-
平和について③キューバ危機とデタント・核戦争と核軍縮
「核兵器をもつことが、相手に戦争を思いとどまらせる抑止(よくし)力になる」というインド人の言葉で思い浮かんだのが1962年におきた「キューバ危機」。 「核の抑止論」という考えが世界に広まったのは、アメリカ・ソ連が戦争寸前になるまで... -
インド人「戦争はしてはならない。だから核兵器は必要なんだ」~平和について②~
それで、実際に何人かのインド人に話を聞いてみたところ、核兵器についての考え方は、日本とまったく同じことであり、同時に、まったく違うことであることを知った。 日本の核兵器についての考え方は、第60回国連総会で示された「核兵器の全... -
世界で日本とインドだけが行うこと・原爆犠牲者への黙とう~平和について①~
はじめの一言 「日本人は私がこれまで会った中で、もっとも好感のもてる国民で、日本は貧しさや物乞いのまったくない唯一の国です(オリファント 幕末)」 「逝きし日の面影 渡辺 京二」 インドを旅したからといって、人生が変わる... -
インドで変わってしまった人
はじめの言葉 「それはいけません。あんな所へは仏様か菩薩でなければ行けやしません。あなたもそういうお方か知りません。あすこへは昔から一人か二人しか行った者がないという話です。恐ろしい所だそうですから行けば必ず死んでしまいます。そう... -
旅に出たら人は変わる?という質問
はじめの言葉 「あなたはチベットに行かれるそうだがどういう方法で行かれるか。チベットへ行くのは非常の困難だ。福島さんでさえダージリンまで行かれてどうしてもチベット行は非常の困難だといって帰られたくらいだから、むろん駄目なことである...