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西ヨーロッパの父:偉大すぎて、独仏が取り合うカール大帝
駅前、図書館、ショッピングモールなどなど、浜松市内のいろんなところで出会う「家康くん」。 浜松にある大学へ通っていていまは母国にいるドイツ人に、ドイツでもこんな「ゆるキャラ」があるかきいたら、「あるわけないヨ」と即答。 でも、それに... -
パリ万博の江戸日本、ヨーロッパの芸術家に衝撃を与える
ほんじつ4月1日は、1867年に日本が世界デビューを果たした記念すべき日。 このとき42か国が参加し、1500万人が来場した万国博覧会がパリで開催されて、江戸幕府と薩摩藩と佐賀藩も参加し、当時はわりと謎の国だった日本をヨーロッパ人や他の外国... -
【世界の独裁者】不幸な最期と、もはやマンガのサラザール
独裁者のキーワード、それは「恐怖」。 自分に逆らったり、そう思わせた人間を次々と処刑したり強制収容所へ送ることで、人々の心に恐怖を刻み込むことで自分の意のままに政治を行う。 でも脳卒中で倒れたスターリンの場合、眠りをジャマされたと怒... -
キレイなだけじゃない、インド人が日本の花見を好きなワケ
一年の節目となるきょう3月31日は1963年(昭和38年)に、「戦後最大の誘拐事件」といわれる「吉展ちゃん誘拐殺人事件」が起きた悲しい日。 東京都台東区でこの日、4歳の男の子が身代金目的で男にさらわれた。 子どもは殺されカネは奪われて、その... -
【独裁者の自業自得】プーチン氏の現在とスターリンの最期
世界第二位の軍事力を持っているロシアなら、いまごろ「圧倒的ではないか、我が軍は」と言っていてもおかしくないのに、ウクライナを相手に攻めあぐねている。 思わぬ苦戦の理由にはウクライナの必死の抵抗があるし、ほかにもロシアのトップに正確... -
日本語には「英語読み・現地読み」の地名があって混乱するわ
日本もやっと動いたか。 朝日新聞(2022年3月30日) 首都「キエフ」の表記をウクライナ語の「キーウ」に変更へ 日本政府 ロシア軍の侵攻を受けて海外では、ウクライナの首都の表記をロシア語に基づく「キエフ(Kiev)」から、ウクライナ語の「キー... -
外国人も好きな上野公園、その始まりは幕末の戊辰戦争にアリ
きょうは3月31日で、あしたから4月が始まる。 いま日本中が桜色に染まっていて、このまえ東京の各地をめぐって「桜狩り」を楽しんだ外国人が、とくに感動したという上野公園についてSNSにこう書いた。 「Ueno Park (Ueno Park, Ueno Kōen) is a s... -
ウクライナ侵攻:中立とは「どっちもどっち」を拒否する覚悟
「中立」って言葉について、デジタル大辞泉にはこんな説明がある。 1 対立するどちらの側にも味方しないこと。また、特定の思想や立場をとらず中間に立つこと。 2 戦争に参加しない国の国際法上の地位。交戦国双方に対して公平と無援助とを原則と... -
黒人・白人の結婚が“犯罪”だったアメリカ、いま人種意識は?
3月29日は1982年に、スティービー・ワンダーとポール・マッカートニーの名曲「エボニー・アンド・アイボリー(Ebony and Ivory)」がリリースされた日。 巨匠の黒人と天才の白人。 そんなスティーヴィーとマッカートニーがテーマにしたのは、ピア... -
ムッソリーニの善政 マフィアも怖れた「モーリ」という男
ほんじつ3月30日は1282年に、イタリアのシチリアで「シチリアの晩祷(ばんとう)」が起きた日。 当時フランスの王族、アンジュー家の支配下にあったシチリア王国で、この一族に不満をもっていたイタリア系住民が暴動を起こして、4000人ものフラン...