ヨーロッパ– category –
-
ヨーロッパ
現代のイギリス人はヘンリー8世の「女と宗教」をどう思う?
きょう4月21日は1509年に、イングランド王ヘンリー7世が亡くなってヘンリー8世が即位した日。 そのヘンリー8世について最近、イギリス人女性がSNSにこんなことを書いていた。 「kicked off hundreds of years of religious squabbling so he could do ... -
ヨーロッパ
【キリスト教の発想】懺悔はOK、でも免罪符の販売で大失敗
1506年のきのう4月18日、イタリアでいまのサン・ピエトロ大聖堂の建設が始まった(基礎石の設置式典が行われた)。 ここはもともとキリスト教で重要な使徒・聖ペテロ(イタリア語でサン・ピエトロ、英語でセント・ピーター)のお墓があったとされ... -
ヨーロッパ
【アストルフォ】ローランの歌や日本のアニメで有名なキャラ
日本に武士道があるように、ヨーロッパには騎士道がある。 そんな中世ヨーロッパの騎士道精神をあらわす話として有名人なものに、イギリスの「アーサー王物語」と11世紀に成立したフランスの「ローランの歌」があって、日本では高校生が世界史でこ... -
ヨーロッパ
降伏か、否か?「ベルリンの戦い」でのソ連軍の鬼畜っぷり
「To be, or not to be: that is the question.」 (生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ。) シェークスピアの作品で主人公のハムレットがそう悩んだ。 そしていま日本では現地の事情を置いといて、「ウクライナは戦うべきか、それとも降伏する... -
ヨーロッパ
【モンゴル無双】13世紀の東西 元寇とワールシュタットの戦い
13世紀に元(モンゴル)の皇帝は日本へ使者を送って、「わが国の属国となり、貢ぎ物を持ってこい」と上から目線で鎌倉幕府の執権・北条時宗に要求する。 「だが断る!」と日本は一蹴したから、怒った元との戦いが始まるのは必然だった。 そして高麗&元の... -
ヨーロッパ
「モナリザ」だけじゃない。万能の天才・ダヴィンチのすごさ
「世界でもっとも知られた、もっとも見られた、もっとも書かれた、もっとも歌われた、もっともパロディ作品が作られた美術作品」 そう称賛されるのがこの『モナ・リザ』。 イタリア語の「mona(モナ)」とは「ma donna」(私の貴婦人... -
ヨーロッパ
【フランスの宗教対立】戦争&虐殺を終わらせたナントの勅令
4月13日、日本でこの日は「決闘の日」だ。 1612年のこの日、宮本武蔵と佐々木小次郎が巌流島で戦ったことにちなんで、こんな記念日ができましたよと。 で、その14年前の1598年4月13日は、高校世界史で必ずならう「ナントの勅令」が出た日。 フランス国王... -
ヨーロッパ
日本の「ウクライナ降伏論」を、ポーランド人はどう思う?
1775年3月23日、イギリスとの独立戦争を始めるにあたり、ヴァージニアの議員パトリック・ヘンリーはこう言った。 「自由を与えよ。しからずんば死を与えよ」 こんな声とは反対に、いまウクライナで行われているロシアの軍事侵攻について、ウクライ... -
ヨーロッパ
【騎士道精神】ローランの歌、ヨーロッパで人気になった理由
ドイツ、フランス、イタリア、ベルギー、スイスといった現在の西ヨーロッパとほぼ同じ領土を統一して、大帝国を築いた傑物がカール大帝。 800年にローマ皇帝レオ3世によって戴冠されて、神聖ローマ帝国の初代皇帝となったこの人物は、いまでは「ヨ... -
ヨーロッパ
日本人の“降伏論”に、ヨーロッパ人が「NO!」と言う理由
ロシアがウクライナへ侵攻してから1か月以上が過ぎた。 ウクライナの粘り強い抵抗でロシア軍の動きは止められて、一部では撤退する動きも出ている。 そしてこの間、日本では、もうウクライナはロシアに降伏すべきだ、政治的妥結をしたほうがいいと...