宗教– category –
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日本と中国の仏教②地獄とはこんな世界だ!「往生要集」から
中国の西安を旅行したとき、中国人のガイドさんにおすすめのお寺に案内してもらった。 前回にそのことを書いた。 寺の境内にあるお堂に入ってビックリ。 内側の壁にびっしりと、地獄の様子が像を使ってあらわれていた。 その地獄の描写があまりにリ... -
キリスト教とイスラム教の大きな違い。「受肉」ってナニ?
はじめの一言 *「恰幅(かっぷく)」「識(し)」「慎み(つつしみ)」 (明治天皇のついて) 「外見上、日本人としては大柄で、恰幅がよかった。筆者(ベルツ。訳者注)が識っている三十年の間、かれはあまり変わっていない。公式の場所に出ると... -
宗教と女性差別③キリスト教(アクィナス)の女性観「女は失敗作」
はじめの一言 「自分の農地を整然と保つことにかけては、世界中で日本の農民にかなうものはない(オールコック 江戸時代)」 「逝きし日の面影 平凡社」 今回の内容 ・キリスト教の女性差別 ・「女は本当に人間か?」 ・ルイス・フ... -
宗教と女性差別②神道の女人禁制の理由とは?穢れと清め
始めの一言 「いろいろな事柄の中で外国人の筆者達が一人残らず一致することがある。それは日本が子供達の天国だということである。(モース 明治時代)」 「日本絶賛語録 小学館」 今回の内容 ・神道の「女性差別」の理由とは? ... -
イスラム教と神道の共通点・キリスト教との違い「汚れ」
はじめの一言 「手入れのゆきとどいた高い生垣や垣根はまだ葉がびっしりとついており、オランダ造園風に刈りこまれ整えられている。何と驚嘆すべき植えつけ、刈りこみであることか。英国以外のどんなところでも、こんな生垣はお目にかかれない (オ... -
イスラム教の違い:東南アジアゆるくて中東が厳しい理由とは
はじめの一言 「村人たちがあらゆる方角から現われて、好意の印を示すやら、お菓子とかお茶とか水を差出すやらしてわれわれを歓迎した。帰り途では大勢の女子どもが家の外に立っていて、われわれには花を馬にはまぐさを差出すのだった (ジョージス... -
外国人の価値観や考え方を知る方法②キリスト教徒から見た七福神
はじめの一言 「桜の花の頃こそ日本人を観察すべき時である。これこそ牧歌的哀歌的なる天性の最も明らかに現われる現象だからである。(ケーベル 明治時代)」 「日本絶賛語録 小学館」 上海(中国)で見かけた桜と富士山 今回の内... -
仏教・キリスト教・イスラム教の比較(違い)② 資本主義(金儲け)と宗教
はじめの一言 「日本人はおしなべて親切で愛想がよい。底抜けに陽気な住民は、子供じみた手前勝手な哄笑をよくするが、これは電流のごとく伝播する (クライトナー 明治時代)」「逝き日の面影 平凡社」 今回の内容 ・キリスト教と... -
仏教・キリスト教・イスラム教の比較① 共通点と違い 宗教と金もうけ
はじめの一言 田舎の旅には楽しみが多いが、その一つには道路に添う美しい生垣、戸口の前に綺麗に掃かれた歩道、家内にある物がすべてこざっぱりとしていい趣味をあらわしていること、可愛らしい茶呑茶碗や土瓶急須、炭火を入れる青銅の器、木目の... -
女性と握手ができない! 中東と東南アジアのイスラム教徒の違い
はじめの一言 発明王・エジソンの日本人助手の岡部芳郎についてこう感心したという。 「自分の子供たちは、よく自分の周りから金品を勝手に持ち出していくが、この日本の青年はテーブルの上にお金が置いてあっても、まったく手をつけない」 ...