【韓国発の相互不信】韓国にイラ立つ日本人が増える理由

 

「最悪」とよく表現されるいまの日韓関係、それが具体的な数字として表れた。

読売新聞社と韓国日報社がおこなった共同世論調査によると、現在の関係が「悪い」と答えた人は日本で84%(前年度の調査83%)、韓国では91%(同82%)で「いま関係がめちゃ悪い」という認識についてはお互い高水準で一致している。

日本の84%は過去16回の調査の中で、2014年の87%、15年の85%に次いで3番目に高く、韓国の場合は15年の89%を上回り過去最悪となった。

では日本人のあいだで韓国に悪印象を持つ理由はなにか?

読売新聞は社説(2020/06/11)でそれを的確に指摘している。

相手国を「信頼できない」とした人も、双方で多数を占めた。日本側では、韓国が執拗に歴史問題を蒸し返すことへの苛立ちが積み重なっている。

日韓世論調査 文政権が相互不信を広げた

 

歴史問題の蒸し返し。
韓国発のこれさえなければ、いまのような相互不信はなかったはずだ。

徴用工問題は1965年の日韓請求権協定で、慰安婦問題は2015年の日韓合意でそれぞれ最終的な解決を確認した。にもかかわらず、韓国はことあるごとにこれを持ち出して日本に謝罪や賠償を要求する。
韓国が納得するだけの金額を渡し、日本が心からのお詫びを表明してもしばらくするとまた歴史問題を持ち出す。

すこし前の記事で紹介したけど、日本は慰安婦問題だけでも1992年から2010年までの間に、主なものだけで10回以上も韓国に謝罪しているのだ。

くわしいことはこの記事をどうぞ。

ここ30年、慰安婦問題だけで日本はこれほど韓国に謝罪した

 

これに加えて2015年12月の慰安婦合意では、安倍首相が韓国側に「改めて慰安婦としてあまたの苦痛を経験され心身にわたり癒やしがたい傷を負われた全ての方々に心からおわびと反省の気持ちを表明する」と述べた。

*細かいことを言えば、安倍首相は「慰安婦問題を含めた日韓間の財産・請求権の問題は1965年の日韓請求権・経済協力協定で最終的かつ完全に解決済みとの我が国の立場に変わりはない」とも言っている。
つまり、本当は慰安婦問題も1965年に解決済みなのだけど、日本は歴史問題を蒸し返す韓国側に譲歩して2015年に2度目の最終的な解決を確認した。

韓国側に求めに応じて、日本が心からおわびと反省を表明すると、1か月もたたないうちに全国紙の朝鮮日報がコラム(2016/01/04)でこう書く。

今回の慰安婦交渉は、真の謝罪をする気がない相手と綱引きした結果で、どちらにせよ完勝は不可能だった。そのような謝罪でも受け入れて、今後の韓日関係をどのように国益に合わせ導いていくかは、私たちが決断する問題だ。

「日本から謝罪を受ける韓国の意志と戦略」

 

「真の謝罪をする気がない相手」と決めつけるから、日本人は韓国が嫌になる。
それに「そのような謝罪でも受け入れ」るのが韓国の意志と戦略だと書いているけど、2020年になっても受け入れていない。
意志と戦略はどこに行った?
そして執拗に歴史問題を蒸し返すから、日本人では韓国へのイラ立ちが積み重なっている。
現在の日韓関係が「悪い」と答えた人が、日本で84%もいたのはその表れだ。

 

さて2、3年前、ユーチューブ動画のコメント欄で、いつものように日本人と韓国人が慰安婦問題についてバトルを繰り広げていたとき、ある日本人が印象的なコメントを放った。
韓国に対する多くの日本人の気持ちを代弁していると思うから、長いけどここに載せよう。

this issue again. again and again. Korea always wants to hide their own problems (for example about Northkorea!! ) and that´s why they always can only say “Japan is bad! They have to apologize! It was not enough!”. it´s just a distraction and fake to hide their true faces. I would say “please face your own problems and just let us go”. we have already apologized for so many times and paid much for this issue, too. no one can say that we had not apologized only if someone were really stupid.

この問題は何回も何回も何回も起こります。
韓国はいつも自分たちの問題を隠そうとします(例えば北朝鮮!!)。
そういうわけで、韓国はいつも「日本は悪い!彼らは謝罪しなければならない!まだ足りない!」と言うのです。それはただの気晴らしであり、彼らは本当の顔を隠している。
「自分たちの問題に集中して、日本のことは放っておいてほしい」とわたしは言いたい。
私たちはすでに何度も謝罪しており、この問題についても多くの金を支払っています。 本当の無知でなかったら、そんなことはだれだって知っています。

 

このコメントはそのまま今でも通じるし、今回書いた内容すべてが含まれている。
こんなふうに歴史問題を何度も蒸し返されることに、不快感や「韓国疲労」を感じる日本人は昔から多いのだ。
「文政権が相互不信を広げた」と読売新聞が指摘するように、反日をあおる文政権によってそういう人がさらに増加した。
来年のいまごろも、世論調査の結果はきっと変わっていないし、上の日本人のコメントもそのままコピペできるはず。

 

おまけ

今回の内容と直接関係ないけど、韓国と同じく日本統治を受けた台湾に対して、イラ立ちや疲労感を感じるという日本人を聞いたことがない。
こんなふうに旧日本軍の兵士を神として祀ることもある台湾では、日本に心からの謝罪や賠償を求める声がないから。
なんで韓国と台湾では、同じ過去があって現在は天地ほど違うのか。

 

 

 

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2 件のコメント

  • > なんで韓国と台湾では、同じ過去があって現在は天地ほど違うのか。

    同じ「過去の過去」がないからでしょう。日本に統治されるまで、朝鮮は、自国の独立を満足に保てたことがなくて常に中国の支配下に置かれてきた。これに対し、台湾はそうではなかった。

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    今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。