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【国破れて山河在り】中国・安史の乱で起きた人食いの話
中国・唐の時代に曹松(そう しょう)という詩人がいて、彼は日本でいまも有名な言葉を残した。 「一将功成りて万骨枯る」 辞書的にはこんな意味。 一人の将軍の輝かしい功名の陰には、戦場に命を捨てた多くの兵士がある。成功者・指導者ばかりが功... -
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香港の分裂:デモを批判すると「中国に洗脳されている」
「香港は燃えているか?」 なんて1960年代の名作映画「パリは燃えているか」のようなことを書いてみた。 でも香港はいま間違いなく燃えている。 大学に集結したデモ隊の若者と警官隊との間で激しい攻防戦がくり広げられている。 警官隊が催涙弾を撃... -
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【中国と違う日本の漢字】香港人が「風邪」で驚いたワケ
「東方網」という中国メディアが日本のおもしろい諺(ことわざ)について紹介している。 中国人の感覚では、「バカは風邪をひかない」という表現は興味を引くらしい。 そして「青菜に塩」という日本の諺は、中国語では「霜に打たれたナス」という言... -
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【逃亡犯条例】香港のデモ、原因は「台湾での殺人事件」だった
香港という地名は、明の時代、このあたりに植えられていた香木に由来するという。 当時はさぞかし良い香りが港にただよっていたのだろう。 20年ぐらい前に香港を旅行したときには、街を歩くといたるところからエッグタルトのあま~いにおいがただよ... -
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【中国の歴史】科挙の伝説的苦労人・曹松と彼の見た黄巣の乱
さてきのう、中国の科挙についての記事を書いた。 科挙は清朝末期(1905年)まで行われていた官僚の選抜試験で、現在の日本でたとえるなら国家公務員になる。科挙には3段階があり、その全てでトップ合格した超絶天才は「大三元」と呼ばれた。 くわしいこ... -
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【歴史雑学】麻雀の「大三元」の由来は中国の“超人”だった
日本は科学分野だけで24人のノーベル賞受賞者をだしたけど、韓国ではいまだにゼロ。 永遠のゼロかどうか分からないけど、韓国の大学教授の見方では、その違いは日韓の「DNA」にあるという。 韓国人には「壮元及第のDNA」があって、日本人には「職人... -
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【中国の負の歴史】アヘンで香港を失い、竜涎香でマカオを手放した
いつもの時間に目覚めたあと、いつものように海岸を散歩していると、彼は不思議なものが流れ着いているのを見た。 砂浜に打ち上げられたそれは、それまで彼が見たことのない形や色をしていて…。というのはアニメの始まりでありそう。 最近、タイに住む50代... -
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中国人が考える、日清戦争で“小国”日本が勝利できた理由
1895年、日本が清に勝利すると福沢諭吉は涙を流してよろこんだ。 日清戦争など官民一致の勝利、愉快とも難有いとも云いようがない。命あればこそコンな事を見聞するのだ、前に死んだ同志の朋友が不幸だアヽ見せて遣りたいと、毎度私は泣きました。 ... -
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中国にあって日本になかったもの。「阿片吸引」の悪習慣
まずはクエスチョン。 歴史上、日本は中国からいろいろなことを取り入れたけど、受け入れなかったものもある。 では、「中国にはあるけど、日本にはなかったもの」には何があるでしょう? 日本にあって中国にはないものは忍者 評論家... -
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閲覧大丈夫!中国の歴史に見る「食人」、5つのパターン
中国の三国志には、劉安という人物が劉備玄徳に自分の妻の肉を食べさせるというショッキングな場面がある。 その影響があるせいか日本では、「中国には人肉食の文化がある」と思っている人がけっこう多いらしい。 *三国志のことはこの記事...