日本人・中国人・韓国人の外見/日中韓の歴史・文化的な違い

 

乗り継ぎを含めれば、これまでに50回以上は海外の空港を利用したことアリ。

20年ぐらい前は免税店をぶらついていると、店員に「コンニチハ!」とあいさつされたけど、だんだんと「ニーハオ!」や「アニョハセヨ!」が増えてきた。
感覚的にこの移り変わりは、空港内の電化製品の広告が日本から中国・韓国の企業に変わっていくのに比例していた気がする。
両国の経済力が上がってきている証拠で、中国には追い抜かれてしまった。

でもそれ以前に日本人、中国人、韓国人の外見はよく似ているから、当事者以外の外国人が見分けるのは本当にむずかしい。
そのことについて、インドのコルカタで会ったお土産屋の客引きからこんな話を聞いた。
通りを歩く日本人に間違って「アニョハセヨ」と声をかけても大した問題にはならないけど、韓国人に「コンニチハ」と声をかけると「オレは韓国人だ!」と怒り出す人が多いから、どっちか迷ったらセーフティーで「アニョハセヨ」と言うようにしているという。
まーおつかれ。

 

 

中国人、日本人、韓国人の見分け方には中国人も興味があるらしく、中国メディアの「百度」がその方法について書いている。

サーチナの記事(2020-07-08)

中国人、日本人、韓国人、見た目で見分けるには「日傘と帽子に注目」=中国メディア

 

中国人から見ると、この三か国の人間の違いがよくあらわれるのは夏で、日傘をさすのは中国人、帽子をかぶるのは日本人、日傘や帽子で日焼け対策をするのは韓国人という。

そういえばカンボジア人の日本語ガイドは、アメリカのMLB(大リーグ)の帽子をかぶっている人は韓国人で、頭にタオルを巻いているのは日本人と言っていた。
日韓では肉体労働や職人に対する見方が違うのだ。
くわしいことはこの記事をどうぞ。

カンボジア人ガイド「日本人と韓国人の違いは、見た目で分かる」

 

中国メディアの記事では、日中韓のお年寄りの違いについても説明している。
中国のシニア世代には帽子をかぶる習慣がなくて、「強い日差しでも暑いと目を細めたり」するだけらしい。(なにそれ)
それに対して日本や韓国のファッション雑誌では、「シニア世代の人たちがおしゃれに帽子をかぶっている写真も多い」という。
特に日本のシニア世代では、「男女を問わず、春夏秋冬、昼でも夜でも帽子をかぶっている人もいるほどだ」と記事にある。

この中国メディアの分析では、日本のシニア世代が帽子をかぶる理由は次の3つ。

・髪型を気にする必要がなくて、より若く見られる。
・日焼けを防止することで、皮膚がんのリスクを下げることができる。
・保温作用があるので風邪予防になるし、帽子で頭を覆うことにより脳卒中の予防も期待できる。

 

さて、この記事に日本のネットの反応は?

・日本の田舎の工場で働いてる中国人は 派手な赤い色の服とか着て 4,5人で自転車に乗ってるからすぐわかる
・帽子かぶる理由こじつけむちゃくちゃやな
・中国人は小さな扇風機持ってる
・80年代のような服装はたいてい中国人。
・頭を殴ればいいって言うよな
日本人「アイター!」
中国人「アイヤー!」
朝鮮人「アイゴー!」

 

外見ではなくて、日中韓の違いを歴史や文化の面でわりとガチで見るとこんな感じ。

科挙、宦官、族外婚、天命思想と易姓革命は中国と韓国にはあったけど、日本にはなかった。
族外婚とは共通の先祖を持つ同じ一族内での結婚をタブーとし、その“外”にいる人と結婚すること。

中国と韓国の結婚は伝統的に族外婚だったから、いまでも同姓同士だと結婚がむずかしい場合がある。
知人の韓国人男性はそれが理由で親に認めてもらえず、付き合っていた彼女と別れてしまった。
日本にはこの伝統がなかったから、たとえば鈴木さん同士の結婚でもまったく問題ない。

また日本では、天命思想にもとづく易姓革命が一度も起きていない。
王朝交代がなかったから、天皇家は古代から現在までつづいている。

ほかにも床下暖房のオンドルは中韓にあるけど日本にはない。
纏足の文化があったのは中国だけ。
日本だけにあったのが武士、幕府(武家政権)、紋章で、紋章があったのは世界でも日本とヨーロッパだけと言われる。

 

「人前でキスをするな!」と欧米の観光客に呼び掛けるポスター。(ラオス)
東南アジアでこれはマナー違反。
日中韓の旅行者なら、普通はこういうことはなしない。

 

むかしマレーシアの宿でイタリア人と同部屋になって、彼と英語で話しているときに、「君は日本人だね」と言われた。
ビンゴだけど、なんでそう思ったのかたずねたら、「R」の発音を聞いて「これは日本人だな」とピンときたらしい。

また日本に住んでいたフランス人は、日中韓の中で日本人なら簡単にわかると言う。
例えばフランス国内で、電車の中で携帯電話で話しているのは中国人か韓国人のどちらかで、街中で大きな声で話しているのも中国人か韓国人。
このフランス人にとっては、中国人と韓国人を見分けるのはむずかしい。

 

先ほどの中国メディアでは、日傘をさすのは中国人で帽子をかぶるのは日本人と書いてあったけど、日本人でも傘をさす人はいる。
タイを旅行したとき、現地の日本語ガイドが、人混みの中に入ってもそのままなのが中国人で傘をたたのむが日本人だと話していた。
もし、自分の顔だけが影になるように傘をつぼめる人がいたら、「あれは絶対に日本人」と思うらしい。
日本人はまわりを気にするけど、中国人はいつでも我が道を行く。

でもそのガイドによると、日本人と中国人の最大の違いはトイレの使い方。
これには同意せざるを得ない。

 

 

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2 件のコメント

  • > 日本人と中国人の最大の違いはトイレの使い方。これには同意せざるを得ない。

    って、具体的にどう違うのか書いてないのは何故ですかね? そういう点を伏せるのは間違った忖度だと思いますが。
    あと、今から20年くらい前には、海外で、日本人と日本人でない東洋人(中国・韓国人)とを見分けるのは比較的簡単だったのですが。特に日本人にとってはです。(別に、日本語を話しているかどうかじゃないですよ。)
    ぱっと見、小綺麗な格好をしているのが日本人でした。
    でも、その見分け方だと、ブログ主さんは日本人には見えなかったかもしれないですね。(失礼!)

  • わたしはバックパッカーで旅行していました。だから外見もまあ、ショボいものでしたよ。
    当時は韓国人や中国人のバックパッカーは本当にまれでしたね。

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    今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。