【旭日旗追放】反日活動家と“同レベル”だった、韓国文政権

 

「あまりのクソ試合に怒髪天をつきました。」

きのう行われた野球の日韓戦で、「13-4」と想像を超える負けっぷりを見せた韓国代表に、SNSで韓国人が日本語でこんなコメントをした。
日本と韓国がスポーツで戦うと、メディアはよく「宿命のライバル」「運命の一戦」と盛り上げるから、見ている側はどうしても熱くなる。
でも、これとはまったく別の戦いをする人もいた。

中央日報の記事(2023.03.09)

「WBCで旭日旗応援問題ない」という日本の報道に…徐ギョン徳教授「また世界的に恥かかせる」

韓国では「大学教授」、日本のウィキベテアでは「韓国の民族主義者、反日活動家、反日ビジネス活動家」と紹介されているソ・ギョンドクさんは相変わらず元気そうだ。

でも残念ながら、日本では旭日のデザインはめでたいことの象徴として、昔から親しまれてきて、いまでは日本の伝統文化として定着しているのだ。

 

 

だからワールドベースボールクラシック(WBC)で、大会側は旭日旗を問題視しないし、応援で使うことも禁止していない。
そう日本のメディアが報道すると、ソさんはこうお怒りだ。

「日本の主要スポーツメディアまで旭日旗応援の正当性を主張するのは過去に日本が犯した侵略戦争の歴史を否定する行為」

そんなことでソさんは、もし応援席で旭日旗を見つけたらWBC側に告発すると同時に、それはナチスのハーケンクロイツと同じ『戦犯旗』であることを海外の記者団に伝えて、「全世界に広く知らせる良い契機にする」と意気込んでいる。
WBCを野球大会ではなくて、「戦犯旗禁止キャンペーン」にしてしまうところが韓国の反日活動家と言われるゆえん。
(日の丸があるから、あえて旭日旗で応援する必要もないと個人的には思う。)

 

「世界的に恥かかせる」ということだったんだが、2022年に旭日旗を掲げる海上自衛隊を歓迎した イギリス海軍(Royal Navy)は、特にそんなことを感じていないようだ。

海外の一般的な反応は「戦犯旗」ではなく「Konnichiwa」だ。

 

民族主義者で反日ビジネス活動家ならともかく、政府までそんなことをするからオソロシイ。

 

 

2020年の東京オリンピックに向けて、韓国政府が公式に旭日旗を「憎悪の旗」と表現し、バン(使用禁止)を求めたから日本が大反発してニュースになる。

朝日新聞の記事(2019年12月10日)

韓国政府「旭日旗は憎悪の旗」 公式SNSで使用に反対

「旭日旗は侵略の旗であり憎悪の旗で、五輪で使ってはならない。共に声を上げてください。」

政府がそうやって国民に呼びかけるから、日本では「あまりのクソ投稿に怒髪天をつきました」という声が噴出する。
文政権はその前年にも、“旭日旗追放”を訴えて日本を刺激した。

産経新聞の社説(2018/10/11)

韓国政府が旭日旗排斥に乗り出した影響は深刻だ。日本は、国旗に準ずる重要な旗を敵視するような国の政府や軍と、まともな安全保障協力などできない。

旭日旗の掲揚 日本の「誇り」は譲れない

国旗に準じる旗をどう扱うかは主権にかかわる問題で、他国が指図していいわけない。

 

でも、去年そんな文政権が消えて、日韓関係を重視する尹政権になったいまは、もう「旭日旗は憎悪の旗。共に声を上げてください」なんて投稿はなくなった。
少なくともWBCではない。
いま思えば旭日旗については、文政権も反日活動家とやってることはあまり変わらなかった。

 

 

近くて遠い日本と韓国 「目次」 ①

近くて遠い日本と韓国 「目次」 ②

近くて遠い日本と韓国 「目次」 ③

若い在日韓国人が考える、国内の「反日」の現状と原因

「旭日旗はハーケンクロイツだ!」をドイツ人はどう思う?

 

2 件のコメント

  • 徐 坰徳さんが国際イベントのたびに旭日旗反対キャンペーンを繰り広げる姿を見るたびに、同じ韓国人として恥ずかしいです。しかし、一般的な韓国人にとって徐さんのあんな行動は大きな反響を得ます。旭日旗=軍国主義日本という等式が韓国人に刻印されているからです。
    韓国で行われてきた左派理念教育の力ですね。それに、韓国のマスコミも皆旭日旗を戦犯旗と認識していて、旭日旗に対する世界的常識に背を向けています。それで徐さんは韓国人のほとんどに”愛国者”と認識されています。旭日旗に対する正しい常識が韓国人に認識されるためには、今後も多くの難関が待っています。

  • 旭日旗については、韓国の外務大臣や防衛大臣が困っているように見えます。
    でも、旭日旗が無くなっていちばん困るのは徐 坰徳さんでしょう。

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    今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。