はじめの一言
*明治時代の日本のについて
「日本は邁進をはじめるや、失われた時をうめあわせ、ヨーロッパ諸国に追いつき、彼らを打ちまかした(ネルー)」
「日本賛辞の至言33撰 ごま書房」
ネルー
マハトマ・ガンディーとともにインド独立運動の最も著名な指導者となり、1947年に独立を達成したインドの初代首相に就任した。
国際政治では「第三世界」の中心的人物として注目された。国内の経済政策では計画経済を推進したが、成功を収めるには至らず、晩年に行き詰まりを見せる中、死亡した。
(ウィキペディア)
今回の内容
・「~スタン」という言葉の意味
・ジョードプル(ブルーシティ:青の街)
・「~スタン」という言葉の意味
ボクがデリーからジョードプルまで列車で移動したときは、12時間ぐらいかかったと思う。
ジョードプルは、「ラジャスターン州」という州にある都市。
インドでもっとも大きな州で、面積は「342,236 km²」もある。
日本の面積が「378,000 km²」だから、だいたいそれと同じ。
1つの州の面積が日本と同じぐらいというのは、さすが大国インド。
この地図にはラジャスターンの他に、パキスタンとアフガニスタンの国名が見える。
この上の中央アジアには、 ウズベキスタン、タジキスタン、トルクメニスタンの国がある。
旅行者の間では、この辺を「スタン系の国」と言うらしい。
この「スタン」とはなにか?
スターン (-stān、ـستان) は、ペルシアの文化的な影響の強い中央アジアから中東にかけて国や地方の名称を形成する語尾(地名接尾辞)として用いられるペルシア語由来の言葉。
(ウィキペディア)
スタンという言葉は、ペルシア語由来の言葉で「~の土地」という意味になるという。
ラジャスターンは、ウィキペディアによると「ラージプート族の地」の意味になっている。
でも、「ラジャ」はマハラジャのラジャで「王」の意味だから、「ラージプート族の王たちの地」といった方が正確な気がする。
ジョードプルの子どもだち
・ブルーシティ(青の街)
このラジャスターン州に、ジョードプルがある。
ジョードプル
インドのラージャスターン州の都市である。 旧市街の家屋の壁が青く塗られている事から、愛称ブルーシティーと呼ばれる。ジョードプルはラージャスターン州で二番目に大きい都市で、人口は約127万人(2014年)。 一年中、晴れた天気が多いためサンシティーとも呼ばれてる。
(ウィキペディア)
「ジョードプル」の「プル」は、サンスクリット語で「都市」という意味。
インドでは「~プル」という都市名が多い。
プシュカル、ジャイプルなど。
シンガポールの「ポール」も、もとはこの「プル」になる。
「シンガ」はライオンだから「ライオン・シティ(ライオンの都市)」という意味。
タイの「シンハビール」の「シンハ」も、同じく「ライオン」という意味。
このジョードプルが日本人の旅行者の間で有名なのは、人気漫画「ワンピース」の舞台(アラバスタ編)になったと言われているから。
メヘラーンガル城砦が漫画『 ONE PIECE』のアラバスタ城のモデルになった。(ウィキペディア)
ワンピースのアラバスタ編は見たことないけど、ジョードプルにある大砲や時計塔もワンピースに登場しているらしい。
ジョードプルの時計塔
ワンピースに出てくる時計塔に似ている。
他にも、このジョードプルは「バスタード」という漫画の舞台にもなったと聞いたことがある。
ネットで検索してもそれは出てこなかったけどね。
次回は、この写真に見えているメヘランガール城について書きます。
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