今回は英語の問題からはじめます。
次の英文を日本語にしてください。
A friend in need is a friend indeed.
答えは、「まさかの時の友こそ真の友」。
学校でこの言葉を習った人も多いと思う。
では続いて第二問。
日本にとって、そんな真の友とはどこか?
この答えはいろいろあるけれど、鉄板は「台湾」だ。
東日本大震災や熊本地震のときに、台湾の人たちは驚くほど多くの義援金を日本語に送ってくれた。
日本人はこのときの恩を忘れない。
今年2月、台湾で地震が起きたときは、すぐに「#台湾加油」のハッシュタグがつくられ、「今度は日本の番だ」と支援の輪が広がった。
「台湾加油」はいまや日本語になっていて、ネット辞典にも載っている。
台湾加油とは、日本語で「がんばれ台湾」という意味である。
台湾の大学
いま東京の上野公園で、「Taiwan Plus 2018 文化台湾」が開かれている。
台湾の食べ物や音楽などを紹介するイベントで、そこに行けばどんな夢もかなうという。
そんな遥かな世界が上野にあるらしい。
ただし、23日まで。
フォーカス台湾の記事(2018/09/22)で、代表者が日本と台湾は「本当の友人」だとアピールしている。
開幕式では、台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表(大使に相当)が、台湾と日本は非常に親しく、困難があれば助け合う「本当の友人」だと強調。
異議なし。
2017年に日本を訪れた台湾人の数は462万人。
でも、台湾を訪れた日本人は、その半分以下の190万人しかいない。
今年2018年には、訪台日本人の数を200万人以上にしたいという。
台湾加油。
このイベントには、そのきっかけ作りの目的もある。
ネットを見ると、反応は上々だ。
・食べ物も美味しいし
今度、台湾に行きますね
・ありが台湾
・これか 都営地下鉄の台北観光ポスターが二枚になった訳が
・東日本大震災の恩を忘れない
台湾も災害多いからちゃんと返していこう
・何かあった時に、心配してくれる友人がいるっていいね
・台湾は友達ではない。家族だと思ってます。
台湾に受けた恩は一生忘れません。
・台湾は仕事で何回か行ったけど、親日がすごく多くて嬉しかったな
コンビニのにおいだけは苦手だったけど
・これはいいイベントだ。
もっと早くに知りたかった。
このイベントが静岡県で開かれてたら、ボクも行ったのに。
台湾の中学校の体育館
上のコメントにもあったけど、日本人は東日本大震災での恩を忘れてはいない。
いまでも「ありが台湾」の気持ちを持ち続けている。
ということで少し前に、日本の技術チームが無償で台湾の道路を調査している。
フォーカス台湾のツイートにある作業車には、日の丸と台湾の旗の間に「謝謝(ありがとう)台湾」という文字が見える。
これで台湾の街を走るなんて、胸と目頭が熱くなる。
震災時の支援に感謝 日本の技術チームが台湾で道路の健康診断https://t.co/pCr10U0SPH
高雄市政府の幹部職員によると、東日本大震災や2年前の熊本地震などに対する台湾の支援に感謝したいと、今年5月に調査の申し入れがあったという。台北市、花蓮県でも調査が実施される予定。 pic.twitter.com/EXi7yXsm0u
— 台湾ニュース@中央社フォーカス台湾 (@focustaiwanjapa) 2018年9月21日
日本にとっての「A friend in need is a friend indeed」は、間違いなく台湾だ。
時間のある人は「Taiwan Plus 2018 文化台湾」へ行ってみよう。
上野には日本の友人が待っている。
くわしくはオフィシャルサイトをどうぞ。
ちなみに、いま浜松市民が台北市に行くと、記念品がもらえるのであった。
ただし先着200セットまで。
でも、このキャンペーンを知ってる浜松市民はきっと200人もいない。
チャンスはある!
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