りばめられている。
だからタワーの高さ「634m」はけっして偶然ではない。わざとだ。そうだろ八九寺。
話はそれますが阿良々木さん、中国では「9と5」の数字が大事にされていたことを知ってますか?
アニメネタはここまでにして、中国には「九五之尊」という言葉があって9と5が重要視されていた。
いまもそうかもしれない。
その考え方は北京にある天壇に表れている。
現在では焼き肉店の名称として有名な天壇だけどオリジナルは違う。
明と清の時代、皇帝が天帝を祭って豊作を祈る重要儀式をおこなうところが天壇だった。
天壇にある「皇穹宇」
天壇では皇穹宇が有名だけど、それより大事なところはこの「圜丘壇」。
圜丘壇にある欄干(らんかん)や階段などは9やその倍数で作られている。
さらに各壇の直径を合計すると45丈。
これもわざとだ。
「9×5」ということで、まさに「九五之尊」の思想を表している。
人の手による建築物で、数字に意味や願いを込めるという発想は古今東西である。
東京スカイツリーの高さ「634m」もそのひとつで、これには「むさし」という意味があるのだ。
スカイツリーのあるところを含めて、東京・埼玉・神奈川のあたりはむかし「武蔵国」と呼ばれていた。
634はその「むさし」に由来する。
詳しくは公式ホームページをどうぞ。
タワーからは武蔵国を望むことができ、展望台に上ると目の前には、いにしえの風景がよみがえり、江戸の東、東京の東という歴史性や地域性に思いを馳せていただけると思います。
東京スカイツリーの高さを覚えやすくするために、なじみ深い数字にしたという。
たしかに「634=むさし」と一度聞いたらすぐ覚えられるし、なかなか忘れられなくなる。
絶妙な数字だけど、意味を知らなかったら秒で忘れる。
ということで東京スカイツリーは「Old Meets New」、日本の歴史や伝統と最新技術が出会うところだった。
ちなみに「あべのハルカス」の高さ300mは、横浜ランドマークタワーの296mを抜いて日本一高いビルになりたい!という欲望だけで、歴史的な意味はないようだ。
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今回のアニメネタはわかりませんでした。 何ですか?
東京スカイツリーの634mネタはオープン当時ワイドショーで取り上げられてたので知ってました。
ムー好きの私は東京ツリーが日本の弱体化につながるっていう話を当時読んでいて「まさかー」って思ってたんですが日本どんどん存在感なくしてるしやっぱ本当なのかも。 で、韓国は日本が作った呪いの建物を破壊をして功を奏しているような気がします。 道路緑化して地下道作ったのは間違いじゃないかもー(>__<)
今も整理券や早いうちからの予約が必要なんでしょうか? 値上げしたりはないよね?(^▽^;)
元ネタは「化物語」で、個人的に好きなやつです。
あれが日本の弱体化につながるというのは初耳です。
もう壊せないでしょうけど、値上がりはあるかもしれません。
でも広島からだと行くまでに大変ですね。
「化物語」はこちらで放送がなかったんですよ~残念(>__<)
ディズニーもまた値上げするんだそうです。 コメントの中にディズニーへのお布施と書いてあって笑ってしまいました。 入場料だと「高い!」けど「お布施」と思えば我慢できそうな気がする(笑)
それは残念ですね。
あれは面白かったです。
何かの本で企業の目標は顧客を創造することとありました。
信者のような熱烈ファンなら我慢できるんですかね。