最近のできごと
海外では、何がおこるかわかりません。
信号待ちの停車中に、窓ガラスをたたき割って貴重品を奪う。
南米やアフリカでは、よくあることです。
みなさんもご注意ください。
・・・・と思ったら、広島だった。
信号待ちの車の窓ガラスを石で割り、かばんを奪った男が逮捕されました。
住所不定・無職の玉尾幸成容疑者(46)は1日午前7時すぎ、広島県福山市の交差点で、信号待ちをしていた軽自動車の助手席の窓を石を投げつけて割り、現金約3万円や携帯電話などが入ったかばんを奪った疑いです。玉尾容疑者は走って逃げましたが、近くにいた人に取り押さえられました。玉尾容疑者の所持金は300円余りで、容疑を認めているということです。
外国でこんな場面を見かけても、犯人を取り押さえることなんて考えない方がいいです。
銃を持っていたら、撃たれるから。
今のタイで、日本のラーメンは人気がある。
一時的な流行ではなくて、ラーメンはタイ人の食生活に一部になっているという。
なんでタイでは、日本のラーメンがそんなに人気になったのか?
タイ人のガイドや友人に話を聞くと、次の3つの理由があった。
・もともと、タイ人は麺料理になじみがあった。
・ラーメンは、タイの食文化に合っていた。
・日本のブランドイメージが良い。
なじみがあったことは前回書いたので、今回は「タイの食文化に合っていた」ということを書いていきたいと思う。
外国からきた新しい食べ物がその国で受け入れられるかどうかは、「その国の食文化に合っているか?」ということが重要になる。
重要というより、その国の食文化に合っていなかったら手をつけようとしないだろう。
流行の絶対条件といっていい。
たとえば、韓国の犬料理がそう。
犬を食べる食文化のない日本では、この韓国料理は絶対に流行しないと断言できる。
いくら韓流や韓国が大好きという日本人でも、犬肉料理を日常的に食べたいと思う人は本当に少ないはず。
現実的には、「そんな日本人はいない」と言い切っていいだろう。
「韓国文化が大好き」という人でも、結局は日本の文化の範囲内で韓国文化を楽しんでいるのだから。
日本で犬肉料理が流行らないことを考えれば、ある国で新しい料理が人気になるかどうかは、その国の食文化に合っているということが絶対に必要な条件になる。
ビビンバやチヂミといった韓国料理は日本でも人気がある。
日本の食文化に合っているから。
日本の文化に合わない韓流は、流行ることはない。
この逆も同じ。
韓国の文化に合わない日本文化が、韓国で流行することはないはず。
まあ、意図的に日本の文化を広めないようにする動きもありますけどね。
ちなみに韓国の犬肉料理は以前に比べると少なくなった。
けれど今でも残ってはいる。
韓国の犬食の習慣については産経新聞のコラムにくわしい。
日本人の常識から考えれば俄(にわか)には信じがたいのですが、韓国ではいまだにイヌを食用として食べる習慣があるそうです。恐ろしいことに、毎年、250万匹~300万匹のイヌが食用として殺されているといいます。
韓国では毎年、7月~8月にかけて、暑気払い&滋養強壮を目的に犬肉をたらふく食べるという「Bok Nal(ボクナル=犬肉スープ祭)」が催され、そこで年間の犬肉消費量の60%~80%、つまり100万匹以上が、みんなのスープになるため殺されてしまうため
食文化について外国からいろいろ言われると、反発したくなる。
韓国には韓国の言い分がある。
それでも“犬喰い文化”は今も残っており、韓国では欧米側の非難に対し“牛や豚を食べるのと何が違うのだ”との声も根強くあります。
「牛や豚を食べてよくて、犬を食べてはいけない理由はなにか?」
犬肉が好きな韓国人としては、欧米にそう言いたくもなる気持ちは分かる。
韓国の犬食について興味がある人は、こちらもどうぞ。
“犬喰い”韓国…ネコも生きたまま煮込み精力スープに! あり得ない“残虐食文化”めぐる世界の動き(1)
アメリカ人やイギリス人に言わせると、「なんで日本のピザにはコーンが乗ってるの?」と不思議に思うらしい。
ピザにコーンというトッピングは、欧米ではありえないという。
さて、ある国で外国から新しい食べ物が来た場合、その国の食文化に合っていなかったら、その食べ物は絶対に流行ることはない。
ということは、日本で犬肉料理が絶対に人気が出ないということから、分かると思う。
タイ人が日本のラーメンを好きな理由として、「牛肉を使っていないから」ということを言っていたタイ人がいた。
タイにはタイの食文化がある。
タイでは、牛肉を食べないタイ人がけっこういる。
私も詳しい方ではないですが、牛肉を食べないとされている宗教は知っていました。ただタイに来て驚いたことは、仏教徒で牛肉を食べませんという方が多くいることです。
タイは95%が仏教徒だと言われています。
なんで牛肉を食べないタイ人がいるのか?
この理由は、人よって言うことが違う。
友人のタイ人で牛肉を食べないという人がいて、彼の場合は家族が食べなかったから自分も食べなくなったという。
彼は、家族が牛肉を食べない理由を知らない。
タイ人のガイドは、「観音様」と関係があるという。
「観音菩薩の乗り物が牛だから、神様の乗り物である牛を食べることはできないのです」と言っていた。
観音菩薩ということは、中国系のタイ人の考え方だろう。
タイの仏教(上座部仏教)に、観音菩薩は関係がない。
理由ははっきりしないけど、とにかく牛肉を食べないというタイ人は多い。
その点、ラーメンは問題がない。
ラーメンを作るのに、牛肉はいらない。
豚や鶏の肉や骨の方があればいい。
豚や鶏なら、タイ人の食文化にも合っている。
だから、ラーメンがタイ人にとって新しい食べ物であっても、抵抗なく食べることができる。
ラーメンという食べ物は、タイ人の食文化に合っている。
さらに味もおいしい。
だからラーメンがタイで爆発的に流行したのだろう。
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