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【一触即発】タイ・カンボジアの軍事衝突と日本・中国の盧溝橋事件
今月4日、微笑みの国・タイと隣国とのあいだで、まったく笑えない事態が発生した。 タイとカンボジアの軍が国境で衝突し、約10分間の銃撃戦となったが、「双方に事実誤認があった」というかたちで事態は収拾されると思われた。しかし、カンボジア側はタ... -
【東京 VS ソウル】世界の都市ランキングで上位だったのは…
「日本が相手ならジャンケンでも負けられない。」 そう言われるほど、韓国では日本に対して強いライバル意識がある。そこまでのテンションではなくても、韓国を意識している日本人も多い。 日韓の違いや特徴は、それぞれの国の首都に表れている。 10年ほ... -
【政府vs国連】琉球民族は日本の先住民か? 琉球国王の子孫の答えは…
知り合いのアメリカ人(20代の男性)は、1年前に日本の大学を卒業したあと、そのまま日本に住むことを選び、今は静岡にある会社で、文句をブーブー言いながらもちゃんと働いている。 ことしの3月、そんな彼と話していて、「日本のどこに行ってみたい?」... -
昭和と令和の日本人 2024年の米騒動と日本兵の“末期米”
日本で「米騒動」と聞くと、歴史の授業で習った大正時代のものが思い浮かぶ。でも、ネットを見て、1993年にあった「平成の米騒動」を思い出した。 規模は違っても、大正・昭和・平成と、米をめぐる騒動はちょくちょく発生していて、今は約30年ぶりに... -
日本在住トルコ人の話 季節・春のシンボル・桜の不思議など
「東洋と西洋が出会う国」 昔、トルコを旅行していた時、街中でそんなキャッチコピーを何度か見かけた。確かに、トルコの東にはアジアが、西にはヨーロッパが広がっているから、この言葉は正しい。 そんなトルコでは最近、ウクライナとロシアという現在進... -
バングラデシュ人留学生の話 日本の好印象とその理由、社会の違い
去年の夏、バングラデシュで市民の抗議デモによってハシナ政権が崩壊して、新しい暫定政権ができた。そのトップに就任したのは、ノーベル平和賞を受賞したユヌス氏。そのユヌス氏は最近、日本について「アジアでリーダーシップを発揮してほしい」と述べた... -
日本好きドイツ人の話 有名人の浮気バッシング・労働環境
2024年に日本にやって来た外国人旅行者の数は約3700万人で、過去最高を記録した。 あるドイツ人は日本を旅行している時に、電車や地下鉄の中で印象的な光景を見たとSNSに写真を投稿した。そこには、スーツを着た何人ものビジネスパーソンが、座席... -
インドネシア人を日本の植物園に連れて行ったら、お世辞抜きで喜ばれた
5月の中ごろ、「浜名湖ガーデンパーク」のバラが見ごろを迎えていると聞いたので、インドネシア人のカップルを誘って、OKをもらった後に少し不安になった。 インドネシア人を植物園に連れて行くという選択は正しかったのか? 経験がかぶってしまって、楽... -
在日中国人の話 日中の省略語や日本文化の特徴、格闘技について
漢字の国・中国には「非遺」という言葉がある。 この漢字の感じからすると、「子孫に美田を残さず」みたいな意味で、自分で財産を使い切るという終活のひとつかと思ったら、実はユネスコの「無形文化遺産」のことだった。 日本語の「無形文化遺産」を中国... -
東郷平八郎の“弟子”として、戦艦三笠を守った米軍のニミッツ元帥
「絶対に負けられない戦いがそこにはある」というサッカー日本代表の試合のキャッチフレーズを、日露戦争に当てはめるなら、「そこ」は日本海になる。 1905年5月27日、負ければ日本はロシアの植民地になっていたかもしれない、運命の日本海海戦が行...