日韓関係は“反日”抜きで。学生交流の成功例と最悪の失敗例

 

いま日韓関係は戦後最悪なんて言われている。
本当か?と思ってウィキペディアで「日韓関係」を見てみたら、問題だらけでわらった。

 

 

いまの最大の問題は「徴用工訴訟」で間違いない。
この不幸は韓国側が日本との合意と国際法を破ったことで始まったことだから、問題を起こした側が解決しないといけない。
韓国、グッドラック。

 

でも、それはそれこれ。
そういう困難なときだからこそ、交流は続けないといけないと言う鄭英美(チョンヨンミ)さんという准教授が九州共立大にいて、西日本新聞が記事(1/23)にしていた。

「こんな時期こそ」日韓学生が相互訪問 橋渡しした准教授の思い

はじめは韓国側から交流中止の打診があったけど、この准教授が「若い学生たちが日韓の懸け橋に」という思いで説得して交流が行われることとなる。

理由はよく分からないけど、交流会は北九州市にあるカラオケ店で開かれて、日韓の大学生はスマホの翻訳アプリを使って「日本ではどんな子がもてるの?」なんて恋愛事情や音楽などの会話を楽しんだという。
まあ韓国人もカラオケは好きだから、アイスブレーキングのつもりか。

 

もちろんそれだけじゃなくて、日韓の学生でフットサルやバスケットボールをして体育教育についての研究発表したとか。
でも、やっぱり日本人と韓国人は価値観が違う。2泊3日の交流を行ったけど、最後はけんか別れに終わった。
ということはなく、 参加した日本人学生は「日本人を嫌っているのは、ごく一部の韓国人だけだ」と言い、記事の最後はお約束のハッピーエンド。

当初は「韓国の印象は良くなかった」と言うゼミ生も、交流を通じて認識が変わったと明かす。鄭さんは「直接触れ合えば分かり合えることは多い。互いの素顔を知ることが友好につながる」と言葉に力を込めた。

 

一緒にカラオケや恋愛トーク、スポーツをするのなら、戦後最悪の関係でも楽しい交流ができる。
でもこれに「反日」が加わると一転して、参加者の心に一生忘れられない傷を残し、する価値もなかったシロモノになってしまうこともあるのだ。
そんな最悪の日韓学生交流を次に紹介しようと思う。

 

 

いまから20年ほどまえ、1999年に韓国の学生が東京へ行って日韓学生交流が開かれた。
このとき(よせばいいのに)歴史問題を討論する機会があって、日本の学生が選んだテーマは、1998年の金大中大統領と小渕恵三首相が交わした「21世紀のパートナーシップ」だった。
これは過去の日韓関係を総括して、現在の友好協力を再確認するという日本人が好きそうなもの。

これに対して韓国の学生が選んだテーマは「従軍慰安婦問題」。
はい。カオスの予感がしますね。

この学生交流に参加した朝鮮日報の記者が、当時をふり返ってコラム(2016/01/04)にこう書いた。

討論は支離滅裂だった。日本の学生たちの「私たちは責任認定も補償もすべて行った」との言葉に感情が高ぶり、「あなたたちがああいう目に遭ったと考えてみてよ。あれで済んだと思えるの?」と問い掛けた。

すると突然、日本の女子学生の一人が冷たい床で土下座を始めた。「こうすれば気が済むの?」と。

「日本から謝罪を受ける韓国の意志と戦略」

 

これには韓国人学生もビックリ。
記者はこのとき、日本の学生がこんな行動にでるとまったく想像していなかった。
交流の続きがどうなったのか、コラムには一切書いてない。
「とても気まずくなった」とかそんな安っぽいレベルじゃなくて、とてつもない空気だったはず。
記者はあーだこーだ書いて、このとき慰安婦問題を持ち出したことは「間違いだった」と結論付ける。

 

友好を深めることが目的の日韓学生交流で、「従軍慰安婦問題」の討論なんてするべきではなかったのだ。
日本人の女子学生が土下座する交流なんてまったく価値がない。
一緒に歌を歌ったりフットサルを楽しめば、「分かり合えることは多い」というハッピーエンドになったはず。
これはつまり、反日さえなかったら、日韓は近づけるということだ。

ただ、日本人の学生は「日本人を嫌っているのは、ごく一部の韓国人だけだ」と言うけど、すべての韓国人が「あれで済んだと思えるの?」という教育を受けているのはまず間違いない。
日韓関係はやっぱりむずかしい。

 

 

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2 件のコメント

  • シンシアリーさんみたいな親日的な人が一部の人であり、大多数の人が反日となってしまうような教育を受けているということを理解した上で、交流はなされるべきであると考えます。
    私的には、その韓国の価値観を知った上ではあえて交流はしたいとは思えず、喧嘩する必要はありませんがよく言われる丁寧な無視や非韓三原則(助けるな・教えるな・関わるな)でいいのではと思います。

  • 私には韓国人の友人がいて付き合いがあるのですが、反日を抜きにすれば他の外国人と変わりません。
    もちろん交流は任意で義務ではないですから、強要しませんが。
    政治や歴史は別で、不当な要求は無視して歴史わい曲には反論することが大事だと思ってます。

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    今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。