ロシア人とリトアニア人から聞いた日本の話②宗教・お茶・花

 

すこし前、日本の大学に通うロシア人女性とリトアニア人の男女、計3人と一緒に神奈川県にある金時山へハイキングに行ってきた。
ということで今回は、彼らから聞いた日本の話を書いていこうと思う。

*これは今後の記事のための自分用のメモなので、その点はご承知おきを。

 

まずはロシアとリトアニアの位置を確認しておこう。

 

 

 

・金時山には「乙女峠」や「乙女道路」という、悲しい由来の地名がある。
むかしむかし、山のふもとに住んでいた娘が父の病気を治すために、この山にあるお地蔵様に通って回復を祈願した。
でも娘は家へ帰る途中、雪の中で亡くなってしまった。
それを悲しんだ地元の人がその霊をなぐさめるために、「乙女峠」と呼ぶようになったという。

まったく予想してなかった話にロシア人はちょっと引き顔になって、「日本の神道では特別な人間は死んだら神になると聞いた。その娘のために神社が建てられたのか?」と聞いてくる。
「ここでそんな話は知らないけど、ひょっとしたら祠ぐらいはあるかもしれない。キリスト教にもこんな考え方はある?」とたずねたら、特別すばらしい人間は聖人として尊敬されることがあるという。
それはロシア正教会だけではなく、カトリック教会にもあるとリトアニア人が言う。

 

・日本人に比べたら、ロシア人は自転車に乗らない。
国土が広いから(日本の約45倍で世界一大きい)、都市での移動は地下鉄やバスを使っている。
それに冬が長くて路面も凍結していることが多いから、ロシアで自転車は移動手段として向いていない。
サイクリングなどの楽しみやスポーツで乗る。
このロシア人が人生で初めて自転車に乗ったのは、日本に来てからかもしれない。

 

・登山の休憩中、ロシア人が紅茶を飲んでいた。
「茶」を日本語でチャ、ロシア語でチャイ(чай)ということを知ったリトアニア人が「ロシア語と日本語には共通点あるの?」と驚く。
チャは中国語の発音だからこうなっただけで、日本語が由来ではない。
ちなみにリトアニア語で茶はアルバタ(arbata)と言う。

 

・東京五輪のための聖火がギリシャから日本へ到着するも、お披露目となった宮城県で聖火が消えるハプニングが発生。
それを聞いたリトアニア人は「バッドサイン」と笑う。
こういうことを不吉の前兆とする見方はきっと世界共通。

 

 

・金時山を登っているとき、リトアニア人が上の小さな花を発見。
北極に近いリトアニアの冬は長くて寒くて、ときには-15度にも達する。
そんなリトアニアと日本は気候がぜんぜん違うけど、この花は母国にもあって春を告げる花だから、遠い異国でこれを見られて親近感を覚えたし少しうれしいという。

日本人にとっては桜のようなものかも。

 

・リトアニア人が初めて覚えた日本語は「たまご」。
理由は、子供のころゲームの「たまごっち」にはまっていたから。
このゲームはリトアニアで人気だったらしい。
先に言葉を覚えて、あとで「たまご」の意味を知ったという。

今回はここまで。

ロシア人とリトアニア人から聞いた日本の話①秋田・アニメ・水

 

 

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今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。