インド– category –
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インドで平和を考えた④ ~誰かに平和について話したくなるときがある~
どこかで一度、自分なりの平和論とかまではいかなくても、自分なりの平和についての考えを用意しておいた方がいい。 そんなことを特に去年感じた。 というのも去年は、知り合いの外国人から自分の平和の認識を問うようなことを何度も聞かれたから。... -
インドで平和を考えた③ 「自分の意見をもつことの大事さ」
「あなたは、平和についてどう思いますか?」 と、聞かれたらどう答えるだろう? 以前通っていた英会話サークルで、与えられたテーマについて参加者が話し合うという活動を行っていた。そして、ある日のお題がこの「平和について」だった。 これが... -
インドで平和を考えた② ~「あいつ、嫌だな」という人があなたを成長させる~
前回のまとめ 人事にいる友人に、「魅力的な人間とは?」を聞くと、「たくさん数」の人とつき合ってきた人間ではなくて、「いろいろな種類」の人とつき合ってきた人間という。 結局、自分と価値観や考え方の合う同じ種類の人間とだけ付き合っていれ... -
インドで平和を考えた① ~プロに聞く、魅力的な人と退屈な人のこの違い~
40才に近くにもなると、会社で新入社員を採用する担当をしているという友人も出てくる。 前に、そいつに「就職志望の学生と面接をしていて、どういう人間を面白いと思うか?」ということを聞いたことがある。 彼が言うには、「この人を採用したい... -
ごめんなさい!インドを誤解していました② インド人に「インド人もびっくり」と言わせる必要はある?
・「君はインド人なんだから、手でつかんで食べなよ」 あるインド人は、日本人の知り合いから国際交流パーティーでゲストとして呼ばれたときのことを話してくれた。 そのパーティーで、彼が自己紹介を終えて食事をしようとしたところ、主催者からこ... -
ごめんなさい!インドを誤解していました① 「感謝されるインド」とは?~ダライラマ亡命~
・「感謝されるインド」 インドを旅していて、インドのイメージがガラリと変わったことがある。 インド北部のレーという街からザンスカールという街へ移動していたときに、あるチベット仏教の寺院に寄った。そこで、お坊さんにお茶に呼ばれて話をし... -
インドから物乞いがなくなるのは、「良いこと」なの?②
・物乞いがいなくなるのは、いいこと? まずはじめに、イタリアのムッソリーニという人物を紹介したい。 こんな人物だ。 1919年、ファシスト党を結成し、22年のローマ進軍で首相となり、43年までファシズム体制の下で独裁権力をふるった。第二次世... -
日本人の目とインド人の目から見たインドの物乞い ①
ボクが持っていたガンディーのイメージには誤解も多かった。 「その国のことを知ったら、自分が持っていたイメージとは違った」なんてことはめずらしいない。 ボクもインド旅行を通じてそれを感じたことがある。 ・物乞いにも慣れる ... -
「暴力のすすめ」 by ガンディー
はじめの一言 「日本人は世界でも際立つ興味深い民族で、しかも感謝の念は特定の個人にだけなく日本全体に強く感じます(シドモア 明治時代)」 今回の記事を書くために「近代インドの歴史 山川出版」を読んでいるとき、ガンディー... -
「カエサルの物はカエサルに インド人の物はインド人に」 ~インド独立~
・愛国者としてのガンディー 実際のガンディーを知っていくと、ガンディーは、非暴力主義者とか平和主義者とかいう以前に、インドを愛する愛国者だったことが分かる。 著書「真の独立への道 岩波文庫」には、そうしたインドを賞賛する言葉が多くあ...