日本にはなくて、世界の多くの国にある重要な日がこれ。
Today is Independence day.
the tradition in Trinidad is to watch the Independence day parade in the morning and view the fireworks show later at night.
今日は独立記念日です。
トリニダードでは伝統的に、朝は独立記念日のパレードを見て夜には花火を見ます。
中米・カリブ海に浮かぶトリニダード・トバゴは、1962年8月31日にイギリスから独立したから、この日が独立記念日になっている。
この日は国民が国の誕生を祝ったり、いろんな苦労を乗りこえてきた先人に感謝や敬意の気持ちを示すとても重要な日。
同じ8月の15日はインドと韓国の独立記念日だ。
日本にとっては終戦記念日でハッピーとは無縁の日だけど、韓国では1945年のこの日に日本統治が終わり、光(主権)が戻ってきたことから、「8・15 光復節」という祝日になっている。
異民族に支配されたことのない日本には、それ自体はとてもメデタイことなんだが、世界中の国にあって国民が大事にしている独立記念日がない。
でも、安心してほしい。
その代わり、日本には「建国記念の日」がある。
きょう2月11日は、現在まで続く国の始まりに目を向けて、いろいろな苦労に耐えて乗り越えてきたご先祖さまに、敬意や感謝の気持ちを表す大切な日。
意義としては諸外国の独立記念日と同じだから、世界市民の一人としても「建国記念の日」を祝うことは重要だ。
そんなことで岸田首相が、「建国記念の日」を迎えるに当たっての内閣総理大臣メッセージ でこう訴えた。
「国民一人一人が、遠く我が国の成り立ちをしのび、今日に至るまでの先人の努力に思いをはせ、さらなる国の発展を願う国民の祝日です。」
日本の成り立ちとは、一体どのぐらい遠いのか?
紀元前660年2月11日に、初代天皇である神武天皇が橿原宮で即位したと日本書紀に記されていて、これが日本の始まりになっているから、2700年ほど離れている。
その遠さから、現在まで続く国の中で日本は「世界最古の国」ともいわれることもあって、これがそのまま、諸外国にはある独立記念日が日本にはない理由にもなっている。
だからこそ原点回帰、国の始まりに思いを寄せて、先人の苦労に深く感謝する「建国記念の日」は日本人にとって超重要な日。
「Today is Independence day」と言うことはできないけど、「Today is National Foundation Day」となら言える。
なんなら外国のように、パレードや花火をして祝ってもいいめでたい日。
こんな記事もどうぞ。
コメントを残す