アメリカの名門ハーバード大学の教授が、日本軍にいた慰安婦は性売買を強要された性奴隷ではなかったという、「韓国の真実」を否定する内容の論文を発表した。
問題は日本政府や朝鮮総督府ではなくて、不正な方法で女性を慰安婦にした業者たちにあると教授は指摘。
産経新聞は「研究の意義は大きい」と高く評価する一方、「慰安婦=性奴隷」説に傷を付けられた韓国社会は沸騰し、女性歌手ハ・リスさんはこう吐き捨てた。
中央日報の記事(2021/2/2)
「社会的に世界的に成功して有名な大学の教授だから何だというのだ」とコメントした。
そして「書いた論文が、酒を飲んで吐いた吐瀉物よりも臭くて、お腹が痛くて数日ぶりに行ったトイレで出した便の臭いより汚い」とし「他の人の心に汚く席を占めて、誤解と推測と、時には暴力を作り出し、憎しみを起こすだろう…悪魔のようなもの…」と続けた。韓国歌手ハ・リス、「慰安婦売春」米国教授に「表現の自由に対して責任取るべき」
悪魔のようなもの、か。
だが待ってほしい。
この米教授に対する最も有効な反論は、具体的な根拠を添えて、慰安婦が日本軍の性奴隷だった事実を証明することだ。
でもそれができない。
だから、「数日ぶりに行ったトイレで出した便の臭いより汚い」としか言えない。
「表現の自由に対して責任取るべき」なのは一体どっちなのか。
「多くの少女が日本軍に強制連行された」という韓国社会の常識を否定し、名誉毀損(きそん)の罪で訴えられて、4年前に有罪判決を受けた朴裕河(パク・ユハ)という韓国の教授がいる。
この判決は民主主義や学問の自由を否定するもので、日本では考えられないものだった。
毎日新聞の社説(2017年10月30日)
感情論や政治性を排した歴史研究は不幸な過去を繰り返さないために重要だ。世論の反発が強い分野でこそ、学問や表現の自由は守られなければならない。
朴裕河教授に逆転有罪 学問の自由を侵す判断だ
この判決からも「慰安婦は日本軍に強制連行された」、「性奴隷にされた」といった説を否定すると、韓国では社会的に抹殺される可能性が高いことがわかる。
慰安婦問題については、ハッキリ言っていまの韓国に学問や表現の自由はない。
さて、このパク氏は米教授の説をどうみたか?
中央日報の記事にパク氏の見解が載っている。(2021.02.09)
「ハーバード大教授の論文をまだ読んでいないため正確なことは言えないが、無条件に妄言とか戦犯企業教授とか言う話ではないとみられる」とし「報道だけを見れば、この教授の主張は歴史的ディテールでは大きく間違っていないかもしれない」という考えを表した。
『帝国の慰安婦』著者、米教授の「慰安婦は売春婦」主張に「歴史的ディテールは間違ってないかも」
妄言や戦犯企業教授といったレッテル張りとはまず距離を置く。
そして「慰安婦は売春婦」という主張にはまったく問題がないわけではないけれど、「歴史的ディテール」でいえば大体は正しいのではないかと教授は言う。
パク氏は慰安婦問題について、売春婦か性奴隷かで対立するのはもうやめようと訴える。
「感情論や政治性を排した歴史研究」を体現するような人だ。
同じ韓国人女性でもパク氏の意見は、「酒を飲んで吐いた吐瀉物よりも臭くて、トイレで出した便の臭いより汚い」というコメントとは次元が違う。
そもそもこの歌手は論文を読んでいないはずだ。
でも、こんなパク氏が有罪判決を受けて、ハ・リスさんには拍手が送られるというのがいまの韓国社会。
もうため息も出てこない。
ちなみに元慰安婦の女性は、性奴隷という呼び方を「屈辱的」と嫌がっている。
こちらの記事もどうですか?
> ちなみに元慰安婦の女性は、性奴隷という呼び方を「屈辱的」と嫌がっている。
もともと旧日本軍が彼女らを「慰安婦」と呼称したのは、正確に「戦時売春婦」と呼称したのでは、ある意味兵士たちと一緒になって戦争に動員されている彼女たちに対して、可哀想だという気持ちからです。そのことと同様の理由でこの「性奴隷」という呼び方を、彼女たち本人は嫌がっている。
にもかかわらず、慰安婦問題で反日活動を続けている韓国人たちは「性奴隷」という呼び方を平気で使う。
その理由は、彼女たちのことを自分とは無関係な者だと考えているからでしょう。口先ではさも同情しているかのように見えて、本人たちの気持ちとか考えたこともない。誰のための反日なのか。慰安婦たちではなく自分自身のプライドのため、世間から支持率を得るため、運動を利用して金を得るため、そんな目的が反日韓国人達の本質であるとしか思えないですね。
調べたら共感覚ってのがありまして味やにおい、文字などに色がついて見えたり複数の感覚が混在するんだそうです。なのでこの人は文章ににおいを感じる人なんでしょう
自分も英文を見ると目がチカチカします
ラムザイヤー教授の論文そのものは、ネット上の学術論文誌の記事として既に公開されています。PDFで$36。
ただ、原論文ではなくても、ほぼその考え方を要約したとも言える寄稿文が、JAPAN Forwardというサイト(産経新聞主催による英語版サイト)に出ているので、まずはそちらをじっくり読むべきだと思いますね。
私も日本人ですから、専門学術分野の英文を見ると目がチカチカしますが。
Google翻訳さんの助力とかも、現在は利用できるし。
追加情報をありがとうございます。