アメリカ– category –
-
【アメリカの伝説的日系人】ダニエル・イノウエがしたこと
日米の友好・関係強化に取り組んできたしたアイリーン・ヒラノ・イノウエさんが亡くなった。 アイリーンさんはカリフォルニア州出身の日系3世で、日本とアメリカの橋渡しとなるべく、ロサンゼルスのリトルトーキョーの博物館初代館長に就任して、... -
日本・韓国・アメリカ、食文化の違いから起きた悲劇
ゴボウは日本の食文化。 ゴボウを日常的、全国的に食べているのは世界で日本人だけだ。 欧米人にとっては「まるで木の枝」「根っこみたい」と言うこともあるほど、この食材は世界的にはレア。 そんな食文化の違いが思わぬ不幸を招くこともある。 太... -
【表現の自由の限界】WHOが問題視する「自殺の描写」
表現の自由はとても大事だけど、無限大ではないし限度もある。 芸術でもドラマでもアニメでも超えてはいけない一線があって、これからは世界的に「自殺の描写」が問題になりそうだ。 読売新聞の記事(2020/02/22) WHO指針「自殺シーンやめて」に賛... -
【チフスのメリー】ジャガイモ飢饉で渡米し、そして”伝説”に
日本で有名な都市伝説に「口裂け女」がある。 大きなマスクをした若い女性が下校中の子どもに声をかけ、「わたし、きれい?」とたずねる。 「きれい」と子供が答えると、「これでも?」と言ってマスクを外すと、耳元まで大きく裂けた口が開いていた... -
【タルサ暴動】アメリカの歴史上、最悪の人種間暴力・虐殺事件
これから書くことはアメリカの歴史上、最大級と言われる人種間暴力、1921年にオクラホマ州で起きた「タルサ暴動」について。 “虐殺”とも呼ばれる事件だから、ハッピーな内容ではないのでそのつもりで。 でもまずは、人種差別が空気のように当たり前... -
アメリカ人の歴史認識:悪いのは原爆投下より日系人の強制収容
前回の記事で書いたように、食文化がちがったら、日本人にとしては善意で提供したごぼうが外国人には虐待になることもある。 日本人と外国人では価値観や立場がちがうから、同じことでもまったく別に見えることはある。 「食」につづいて取り上げる... -
【悪役はいつも英国人?】アメリカ人からみたイギリス英語
このまえ知り合いのアメリカ人が誕生日をむかえて、そのお祝いを友人のイギリス人の家でするということで「君もぜひ来ないか?」と招待された。 まあ、「車を出してくれ」ということだけど。 その家には、プレゼントや手作りケーキ(上の写真)を持... -
日系人が語るブラジルの治安。日本にはない「ファベーラ」
日本で10年以上暮らしている日系ブラジル人の女性(30代)と話をしていた時、いつもの質問「ブラジルと日本との違いって何ですか?」ときいたら、「それは治安ですよっ!」と即答。 地理的に日本の反対側はブラジルだけど、治安も対極と言っていい... -
米の人種差別:かつて白人はこうやって黒人リンチを楽しんだ
ピクニックの語源を知ってる? むかしアメリカで黒人が奴隷として売買の対象になっていたころ、白人たちは朝から奴隷市場へ出かけていって、ランチを食べながら時間かけて購入する奴隷を決めていた。 そんなふうに黒人を選び取ることを「ピック・ア... -
ピクニックの語源は「ランチを食べて黒人奴隷を選ぶ」?
「ピクニック」と聞くと、昭和なボクは「おやつは300円以内ですか?」とか「バナナはおやつに入りますか?」とか思ってしまうのだけど、前にアメリカの黒人女性から「picnic」に込められたオソロシイ意味を聞いた。 数百年まえアメリカ社会で黒人が...