韓国の全国紙・朝鮮日報が「マジか!」という国民の反応を紹介している。(2020/10/14)
「ベルリンの少女像撤去反対」 プラカード持つ尹美香に韓国ネット「マジか」
先月末、ドイツの首都ベルリンのミッテ区に韓国系の団体が慰安婦像を設置すると、日本がすぐドイツ外相などに撤去を要求すると、ミッテ区が像の撤去命令を出した。
この像には「第二次世界大戦時、日本軍はアジア・太平洋地域で女性を性奴隷として強制的に連行した」という歴史をわい曲する内容の碑文があったのだから、これで日本政府が黙って見過ごすのなら国民に税金を返しやがれ。
でもそのあと韓国側が巻き返しをはかり、裁判所に訴えて命令を無効化させることに成功し、像を撤去するかどうかはいまのところ裁判所の判断待ちという状態。
ちなみに上の記事によると、「韓国内では再び反日感情が高まっている」という状態でもある。
日本との全面対決を避けたい韓国政府は、像を守るために目立った動きをしなかった一方、韓国のネット上で「マジか」と驚かれた尹美香(ユン・ミヒャン)氏は像の保護に全力をかけた。
国会議員113人が「少女像を守ってほしい」とソウルのドイツ大使館に書簡を送ったのは、ユン氏の主導によるものだろう。
ユン氏は慰安婦を支援する韓国の「正義連」という市民団体の元理事長で、いまは与党の国会議員をしている。
慰安婦問題では圧倒的な影響力を持っていた人物で、いわば「ラスボス」だ。
でも30年のあいだ共に活動していた元慰安婦のイ・ヨンスさんから、正義連やユン・ミヒャンは慰安婦を利用して金を集めて自分のために使い、慰安婦のためには使わなかったと暴露され窮地におちいった。
いまユン氏は寄付金の横領や背任、詐欺など8件の容疑で起訴され、国内で猛烈な非難を受けている。
日本がドイツに慰安婦問題について説明したとき、この不正疑惑を伝えたことが像の撤去命令につながったから、ユン氏や正義連にとっては自業自得の痛いオウンゴールになった。
今回、ドイツに像を建てた背後にも正義連とユン氏がいて、韓国系団体のドイツ語版ホームページにはユン氏の「親日メディアと反政府団体が、寄付金を盗用した」という、韓国国民からしたら「マジか!」といようなヒドイ主張が載っている。
ユン・ミヒャン氏が慰安婦を利用して金を集め、不正会計疑惑をおこし、それを日本がドイツ側に伝えていったんは像の撤去命令が出た。
そのユン氏が、
「ベルリンよ、勇敢になれ! 平和の像はとどまらなければならない。ベルリンの平和の少女像を守れ、私たちはベルリンの平和の少女像撤去に反対します。私はベルリンの平和の少女像撤去に反対します」
と書かれたプラカードを持って自撮りをして、その写真を自身のSNSに何度も投稿したから国民があきれて怒った。
朝鮮日報が伝えるところではこのパフォーマンスに対して、韓国のネットではこんな否定的な意見が多かったという。
「日本が今回の少女像撤去をドイツに要請する際、尹美香の横領の事実を持ち出してドイツを説得したが、尹美香が抗議するとはどういうこと…はぁ…」
「お前たち(議員たち)のせいで純粋性まで色あせる」
「この人間どもは恥というのを知らないのか。少女像と(慰安婦犠牲者の)おばあさんたちをダシにして詐欺を働いたのなら自粛しろ」
「少女像守護-->尹美香守護-->民主党守護」
「尹美香、マジか(笑)」
「厚顔無恥」という四文字熟語は中国の古典「詩経」に由来するというから、きっと韓国にもあるだろう。
これが肉体化したのがユン・ミヒャン氏という人で、慰安婦につづいて今度はドイツの“少女像”騒ぎを利用し、反日感情をあおって、自分への批判をそらして支持率アップをねらった。
でもこれぐらいの堂々とした恥知らずでないと、韓国で政治家なんてしていられないかも。
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この像を利用した政治家を「ウソつきが!」と非難する癖に、この像を設置する動機となった運動そのものが嘘であることに思い当たらないのが不思議。
まあたぶん、その運動そのものを否定してしまったら、プライドがなくなってしまうとでも考えているのでしょうが・・・。でも民族の誇りは、他民族を侮蔑することによっては、決して得られるものじゃない。
ドイツにまで広まった・・