きょうの8時15分、この瞬間から77年がすぎた。
日本人として興味があるのは、この悲劇について外国人がどう見ているのか、ってことなのでは?
ということで日本に興味のある、新日的な外国人の集まるSNSグループに広島の原子爆弾についてどう思うか聞いてみた。
今回は、ヨーロッパ人から寄せられたコメントを紹介しよう。
ドイツ人:All atom bombs must b destroyed.
すべての原子爆弾は破壊されなければならない。
イギリス人:What about Nanjing? Korean comfort woman?
I like modern Japan a lot, but lets not defend Imperial Japan.
Was the nuke justified though? Most likely not, but it shortened the war by a lot.
南京はどうなんだ?韓国人慰安婦は?
私は現代の日本がとても好きだが、大日本帝国を擁護するのはやめよう。
核兵器は正当化されるのか?しかし、そのおかげで戦争はかなり短くなった。
イギリス人:War is a messy business in which no one wins. There is always loss and heartache on both sides. It shouldn’t be used as freely as it is today.
どちらの側にも必ず損失と心の痛みがあります。
スコットランド人:(長いので日本語訳だけ)
私が高校生のころ、基本的にイギリスの視点からのWW2について学びました。(歴史を選択した生徒のみ)
その時に2発の原子爆弾のことは調べ、あまり詳しい議論はしませんでしたが、それなりに話題にはなりました。
私の知っているスコットランド人は、全員ではないにしろ、日本に原子爆弾が投下されたこと、そしてそれは二度と起こってはならないことは知っています。
しかし、それは25歳以上の人たちで、若い世代が何を教わって、何を考えているかはわかりません。
私の意見としては、それは決して忘れてはならないことです。
*イギリスではなく「スコットランド」と書いたのは、私がスコットランド出身だからというだけではありますか?。イギリス、ウェールズ、アイルランドにはそれぞれの学校制度があり、歴史の授業の内容も違っている可能性があるからです。
イタリア人:Trying to justify the dropping of atomic bombs on millions of innocent civilians, men, women and kids.
Ridiculous.
何百万人もの罪のない一般市民、男性、女性、子供への原爆投下を正当化しようとしている。
バカげてる。
イギリス人:(長いので日本語訳だけ)
わたしは軍人なので、その視点からお話しします。
多くの人は日本への核攻撃を恐ろしい人命の損失とみるでしょう。それは真実で、どんな犠牲も本当に悲しいことです。
しかし当時、日本には強い忠誠心や素晴らしい戦闘力があり、日本は決して降伏しないことを同盟国は知っていたのです。
人命の代償を冷静に、天秤にかけなければならなかったのです。
通常の方法で日本に侵攻すれば、連合国と日本は何十万人もの兵士を犠牲にすることになったでしょう。それ以上かもしれません。
また、連合国が勝利したとしても、日本は立ち直れないほどの損害を受けることになったでしょう。
最初の核爆弾の投下でも日本は動かなかった。
2発目が投下されて、やっと戦闘が終了した。
核兵器の使用は悲しいことですが、多くの日本人とアメリカ人の命を救ったのです。
アメリカは日本とその戦いぶりに敬意を払った。だからこそ、両国は共に歩むことができたのです。そしていまでは、文化や過去の苦しみを共有する友人となりました。
天皇の役割は永遠に変わって、国も変わりました。日本は帝国時代に終わりを告げたのです。
原子爆弾はいま、世界規模の戦争において、人類がもたらすことのできる本当の破壊を思い起こさせるものとなったのです。
フランス人:Of course this is a tragic event, but remember that American didn’t even throw these bombs on Nazi. These two bombs are nothing compare to the horrible things Japan have done in Asia at that time.
Nanjing massacre where Japanese soldiers made contest to see which soldiers can kill the most Chinese civilians, the unit 731 where Japan have made horrible test on civilians, the comforts women in China, Korea, Philippines etc … And the Japanese government still deny it.
もちろん、これは悲劇的な出来事です。でも、アメリカ人がこれらの爆弾をナチスに使わなかったことを思い出してください。この2つの爆弾は、日本が当時アジアでしていた恐ろしいことに匹敵するものではありません。
日本の兵士が中国の民間人を殺すことを競い合った南京大虐殺、日本が民間人に対して恐ろしい実験をした731部隊、そして中国、韓国、フィリピンなどの慰安婦…日本政府はまだそれを否定している。
(日本語のできる)イギリス人:高校生のころ、先生は「戦争を終わらせるために、原子爆弾が落とされて多くの日本人が亡くなった。残念だけど、それは必要だった」と言っていました。
一方で大学生のころ、日本史のクラスで日本人の先生は、「原爆投下は不可欠ではなかった」という話をしていました。もちろんイギリス人はみんな、罪のない市民の犠牲を気の毒に思っていますが、原子爆弾の必要性はよく議論になります。
イギリス人:(長いので日本語訳だけ)
これは難しいテーマで、いまでも意見が分かれます。
もし原爆が落とされなかったら、どうなっていたのか? これについては意見が分かれるかもしれませんが、私たちが同意できることは、二度とこんなことを起こしてはいけないということでしょう。
私たちは歴史から学ばなければなりません。
当時の日本人は冷酷で、文化的な理由から降伏することができなかったというのが、欧米では一般的な意見のようです。
私たちイギリス人は世界中に奴隷を送り、世界の3分の1を植民地にして、原住民よりも自分たちの利益を優先させました。
どの国にも誇ることのできない歴史があります。
教訓を学んで前に進み、政府の行動で国や国民全体を判断しないようにしましょう。
イタリア人:in Italy they say it was necessary because otherwise the Japanese would never have stopped…obviously I disagree. Use nuclear is really too much.
核兵器は必要だった、そうでなければ、日本軍を決して止められなかったとイタリアでは言われています。…でも、私は明確に反対です。核兵器を使うというのは、本当にやりすぎです。
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