【慰安婦問題】尹美香氏の「犯罪行為一覧表」に韓国民激怒

 

慰安婦おばあさんを支援するという「正義連」の元理事長で、いまは韓国の国会議員をしている尹美香(ユン・ミヒャン)氏は、慰安婦問題が解決されそうになると全身全霊で”ジャマ”をした。
今回、その背景が見えてきたのでご紹介しよう。

国民からの寄付金や政府の補助金を0.2~3%しか元慰安婦らに渡さず、中抜きや別の目的に利用していたと、元慰安婦に暴露された慰安婦支援団体・正義連についてはここを見てほしい。

日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯

 

正義連のボス・尹美香(ユン・ミヒャン)氏は2020年に、支援金を横領した罪で検察に起訴されている。
そしてつい最近、野党の国会議員によって尹氏の横領の具体的な内容が確認された。

朝鮮日報(2021/10/05)

韓国法務部(省に相当)から提出を受けた尹議員の訴状にある「犯罪行為一覧表」には、後援金のうち1億37万ウォン(約940万円)を尹議員が217回にわたり使用した内訳が記載されていた。

【独自】尹美香議員、慰安婦支援金を横領して焼き肉店やマッサージ店で使用

 

横領など八つの容疑で起訴されたものの、ユン氏が行った行為について詳しいことは分かっていなかった。
それが今回はじめて明らかになり、カネの使い道があまりにムゴイと韓国中の怒りを買っている。
ユン氏は、

焼き肉店で26万ウォン(約2万4000円)
豚焼き肉の専門店とみられる店で約1万7200円
菓子店で約4200円
マッサージ店とみられる店で約8400円

といったことに、「慰安婦被害者のため」という名目で集めた募金から支払っていたのだ。
そんなユン氏は、日本で岸田新首相が誕生したときこう批判した。

「加害者のずうずうしさを表わし、『慰安婦』被害者に屈辱感を抱かせた」
「日本軍『慰安婦』被害者を侮辱した自身の過ちを反省し、正義ある過去の問題解決に向け真剣に向き合うべき」

こう言った本人は上記のほか、サムゲタンやヨガの代金、さらには自分で払うべき光熱費まで募金から支払っていたと「犯罪行為一覧表」にある。
ユン氏は2016年にスピード違反をしたとき、罰金約7500円を募金から出したという。
ほかにも募金を自分の口座に移し替えるなど、217回の横領があったことを韓国検察が明らかにした。
もっとも本人は否認しているが、言い訳が苦しすぎるし、ほとんどの国民はユン氏を「クロ」とみている。
正義を主張し、大声で日本を非難する人物の正体はこんなもの。

これはいま韓国社会で大きな注目を集めていて、朝鮮日報もこう報じた。(2021/10/06)

韓国野党「厚顔無恥な尹美香、直ちに辞職しろ」…与党は沈黙 

韓国与党がよく言う「被害者中心主義」とはつまり、「自分ファースト」のご都合主義だったというオチ。

今回の一件は韓国人にとって衝撃的で、寄付の考え方さえ変えてしまった。

朝鮮日報の記事(2021/10/06)

尹美香横領疑惑の後遺症「市民団体は信用できない」…寄付は直接手渡しに 

 

慰安婦問題は日本にとっても他人ごとではないから、この件に関しては日本のマスコミも黙っていない。
例えばこれは読売新聞の記事だ。(2021/10/06)

毎週水曜日にソウルの日本大使館前で反日集会を開く「正義記憶連帯」(正義連、旧挺対協(ていたいきょう))も改めて打撃を受けそうだ。

焼き肉・マッサージ・罰金の支払いにも…元慰安婦募金、支援団体元トップが流用か

 

韓国人の追及は韓国人に任せるのが一番。
田麗玉(チョン・ヨオク)議員は名字の「尹」を「金」に変え、「証拠が確実なファクト」によって、「金氏」が元慰安婦から「巻き上げたお金でおかしなことをみんなやった」として厳しくこう批判する。

中央日報の記事(2021.10.06)

「すでに私たちは知っている。従軍慰安婦のおばあさんを一日中物乞い募金させた後に夕食も振る舞わなかったという残酷な真実を。そんな尹美香という人が後援金でカルビを食べたという」

田麗玉「尹美香は『金』美香」…慰安婦被害者からお金巻き上げおかしなことする」

 

焼き肉やマッサージ、スピード違反の罰金まで募金から出すような、”慰安婦おばあさん”の支援金を無限のATMのように考える人物にとっては、慰安婦問題が終わってしまうのは本当に困る。
この問題が解決されそうになると、尹美香(ユン・ミヒャン)氏を中心とする支援団体が“ジャマ”してきたことはいまでは広く知られている。

元慰安婦とされる7人が1997年に、日本政府のアジア女性基金からお金を受け取ったとき、ユン氏らはこう激怒。

挺対協は彼女らを裏切り者認定し、元慰安婦の認定から排除、他の慰安婦らには基金を受けとらないとする念書に印鑑を押せと迫った。他の元慰安婦される54人はそれを恐れ、基金を非公開で受理した。

尹美香

 

もうこの問題を終わりにさせたいと考えた、元慰安婦の人たちはたくさんいたのに、ユン氏ら支援団体はそれを認めず、「裏切り者」のレッテルを張って苦しめた。
そして今回、そんな人たちを「一日中物乞い募金させた」一方、自分たちはその金でカルビを食べていたことが韓国検察の調べで分かった。
日本でもユン氏を支持して、慰安婦問題を解決させず引っ張ろうとする人たちがいる。
「犯罪行為一覧表」を見ても目が覚めないとなると、もう本当にどうしようもない。

 

 

こちらの記事もいかがですか?

慰安婦論文を撤回せよ!韓国側の要求に、米大学の応えはNO!

【こんな韓国もある】「慰安婦≠性奴隷」説を支持する勇者

【国民7割がNO】韓国の“徴用問題解決案”を、日本は即却下

韓国の反日感情:日本の経済支援は隠し、謝罪を求めるから。

東南アジアに反日感情はある?→「日本は、いつまで謝ってるの?」

 

1 個のコメント

  • 韓国人たちにとって、慰安婦問題は非常に胸が痛いことです。
    国の力が無くて日本帝国主義の植民地だった時代、朝鮮人の娘たちが日本軍の慰安婦で生活するようになった状況自体に対してほとんどの韓国人たちが心を痛めています。ユン·ミヒャンとその団体はそのような韓国人の心を利用して、彼らの政治的目的と私的な目的を達成しています。韓国人がそのような感情から抜け出せば、尹美香にだまされずに慰安婦問題の真実を直視できるはずです。
    現在、一部の韓国の歴史学者が慰安婦問題の真実を知らせているが、ユン·ミヒャンの感性刺激作戦に押されている状況です。 ユンは韓国人の性格をよく利用しています。

  • コメントを残す

    ABOUTこの記事をかいた人

    今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。