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カンボジア内戦と地雷:英雄ネズミの活躍と、なぜか一足の靴
かつてのサッカー日本代表の英雄・香川真司選手が最近、ベルギーのシントトロイデンへ移籍した。 一方、カンボジアの英雄ネズミ「マガワ」は、加齢とともに動きが遅くなったため半年ほど前に引退した。 するどい嗅覚を活かしてマガワはそれまでの5... -
インド人もビックリの、西園寺公望が考えた“差別解消法”
「インドと聞いて、何を連想しますか?3つ挙げてください」 と日本人にアンケート調査をしたら、きっとこのカースト(制度)が出てくるはず。 バラモン(ヒンドゥー教の聖職者) クシャトリヤ(王・戦士・貴族) ヴァイシャ(製造業者・市民) シ... -
日本は「ダメの見本」ですか? 韓国紙の報道に異議と違和感
「ダメになった」、「凋落」、「縮小・撤退が続く」 日本の半導体についてネットで検索したら、いろんな記事のタイトルにこんなネガティブな言葉が使われていた。 それもそのはず。 日本半導体産業は1980年代後半は世界シェアの約50%を占めていた... -
餅と mochi は別ものデス。外国人は日本のモチをどう思う?
1月11日のきょうは鏡開きの日だ。 年神さまの宿ったお餅を家族みんなで食べて、神の霊力を吸収してこれから一年の健康や幸せな生活を願う。 日本人は古墳時代の6世紀ごろには餅を食べていたと考えられていて、現代のように、正月などのめでたいハ... -
いま日本人に必要な精神:「敵に塩」より、ずる賢さと覚悟
きょう1月11日は「塩の日」。 人間が生きていくために、塩はなくてはならない超大事なもの。 昔は塩は貴重品だったから、ラテン語の「sal(塩)」はサラリーやサラダの語源になったのだ。 【塩の日】サラリー、サラダ、サルサの語源は「塩」だった... -
【文政権の二重基準】最悪の日韓関係はそのまま次期政権に
自分がほかの女性と浮気をしても、それは素敵なラブロマンス。 でも他人が同じことをすれば、「不道徳だっ!」と声を上げて非難する。 そんなご都合主義の二重基準を韓国では「ネロナムブル」という。 「オレはいいけど、オマエはダメ」というジャ... -
【日本人と梨の話】その語源や歴史、忌み言葉の文化とか
近所のスーパーに行ったらアイスの半額セールをやっていたから、とりあえず「爽」を買ってきた。 梨は食べた時のシャリシャリした感じが特徴なんだけど、もともと「爽」自体がそんな食感だから相殺された感がある。 ということでスーパーの半額キャ... -
韓国と中国で広がる悪感情:「追放しろ」vs「植民地の奴隷」
相手に頭を下げて敬意をしめす柔道の礼が、イスラム教徒には神への礼拝行為に見えてしまうということで拒否された。 国や宗教が違えば価値観も変わるから、こういうスレ違いは仕方ない。 こうした文化的な背景が原因なら誤解を解くことはまだ容易だ... -
違うのだよ価値観が。イスラム教徒が“柔道の礼”を拒否するワケ
7世紀のはじめ、アラビア半島でムハンマドという男が洞くつの中でめい想をしていた。 すると天使のジブリール(ガブリエル)が現れて、彼に神(アッラー)の言葉を伝える。 いま世界人口の約25%を占めるイスラム教はこうして始まった。 ちなみに... -
【日本人とイスラム教徒】インシャアッラーという“不幸フラグ”
いま世界中でイスラム教徒は16~17億人いて、人類のおよそ四分の一を占めている。 ムスリム(イスラム教徒)の数は増加傾向にあり、2050年には27億6千万人(29.7%)となって人類史上初めてキリスト教徒(29億2千万人、31.4%)と並び、2100年になる...