いま日本人にとって最も好感度の低い国、つまり1番嫌いな国は北朝鮮だった。
日本経済新聞の記事(2019/1/21)にそのことが書いてある。
周辺国への好感度低く 中国「嫌い」7割 本社郵送世論調査
*これは有料記事ですよ。
これは昨年10~11月に、日経リサーチが日本人を対象に「各国・地域への友好意識」に関するアンケートを行った結果による。
この調査で、「嫌い」「どちらかといえば嫌い」と答えた人が82%で、ワースト1位になってしまったのが北朝鮮。
その理由はなにか?
日本経済新聞は、「北朝鮮は米国と非核化交渉の動きをみせるが、核・ミサイル開発の脅威は消えていない」と指摘している。
次の国は中国(76%)。
やっぱり、南シナ海への進出や尖閣諸島問題などの影響が大きかったか?
嫌いな国3位は韓国(61%)。
北朝鮮と中国に比べれば、日本人の「嫌い度」には大きな差がある。
なんだかんだ言って、日本人の若い層で韓流は人気がある。
去年の紅白にはTWICEが出たし、祭りの屋台ではハングル文字を見たし。
いまの日本では、世代が上がるほど韓国を嫌いになる割合も上がっている。
とくに60歳代では、約7割が韓国に対して否定的な見方をしている。
政治に関心がある層では、韓国嫌いが多いのだろう。
でも、それは分かる。
文大統領は反日的な言動ばかりして、嫌韓日本人を鋭意生産中だから。
そういえば最近、アエラにこんな記事(1/23)があった。
親の“嫌韓発言”に子どもは…「韓国への感情」で親子のすれ違い〈AERA〉
「韓国人はいつまで日本に謝れと言うんだ。バカだな本当に」といった父の“嫌韓発言”に大学生の娘が反発して、家庭内の空気ギクシャクしてしまったという。
なるほど。でもこれは実話か?
参考までに、日経新聞のこの記事(2019/1/21)のことも書いておこう。
「信頼できる」は自衛隊がトップ 本社郵送世論調査
この記事によると、いまの日本では若い人ほどマスコミを信用していない。
マスコミを「信頼できない」と答えた人の割合が70歳以上で20%台、60歳代が34%、50歳代が41%、40歳代が47%で、30歳代では58%と続く。
そして18~20歳代で「信頼できない」と答えた人の割合は60%と最も高い。
単純にこの2つの調査結果を重ねると、ネットで情報を手に入れる人には韓国好きが多くて、新聞やテレビなどで情報を入手する人には韓国嫌いが多いということか。
ただこの調査は去年の10~11月に行われたものだから、まだ「レーダー照射問題」は起きていない。
いまアンケートをしたら、韓国と中国の順位が入れ替わるかも。
ちなみに、嫌いな国4位がロシア(57%)で、5位がフィリピン(21%)という結果だった。
こうみると、ワースト5位と4位以上の差がかなり開いていることが分かる。
北朝鮮・中国・韓国・ロシアがとくに嫌われているようだ。
個人的には、中国の好感度がこんなにも低いとは思わなかった。
「反日」でいえば、いまの中国は文政権の韓国とは比べられないほど穏やかだし、安倍首相ともいい関係を築いている。
訪日外国人の中でも中国人が一番多くて、日本にたくさんお金を落としてくれている。
韓流ファンのような一定の支持層がないのがイタイか。
この調査で、日本人が最も好きな国に選ばれたのはイギリスとオーストラリア。
両国とも、「好き」「どちらかといえば好き」と答えたが72%になっている。
以下、3位フランス(71%)、4位イタリア(69%)で、5位はアメリカは5位(67%)という結果。
やっぱり日本人は欧米が好きだった。
遠くにあるほど好感度が上がるらしい。
おまけ
日本人の嫌いな国3位は韓国だったのだけど、これは、去年韓国が行った調査よりはいい。
この調査では、日本が韓国で最も「好感の持てない国」、つまり嫌いな国の1位に選ばれている。
くわしいことはレコードチャイナの記事(2018年5月2日)をどうぞ。
「日本が1位?信じられない」=韓国人が嫌う国の調査結果に、韓国ネットから疑問の声
その理由はやっぱり歴史と領土。
「過去の歴史をわい曲する歴史意識」(86.1%)、「植民地支配の歴史」(44.9%)、「独島領有権主張」(41.0%)という順。
まあ、順位も理由も知ってました。
この調査もいま行ったら、日本はきっと1位からダントツ1位になる。
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