ハッピーイースター！ ４月１日はイースター（復活祭）の日だった。 昨日、アメリカ人と花見をしたときにイースターの話を聞いたから、今回はイースターについて書いていこうと思う。 イースターや卵（イースターエッグ）ってなに？ なんでウサギ？...

  前回、ユダヤ人とクルド人の共通点を書いた。 それはどちらも、「国のない民」という経験があること。 1948年にイスラエルを建国するまで、ユダヤ人には母国がなかった。 全世界に2～3000万人いると言われるクルド人は、いまも自分たちの国がない。...

  時どき、「日本人は欧米人を美化している」と思うことがある。 前回も書いたのだけど、「日本で英国は『紳士の国』と言われています」とイギリス人に言ったら、「日本人のほうが紳士的ですよ」なんて言われた。 「フランスの街はすごくきれいですね...

  ネットで「マナー悪い　旅行者」と検索すると、「中国人」という文字が出てくる。   個人的には、中国人観光客のマナーは、全体的には少しずつよくなっていると思う。 でも日本では、一般的にこういう印象をもっている人は多い。 まー、そう思...

  国によって価値観や考え方はちがうから、国が変われば「正しい」が変わってもあたり前。 たとえば最近、ニューギニアの大使はこんな姿で国連の会議に参加し物議をかもした。   Пишут , что на фото посол Новой Гвинеи в ООН. Не уверен. Хотя...

  ギリシャとマケドニアの争いをみていると、「日本は島国でよかったな」と思う。 まえに記事で書いたことがあるのだけど、マケドニアの首都の空港は「アレキサンダー大王空港」という。 でも、ギリシャがこれに怒っていた。 ギリシャ人は「アレクサ...

  いろんな国に旅行をしていると、こんな疑問を感じることがある。 「日本人は歴史上の人物を、あんまり英雄視しないよね？」 まえにも書いたことがあるのだけど、海外では、その国で「英雄」とされる人物の名前を空港の名称にすることがよくある。 ...

  「キリスト教の価値観や考え方は絶対に正しい！」と考えたローマ・カトリック教会は、宣教師を世界各地におくってキリスト教を伝えていた。 でもそれは、見方によっては、ヨーロッパ人による価値観の”押しつけ”にもなる。 前回、そんなことを書きま...

  最近フランスと中国で、人種差別騒動があった。 やっていることは中国もフランスも同じ。 顔を黒く塗る「ブラックフェース」が黒人への人種差別になると問題視された。 これからそのことを書いていきたい。   まずはフランスから。 毎年おこな...

  少し前の記事で、カエサルのこんな言葉を紹介した。 人間ならば誰にでも、現実の全てが見えるわけではない。多くの人たちは、見たいと欲する現実しか見ていない 「ルネッサンスとは何であったのか　（塩野七生：新潮文庫）」   ものごとを自分...