【ダメだコリア】日本人にはない韓国人の発想＆行動・独島編

８月に京都へ行ってきた。

リッチでセレブなオレが泊まったのは、もちろんゲストハウス。
１泊約1500円という料金はもはや東南アジアの宿。

もちろんシングルではなく、４人で１部屋

この部屋でイスラエル人の旅行者（女性２名）と出会う。
日本へようこそ、なんだけど、なんでイスラエル人が日本を旅行先に選んだのか？
彼女たちはヨーロッパと東南アジアに行ったことがあったから、今度は東アジアに行きたいと思ったらしい。

日本・中国・韓国で迷ったけど、写真を見て「富士山と京都に行ってみたい」と日本をチョイス。
でも、別に中国か韓国でもよかったと言う。
そもそもイスラエル人の彼女たちには、日中韓の違いが分からない。
見た目でどこの国の人か判断できないし、国の特徴も知らない。

まあ、そんなもんか。
日本・中国・韓国は世界のなかで存在感が高まってきたと思うけど、イスラエル人からしたら、区別はつかないか。

特に日中韓の”人”は絶対に分からないと言う。

でも日本人の立場から言わせてもらうと、見た目は似ていても、日本人と中国人と韓国人では価値観や考え方はちがう。
一緒にされると、たぶんそれぞれの国の人間が不快になる。

日中韓には多くのちがいがあるけれど、ここでは、韓国人の発想と行動について書いていこうと思う。
韓国人にとっては常識の範囲内だけど、日本人からすると、何やってんだか分かんないこと。
「ダメだコリア」とため息が出そうなことを。

日本が竹島と呼ぶ島を、韓国は独島と呼んでいる。
そして日韓両国が「あの島はわが国の領土だ」と主張している。

日本も韓国もこの問題を解決したいと思っているのだけど、そのために韓国人が思いつく方法がぶっ飛んでいる。

近ごろ韓国で、アメリカを自転車で横断しながら「独島は韓国のものだ！」と叫ぶ大学生が話題になった。
日本では家族が入院を検討するところだけど、韓国では、全国紙が記事にしてその壮挙を国民に伝えている。

中央日報の記事（2018年09月19日）から。

米シアトルからメキシコまで自転車に乗って６０日間にかけて約３５００キロメートルを縦断し、独島バッチ、独島カードなど直接製作した記念品と共に現地の人たちに独島の話を聞かせた。

自転車で米国を横断しながら「独島は韓国の領土」を叫ぶ大学生

日本にこんな大学生はいない。
いてはいけないのだ。

アメリカ大陸を自転車で横断して、「尖閣諸島は日本の領土」と叫ぶ行為は日本人の発想ではない。
アメリカ人に尖閣バッチや尖閣カードを渡し、尖閣諸島の話を聞かせる。
友人がこんなことをしたら、引くというより、真剣に不安になってしまう。

では、韓国社会はこんな大学生をどう受け止めるのか？
まず、大韓民国独島協会がこの大学生をサポートしている。
そしてメディアは、「独島に対する愛情と関心が海外にまで広がって話題になっている」と大絶賛だ。
つまり、これは一部の変わった人の考え方ではなくて、韓国人の価値観や常識に合っているということ。

大韓航空かアシアナ航空の機内地図
Dokdo（独島）の文字が見える。
日本の航空会社はこんな政治アピールをしない。

ただ、もし何かの間違いで、米国を自転車で横断しながら「尖閣諸島は日本の領土」を叫ぶ大学生がいたとしたら？

日本のメディアはすべてガン無視するはず。
全国紙の読売新聞や朝日新聞が、「尖閣に対する愛情と関心が海外にまで広がって話題になっている」と称賛することは絶対にない。

感覚がちがうから。
日本では、よその国で領土問題を叫ぶ日本人が支持を得られこるとはない。
むしろ、日本に対する蔑視が海外に広がっていないか心配になる。

実際、日本のネットユーザーの目も冷めていた。

・いろいろ間違っている
・> 自動車の窓を開いて頑張れと声をかけてくださる方々
まあ、何をやっているかは分かってないだろうけど
・こういう子ってほんとかわいそう。
・いや自分達のものならワザワザ叫ぶ必要ないだろ？
・就職活動のひとつと考えればいいじゃないの？
・旅の終わりは映画イージーライダーみたいに感動的なラストになると良いね
・自転車の部品にシマノとかパナレーサーとか日本製を使ってない事を確認した上でのご旅行ですかね。
・自分達の領土だと云うなら他国で騒がず国際司法裁判所に日本を訴えたら良い
・そのままハーグまで行け

ヨーロッパ大陸を自転車で駆け抜けて、最後にオランダ・ハーグの国際司法裁判所で「独島は韓国の領土」と叫ぶなら、その勇気を買ってこの大学生を支持する日本人はいると思う。

ヤフコメを見ると、この行動にはそれ相応の反応が返って来ている。
一部削除しているのは、韓国へのボクの愛情と考えてほしい。

アメリカの大地で叫ぶことは、もっと他にあるはずだ。
「シェーン、シェーン、カムバ～ック！」とか。
くわしくは、アメリカ映画の名セリフベスト100 をご覧ください。

こんな大学生の行動とそれを支持する社会の反応を見ても、韓国人と日本人では、価値観が大きく違うことは明らかだ。
日韓は同じ問題をかかえていても、それを解決するための方法は全然ちがう。
韓国人はときどき、日本人では絶対に出て来ないような発想や行動をする。
そのエネルギー量はすごいのだけど、間違った方向へ全力で進んでいるのが残念。

記事のはじめに出てきたイスラエル人など、「日本人と韓国人の区別がつかない」という外国人は多いと思うけど、早くちがいが分かるようになってほしい。
どちらが良いか悪いかはおいといて、とにかくちがうんです。

さて、韓国人の祖国に対する「愛情と関心」は止まることがない。

「自転車で米国を横断しながら「独島は韓国の領土」を叫ぶ大学生」という中央日報の記事が出た少し前、東亜日報にはこんな記事（2018年09月06日）があった。

慰安婦被害を知らせるために自転車で米国を横断した二人の青年

次回、このことについて書きます。