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日本とソ連の「食人飢餓の地獄」天明の飢饉とホロドモール
ここは「川底」。 乾季で雨が降らず、干上がっている。 (アフリカのマリ) まずは簡単に前回の内容を。 2015年にアメリカの雑誌「TIME」が「人類史上のお金持ちランキング」というものを発表した。 上位10人はこんな感じ。 人類... -
スターリン:平等な社会(共産主義)を約束する人類5位の金持ち
はじめの一言 「物乞いの人にたいしてけっしてひどい言葉が言われないことは、見ていて良いものです。そしてその物乞いたちも、砂丘の灰色の雑草のごとく貧しいとはいえ、絶望や汚穢や不幸の様相はないでのです(メアリ 明治時代)」 「逝きし日の... -
世界一じゃないよ、「人類史上最高の金持ち」を知ってるかい?
西アフリカに「マリ」という国がある。 そこにはかつて「マンサ・ムーサ」という大王がいた。 語感だけなら「サマンサタバサ」に似ているマンサ・ムーサは、熱心なイスラーム教徒だった。 現在のマリ人の約90%がイスラーム教徒である理由は、こ... -
これぞ本物のアフリカ人、伝統的な社会で生きるマリのドゴン族
「本当の日本」とはなにか? これにはいろんな答えがある。 でも、たとえばこんなのはどうだろう? 日本から外国の要素を取りのぞいて残ったものが、「本当の日本」。 日本からアメリカ・ヨーロッパ・中国といった外国の思想や文化を取りの... -
イスラム教とヨーロッパの影響をぬくと、本来のアフリカが見える
はじめの一言 「下層の連中は自分の性格に枷をはめるような真似はしない。煙管を吹かしながら湯沸かしののった長火鉢のまわりに集まると、口々から冗談が飛び交い、悪意のないからかいが始まる。 こうして皮肉を浴びせ合っても、誰もむかっ腹を立て... -
韓国との歴史(慰安婦)問題:未来の日本人には、謝罪させない。
はじめの一言 *団欒は「だんらん」 「忙しい一日の仕事は終わり、夜になって楽しそうに団欒しているのが目に入ってくる。(スエンソン 幕末)」 「日本絶賛語録 小学館」 最近、慰安婦問題についての記事を書いている。 その理由... -
慰安婦問題でのボクの反省・自分の考えをもつ具体的な方法
はじめの一言 *中国人から見た日本 「元日の松飾り、ヒナ祭りから端午の鯉のぼり、七月七日の星祭り、七月なかばの盆踊りや、さては九月九日のクリ餅など、もともと中国の年中行事の受け売りではあるが、日本人の手にかかると非常に意味の深い国民... -
従軍慰安婦問題での日本の責任。「日本軍の強制連行」という誤報
はじめの一言 「私は日本と日本人のダイナミズムを体感したのです。人々が、国の再建と経済を発展させるために献身的に尽くす光景は、今もまぶたに焼きついています (マハティール・モハメド 昭和)」 「日本賛辞の至言33撰 ごま書房」 ... -
日韓友好はいいけど、韓国の歴史教科書や新聞記事に問題アリ
はじめの一言 「日本には測り知れない富をもち、半ば飢えた階級の人々の上に金権をふるう工業の支配者は存在しない(シーボルト 江戸時代)」 「逝きし日の面影 平凡社」 前回の記事で、こんなことを書いた。 韓国が「歴史的事実」... -
日韓の歴史認識問題、日本人の努力で一致できる部分もある。
はじめの一言 *鎌倉の海浜で見た綱漁の様子について 「美しい眺めですー(中略)子供ばかりではなく、漁に出る男のいないあわれな後家も、息子をなくした老人たちも、漁師のまわりに集まり、彼らがくれるものを入れる小さな鉢や籠をさし出すのです...