(予定では)きょう12日、日本に新しい政党、「12平和党」が爆誕する。
「12(ワンニャン)平和党」はタレントのデヴィ夫人が代表を務め、犬猫の食肉禁止法令化を目指すという。名前はネタみたいだけど、ことし7月の参院選に候補者を擁立する予定で、本格的に政治活動を行う構えだ。
デヴィ夫人は大の犬好きで、これまでの動物愛護活動の経験から、日本が先進国と同じレベルの犬や猫に対するモラルを持つことで、日本の国際的なイメージアップに貢献したいという。
日本で初めて、犬猫の保護に特化した政党が誕生することに、日本のネコ界隈では「に、にゃんだって⁈」と驚きが広がり、イヌ界隈では「ワンだふる!」と歓喜の声が響いた(知らんけど)。
で、国民の感想は?
・日本て犬猫食ってたっけ?
海外に誤解を振りまくだけじゃないのか
・犬はどこかの地方で食ってるとこがあるはず
猫は聞いたことない
・今のところ食うつもりは無いが
大災害でも起きてガチ食糧難になったら困るだろ
・うさぎ平和党なら支持する
実は、日本でもイヌやネコの肉を食べる人が一定数いる。
だから、2020年に、超党派でつくる「動物福祉を考える議員連盟」の会長で自民党議員の尾辻氏が首相官邸に行って、官房長官に犬猫肉の食用を禁じる国際条約の制定を求める要望書を手渡した。
これに対して加藤氏は、政府が「犬を食べてはいけない」と言うといろいろな問題が生まれる恐れがあるため、政府としては慎重にならざるを得ないと答えた。
沖縄には「マヤーのウシル」という郷土料理がある(またはあった)。
マヤーとは「猫」のことで、マヤーのウシルとは「猫のお汁」という意味。猫の肉を小さく切って鍋に入れ、だしを加えて煮る。これは薬膳料理として食べられていた。
沖縄では中国文化の影響が強く、わりと近年まで犬や猫を食べる習慣があったのだ。沖縄情報を発信しているあるサイトによると、離島の一部ではまだそんな風習が残されているという。
本土でも江戸時代には犬肉を食べる風習があった。しかし、徳川綱吉が「生類憐れみの令」を出したことがきっかけで、衰退していった。
台湾では犬肉を「香肉」と呼び、それを食べる文化があった。
しかし、2001年にアジアで初めて、犬や猫の肉を食べることを法律で禁止し、2003年には販売もできなくなり、台湾で犬食は全面的に禁止された。
知人の台湾人は、東アジアにある日本も中国文化の影響を受けて、勝手に犬食があると考え、過去にそれを禁じる法律が制定されたことで、日本人は犬を食べなくなったと思い込んでいた。だから、日本ではその法律がないと知って驚いた。
韓国人もこの台湾人と同じ考えを持っていて、日本では犬肉食が法律で禁止されていないと知って驚いたと言う。
ちなみに、韓国では2024年に、犬の肉を食べることを禁止する法案が可決された。
あまり知られていないけれど、実は日本でも犬肉食が「盛ん」に行われている。10年以上前、テレビ番組を見てそれを知った。
東京には犬肉を売る店があり、日本に住んでいる中国人や韓国人がよく買いに来ることを知って、びっくりした。これは国内でさばかれたのではなく、中韓から輸入された肉だろう。
ネット情報よると、今の日本には犬肉を提供するレストランが 50軒ほどあるらしい。
犬肉が盛んな韓国や中国では、それを規制する法律があるが日本にはそれがない。
日本には犬肉を食べる習慣がないから、これは死角になっていて、ほとんどの国民は気づいていない。犬食については野放しになっているため、愛好家にとって日本はパラダイスだ。
だから、「12(ワンニャン)平和党」はそれを法律で禁止したいと考えている。
欧米をはじめ、世界中で犬や猫の食肉はとても印象が悪く、韓国や中国はそれによって国家としてのブランドイメージを失墜させている。
それが禁止されたところで、日本人にとってはノーダメージで、日本の印象には良い影響しかない。
今の日本で禁止法の制定は必要だ。
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