いつものようにコーヒーを飲みながら、このブログを書いているときにふと思った。
「世界の国で人気の飲み物ってなんだろう?」
早速、日本が好きな外国人の集まるSNSグループに、その疑問を日本語と英語にして放り込んでみると、いろいろな反応が返ってきた。
ということで今回は、海外の国民的飲料や飲み物文化について知っていこう。
外国人のコメントを、彼らが書いた日本語そのままで紹介したいと思う。
アメリカ人:コーラは定番ですね
アメリカ人:Soda is most popular here. Usualy Coke followed by Pepsi depending on region (also depending on region it could be called soda, cola, or pop).
アメリカ人:アメリカでもアイスコーヒーは人気があるドリンクです。コーヒーの種類が多いですね。
僕は今ゲームをしながらウィスキーを飲んでおります。
韓国人:韓国も似ています
アメリカではやっぱりコーラが強かった。
ふつうはコカ・コーラの方が人気だけど、地域によってはペプシが上回るという。
ちなみにアメリカではコーラのことをソーダやポップとも言う。
韓国はアメリカに似ていてコーラ、コーヒー、酒をよく飲むようだ。
韓国でお茶の人気があまりないのには、朝鮮時代に儒教を国教にして仏教を弾圧した影響があるだろう。
ブラジル人:Guarana です。グアラナはブラジルのアマゾンにある果物です。 一番人気なグアラナなソーダはGuarana Antártica. 果物の形は目に見えるなんです。
ブラジル人:一番人気な飲み物?水かな
ブラジルと言えばやっぱり水!
じゃなくてガラナ!
ここ浜松にはブラジル人がたくさん住んでいて、彼らがよく利用するスーパーではガラナがよく山積みにされているし、ブラジル人主催のパーティーではほぼ100%の確率でこの飲み物がテーブルに置いてある。
ガラナとは植物の名称で、ブラジルの先住民が薬として昔から飲んでいた(食べていた?)。
たしかにガラナは薬品っぽい味がする。
日本では北海道で人気があって、道民に愛されている。
全国をコカ・コーラ等大手飲料水メーカーが席巻し都府県の中小飲料メーカーが廃業する中でも、北海道では根強い人気を持ち
イギリス人:I’m from the UK so of course tea.
イタリア人:僕はイタリア人なので、もちろん、コーヒーとカップッチノと言える。
モロッコ人:I am from Morocco
And the most popular drink here is tea for sure
カナダ人:カナダでは、ティムホートンズ!
カナダ人:そうよアイスコーヒーを好き
イギリス人はコーヒーより紅茶が好き、というのは納得。
モロッコでは砂糖とミントを入れてティーをよく飲む。
ちなみに「元イギリス人」だったアメリカ人が、紅茶よりコーヒーを愛飲するようになったきっかけは1773年の「ボストン茶会事件」と言われる。
くわしいことはUCCのホームページでご確認あれ。
ボストン茶会事件で海に茶を投げ捨てられる。以降、コーヒーがアメリカの常用飲料となる
カナダ人の言う「ティムホートンズってなんだ?」と思って調べてみたら、ドーナツチェーンのことだった。
言ってみればカナダのミスドですね。
コーヒーやサンドイッチなども提供しているティムホートンズはカナダの絶対王者。
国内での売り上げはファーストフード全売上の22.6%を占め、カフェとしてのシェアは62%で、2位のスターバックス (7%) を突き放す。
売り上げでもマクドナルドを凌駕していて、カナダ国内の店舗数はマクドの約2倍だとか。
カナダではティムホートンズのコーヒーが国民的飲料なんだろう。
マレーシア人:マレーシアのスターバックス喫茶店で抹茶クリームを飲むことがあります。甘いですね
マレーシア人:My country has somewhat similar McDonald’s layout.
Anyway, my country, Malaysia loves Nestle Milo.
タイ人:コーラです
メキシコ人:コカコルがメキシコで人気すぎるだ
*コカ・コーラのこと。
台湾人:タピオカ!
インド人:インドというと、お茶は毎日2回か3回飲まれるのがです。インド人はお茶が大好きだから。
「ミロ」はフィリピンでも人気があると聞いた。
タイ人はコーラ、台湾人はタピオカドリンクが好きということには異論なし。
インドの言うお茶というのは、きっとチャイというミルクティーのこと。
インドネシア人:インドネシアでダルゴナコーヒーwww
インドネシア人:Sarabbaです
インドネシア人:インドネシアで、とくにブカシで 人気の飲み物は アイスドゲル。とってもおいしいです、そして安いです。
オーストラリア人:コーヒーはオーストラリアでも非常に人気があります。 オーストラリアのバリスタはよく訓練されており、そのほとんどがイタリアンスタイルのコーヒーメーカーです。
現在のインドネシアはコーヒー大国で、かつて植民地支配していたオランダからコーヒーがもたらされたという。
Sarabba(サラッバ)というのは初耳だったけど、ショウガを入れて作る飲み物で、寒いときに飲むと体が温かくなって気持ちがいいらしい。
アイスドゲルというのは画像を見ると、ゼリーやアイスが入った激アマっぽい飲み物だった。
オーストラリアではイタリア風のコーヒーが人気というけど、コーラもよく飲まれているはず。
全体的に見ると、世界で人気の飲み物は甘いものがほとんど。
緑茶がヘルシードリンクとして受け入れられている理由が見えてきたぞ。
反論できる?「日本人が、外国人の日本料理をインチキと言うな!」
> it could be called soda, cola, or pop). (アメリカでは地域によって)コーラのことをソーダやポップとも言う。
とのことで、他でもない米国人自身がそう言っているとのことですが、ちょっと不正確なのでは? 「コーラのことを~とも言う」ではなくて、「コーラを、ソーダやポップ(泡の出る飲料つまり炭酸飲料)の仲間に含めて言うこともある」という意味ではないですかね。たとえば、「ウィスキー・ソーダ」というのはアメリカで非常にポピュラーなカクテルの一つですが、「ウィスキー・コーラ」というのは聞いたことがない、ちゃんと区別されてます。でもコーラが炭酸飲料の一種であるのは間違いないですから。
>全体的に見ると、世界で人気の飲み物は甘いものがほとんど。
この点に関して、少し気になる疑問点が。コーヒーに砂糖を入れずに飲む人の割合が比較的高い地域って、世界でも、日本とオランダ他ヨーロッパの一部だけでは? その他の国では砂糖を入れずにコーヒーを飲んでいる人をあまり見たことがないです。米国も最近は昔よりちょっとブラック・コーヒー派が増えたみたいですが。
アメリカではコーラをソーダと言うことがあります。
>コーヒーに砂糖を入れずに飲む人の割合が比較的高い地域って、世界でも、日本とオランダ他ヨーロッパの一部だけでは?
これは初耳です。面白いですね。
ただ個人的な経験なので私には何とも言えません。
>全体的に見ると、世界で人気の飲み物は甘いものがほとんど。
緑茶がヘルシードリンクとして受け入れられている理由が見えてきたぞ。
でも緑茶に砂糖を入れて激甘にしてしまう国や地域は多いですよね。
特にペットボトルとかだと漏れなく砂糖入りで外国では緑茶を飲む気になれません。
多くの国ではお茶=砂糖を入れる物という認識なんですかね。
砂糖入りが多いのですけど、無糖も増えていますと最近よく聞きます。
知人の台湾人はペットボトルのお茶はソフトドリンクだから、無糖は嫌だと言ってました。
台湾人でさえそう言うのは意外でしたね。