韓国の対抗心にオランダ人はあきれ、日本人は心底ウンザリ

 

2年前に韓国の平昌で行われた冬季オリンピックで、日韓を感動させたのが小平奈緒選手とイ・サンファ選手の対決と友情だった。

女子スピードスケート500メートルで小平選手が1位で金メダルをきめたあと、涙を流す2位のイ選手に近づいて「頑張ったね」「私はあなたのことをリスペクトしている」と言って肩を抱く。

ただ日本では、「すごいのは選手であって国民(自分)じゃない。勝手に自分を重ねて感動するな」という考え方がある。
その認識に立つと、素晴らしくて美しいのはこの2人であって、日韓の国民がこうなるわけじゃないということだ。勝手に感動するのはやめよう。

それでも韓国紙の中央日報が2人の健闘と友情をたたえる気持ちは分かるのだけど、日本に対するこのライバル意識には引く。(2018.02.20)

「日本(韓国)との競争ではじゃんけんでも負けてはいけない」という言葉があるほど強力な韓日戦に対する圧迫が両選手に付いて回ったはずだ。

李・小平選手の抱擁に比較される文氏と安倍氏の葛藤

 

韓国の選手は知らないけど、「韓国との競争ではじゃんけんでも負けてはいけない」なんて、そこまで対抗心を燃やす日本の選手はいないと思うぞ。
韓国では選手や国民がそう考えていることはわかるけど、「はずだ」と相手と自分の区別がつかなくなるのは韓国の悪いクセだ。

 

相手が日本になると、韓国人はじゃんけんさえも「絶対に負けられない戦い」になる。
それほど激しく意識しているから、こうなるのも当たり前。

Football ZONEの記事(1/31)

U-23韓国代表監督、東京五輪へ“ライバル心”露わ 「日本より良い成績を収めたい」

記者会見で東京オリンピックでの抱負を聞かれた韓国代表のキム監督は、メダルの獲得と「少なくとも日本より良い成績を収めたい」と語った。

オリンピックでの日本の目標はメダルだけど、韓国の場合は「日本より上」だ。
韓国国民の感情からすれば、メダルを獲れなくても日本より上ならいいのだ。
金メダルを獲ったあとに「あなたのことをリスペクトしている」と言う精神とはまったく違う価値観が日本の近くにある。

日本のネットを見るとこんな隣国には、ほぼ全員が心底ウンザリしている。

・こんな事迄勝った負けたて考えるのか、ほんとどうしようも無いな。
・ボイコットしないのか
・またはじまった
・いい加減に日本から独立しろよ
・サッカーで日本見ても仕方ないだろ
別に強豪国でもないのに
・他の国だとちょっとないよね、こういうコメント
・サッカーだけならまだしも全競技でこれだからな

韓国はとにかく日本を意識しすぎ。

新型肺炎が発生した中国へマスクを送るのが日本より遅れたとか、武漢にいる自国民を帰国させるのも日本より遅かったとか、どーでもいいことが“韓日戦”になって勝手に競って落ち込んでいる。
くわしいことはこの記事を。

【韓国人の視点】“新型肺炎騒ぎ”からわかる日本との違い

「じゃんけんでも負けてはいけない」という言葉がある国では結局、日本より上か下かしか興味ない。

 

韓国のそんな異常なライバル意識に触れて驚いたヨーロッパ人がいる。

オランダ人のヒディングは2002年のワールドカップで韓国代表の監督をしていて、このとき韓国を4位に導いたことで韓国の国民的英雄となった。

 

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ヒディング

 

そんなヒディング監督があきれたのは、韓国代表がフランス代表と試合をする直前のこと。
この試合の前にフランスは日本と試合をしていて、日本はフランスに0-5で惨敗していた。

この結果を受けて、韓国代表の関係者が言った言葉がヒディンク監督を怒らせる。

日本がフランスに0対5で負けたから、それより少ない点差であれば負けてもいいという話がでているらしい。ありえない話だ

「ヒディング自伝 韓国を変えた男(文藝春秋)」

 

相手がフランスでも、大事なことは日本より上か下か。
韓国は直接的にはフランス、間接的には日本と戦っていたのだ。

仮にフランスに負けたとしても、日本より少ない点差なら、韓国のプライドはたもたれる。
オリンピックでメダルを獲得できないとしても、「少なくとも日本より良い成績を収めたい」と記者会見で語る韓国の対抗心はまったく変わっていない。
この熱い気持ちがヨーロッパ人には理解できないから「ありえない話だ」となって、日本人には重いから「ほんとどうしようも無いな」とウンザリする。
さて、韓国は五輪でこの最低目標をクリアできるだろうか。

 

 

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2 件のコメント

  • 「日本との戦いはラクだった」日本惨敗~と書かれてたU-23?の記事のタイトルを見てそんなにボロ負けしたのか~と読んだらたったの1点差だった。 日本はあれじゃあ負けて当然。みたいなコメントが多くて、あちらは勝ち誇ったコメントが多かったようです。 こういうところも差が出ちゃうんですね。
    メダル数はここのところ韓国のほうが多い気がしますがそれじゃあダメなんだ~。
    点数まで気にしないといけないなんて選手が気の毒過ぎる。
    だから仲の悪いチームが出来たりするんですね(>_<)

  • 戦後初めておこなわれたサッカー日韓戦では、韓国の大統領が選手に「負けたら玄界灘に身を投げろ」とげきを飛ばしたといいます。
    韓国社会はもともと競争が多くて、それに日本への対抗心が加わるからみんな燃えますね。
    でもあのプレッシャーは選手をこわしそうで気の毒ですよ。
    勝った時にはそれなりの評価をもらえますけど。
    でもいまJリーグでプレーする韓国人選手は多いです。

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    今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。