東南アジア– category –
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バングラデシュ人留学生の話 日本の好印象とその理由、社会の違い
去年の夏、バングラデシュで市民の抗議デモによってハシナ政権が崩壊して、新しい暫定政権ができた。そのトップに就任したのは、ノーベル平和賞を受賞したユヌス氏。そのユヌス氏は最近、日本について「アジアでリーダーシップを発揮してほしい」と述べた... -
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インドネシア人を日本の植物園に連れて行ったら、お世辞抜きで喜ばれた
5月の中ごろ、「浜名湖ガーデンパーク」のバラが見ごろを迎えていると聞いたので、インドネシア人のカップルを誘って、OKをもらった後に少し不安になった。 インドネシア人を植物園に連れて行くという選択は正しかったのか? 経験がかぶってしまって、楽... -
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日本と母国で、生まれて初めて地震を体験したタイ人の反応
地震大国として知られるニホン。 その第一号は、599年のきょう5月26日に起きた推古地震だ。この地震の発生と被害状況は『日本書紀』に記されていて、記録に残る地震としてはこれが日本最古になる。多くの建物が倒壊したことで、朝廷は「地震対策」と... -
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カンボジア人にとっての「P・P」 1970年代に起きた大虐殺
「カンボジア人が『P・P』という文字を見たら、プノンペンかポル・ポトを連想します」 15年ほど前、カンボジアを旅行していたとき、お世話になった日本語ガイドからそんな話を聞いた。プノンペンはカンボジアの首都で、ポル・ポトは悪魔の名前だ。 19... -
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鎌倉の大仏を見て、トルコ人「立派だ!」、ミャンマー人「かわいそう…」
今年のゴールデンウィーク、知人のトルコ人は約10連休というボーナスタイムゲットしたらから、鎌倉へ行くことにした。彼は日本の歴史や文化に興味があったから、「武家政権が始まった地」には、いつか必ず行きたいと思っていた。 実際に鎌倉を見て回ると... -
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クビライが第三次日本侵攻を断念した背景 ベトナムさんのナイスアシスト
5月5日は「端午の節句」で、男の子の健やかな成長を祝う日。男なら、「いつか天下を取ってみたい!」と夢見る瞬間が人生の中であると思う。 チンギス=ハンの孫、クビライ(フビライ)はそれを実現させた。1260年の5月5日、彼はモンゴル帝国の第5... -
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アジアにある差別意識 「道でコブラと○○人に会ったら、○○人を先に殺せ」
日本では、毒蛇のハブとマングースの戦いが有名だ(今は多分やってない)。 最近、タイで話題になったのはキングコブラと40代女性の「決闘」だ。タイ南部に住む40代の女性、スピンさんがキノコ採りをしている最中、3~4メートルほどのキングコブラと目... -
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【恥を知れ!】4月30日が近づくと、ベトナム人が言い争いを始めるわけ
いま日本にいるベトナム人の数は60万人を超えて、国別では中国人に次いで2番目に多い。これだけいれば、中には犯罪を犯し、ニュースで取り上げられるベトナム人もいる。そんなことがあると、SNS上にある日本人とベトナム人の友好グループの中で、「北の... -
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コメ高騰中の日本で、ベトナム人留学生が知ったサツマイモのすばらしさ
昨年あたりからお米が手に入りにくくなったり、価格が上昇したりして、「令和の米騒動」や「米難民」という言葉も耳にするようになった。政府が重い腰を上げて備蓄米を放出したものの、特に目立った効果はなく、米価は15週連続で値上がりし、5キロで4... -
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日本に住むミャンマー人の話 価値観の違いや共通点、仏教やナッ信仰について
時間は誰にとっても平等でも、1年が始まるタイミングは国や文化によって違う。 ミャンマーでは、今年は4月13日に正月が始まって、東京の公園では伝統行事の「ティンジャン(水かけ祭り)」が行われた。水をかけ合うことで、昨年1年の穢れを洗い流し、...