東南アジアの親日国・タイ。
そこに住む人たちは自由を愛していて、ムアング・タイ(自由の国)を自称していた。
そしてこの名前の下に各民族の統一をはかったことから、タイ(自由)という名称が民族名になったという。
そして1939年に国名がシャムからタイにかわって現在につづく。
くわしいことは東京都立図書館のホームページにある「タイ王国」を。
自由の国タイは解放感にあふれている。
ひとつ例を挙げればニューハーフの存在が社会で完っ全に認められ、受け入れられているから、ニューハーフをCAとして採用した航空会社があれば、選挙で勝って政治家になったニューハーフもいる。
その議員のご尊顔は「タイランド・ハイパーリンクス」で記事をどうぞ。
タイ・ナーン県には綺麗すぎるニューハーフの県議会議員がいた【TVウォッチング】
そんなタイでこのほど、最も美しいニューハーフを決定するコンテスト「Miss Tiffany’s Universe 2020」の結果が発表された。
ことしの頂点に立ったのは、クワンラダー・ルンロードアムパーさん。
(理由は知らんがニックネームはロック)。
ロックさんは2017年にもこのコンテストに参加したけど、残念ながらこのときは2位。
そのあと女優(!)をしながら臥薪嘗胆の思いで自分を磨きつづけて、今回タイで最高に美しいニューハーフになった。そりゃめでたい。
ロックさんはこれから、世界一美しいニューハーフを決めるミスコンテスト「Miss International Queen」に参戦するらしい。
今度の活躍を乞うご期待。
ロックこと、クワンラダー・ルンロードアムパーさんの自信に満ちた表情がこちら。
このニュースに日本のネットの反応は、「美しいのは認めるけどち〇ち〇生えてんだぜ」という下劣なものを除けばこんな感じだ。
・この人はちょっと男の要素が強いな
・多少男性的な要素が残ってた方が
絶世の美女っぽくなるらしいよ
・タイの夜に行ったら、良く見ないといけないな
・きれいとは思うけど喋りだしたら男なんでしょ
・最近の日本のミスなんちゃらより、好みだわー
・うちの嫁の100倍きれいだけど
うちの嫁はホンモノの女
うちの嫁の完勝
でも、こっちのロックさんの方が自然な印象で日本人受けするのでは?
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これが昨年のバトル
コロナウイルスの感染拡大が進んでいて、外国人の観光客の受け入れをストップしている最中でも、やらねばならないことがこの国にはある。
やっぱりタイには、日本にはない自由がある。
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「自由の国」とは、アメリカ人やフランス人がしばしば自国を紹介するのに使う表現ですが。
タイ王国とは、まんま「自由の王国」を意味する国名だったのですね。そりゃ性転換も自由なら、王様に対する辛辣な批判も自由なはずだわ。