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なんでイギリス人はみかんを「サツマ」と呼ぶの?②薩摩藩と英の「薩英戦争」
今回は日本とイギリスの話なんで、初めて日本にやって来たイギリス人といわれる「ウィリアム・アダムス(三浦按針)」を紹介しよう。 徳川家康に仕えて「イギリス出身の武士」となった彼は、日本人についてこんな印象を持ったらしい。 「日本の住民... -
イギリス人がみかんを「Satsumas(サツマ)」と呼ぶ理由①生麦事件
クイズから始めます。 次の人物はだれだ? 彼は自らに加えられた侮辱に対しては懲罰をせずにはおかなかった。幾つかのことでは人情味と慈愛を示した。 彼の睡眠時間は短く早朝に起床した。貪欲でなく、はなはな決断を秘め、戦術に老練で、非常に性... -
【日本の体操の歴史】 明治時代に軍隊・学校教育へ
今回の内容 ・明治時代、日本の軍隊が体操を取り入れた ・学校でも体操を取り入れた ・北方戦争とスウェーデン式体操 前に運動会とラジオ体操についての記事を書いてきた。 運動会もラジオ体操も外国で生まれて日本が取り入れたもの。 でも... -
体操とオリンピックの歴史。始まりは古代ギリシアの「全裸スポーツ大会」
今回の内容 ・日本に象徴「ラジオ体操」には、日本の要素がない ・「体操」の始まり ・オリンピックという全裸のスポーツ大会 ・日本に象徴「ラジオ体操」には、日本の要素がない 前回、今の日本で広くおこなわれているラジオ体操について書... -
日本の文化「運動会」 外国のものを独自に変える日本人の発想
今回は、歴史クイズを出すことから始めたい。 中学校の社会の授業で習ったはずだから、頭のどこかに残っているはず。 では出題。 次の文化はなに? 平安中期から後期にかけて栄えた、温雅な日本ふうの貴族文化。仮名文学・寝殿造り・大和絵・仏像彫... -
アメリカ生まれの日本文化「ラジオ体操」、海外の反応とその歴史
今回の内容 ・ラジオ体操の海外の反応 ・日本のラジオ体操の歴史 ・現在のラジオ体操 日本の中学校で英語を教えているアメリカ人が、生まれて初めて日本の運動会を見た。 前にそのアメリカ人の感想を書いた。 彼女は運動会とラジオ体操を「... -
アメリカの学校教員は大変だ。先生の社会的な地位や給料が低い・・・。
今回の内容 ・運動会は必要なの? ・アメリカの「でもしか先生」 ・アメリカの先生って? 日本の小中学校で英語を教えているアメリカ人が、生まれて初めて日本の運動会を見た。 前回に続いて、その話の続き。 彼女は、運動会を見るのはいい... -
日本とアメリカの学校生活の違い、運動会・卒業式・入学式
今回の内容 ・アメリカの運動会 ・アメリカの学校では、入学式も卒業式もない! 前回、フロリダ出身のアメリカ人から見た日本の運動会について紹介した。 今回は逆に、彼女から聞いたアメリカの学校の運動会について書いていきたい。 ... -
アメリカ人が見た日本の運動会「何これ軍隊?」「日本人の強さを知った」
はじめの一言 「日本の住民は、性質温良にすて礼儀を重んずることはなはだしく、戦に臨みては勇敢、国法厳にして、犯したる者は毫も仮借するところなし」 (ウィリアム・アダムス 江戸時代) 「日本賛辞の至言33撰 ごま書房」 徳川家康... -
日本とアメリカの学校の違い 修学旅行(遠足)とスクールトリップ
前回、フロリダ州出身のアメリカ人から聞いた話を書いた。 彼女がスクール・トリップ(修学旅行)で、ディズニーリゾートに行ったときの話を聞いていて、つくづく思った。 「日本の学校だったら、とてもこんな修学旅行にはならないだろうなあ」 &nb...