ヨーロッパ– category –
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【イギリス人も反省】南アフリカでの蛮行:ズールー戦争
全日本人が怒った「ノルマントン号事件」が起こったのは、明治時代の1886年のこと。 多くの乗客を乗せたノルマントン号が和歌山県の沖合いで沈没し、西洋人は全員助かったのに、20人以上いた日本人はすべて死亡。 イギリス人船長が見殺しにしたに違... -
すれば逮捕の「ナチス式敬礼」が、OKの国も欧州にある
海外では「してはいけないコト」というのがある。 たとえば韓国を旅行した知人のアメリカ人が何気なく、1ミクロンの悪気もなく、「日本の方が街はキレイだ」と友人の韓国人に言ったところ、相手が急に不機嫌になってしまった。 幸いそのときは「ス... -
それは権利か迷惑か? 日本人とドイツ人の“自己肯定感”の違い
日本人てのは、どんな人たちなのか? 日本、韓国、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデンの7か国の若者(13~29歳)を対象にアンケート調査を行ったところ、日本人の自己肯定感は最低だった。 ほかの国に比べると日本人は自分に自信... -
【聖女伝説】キリスト教の殉教者「アグネス」に起きた奇跡
ほんじつ1月21日は「料理番組の日」。 いまでは世界中にある料理番組のルーツは、1937(昭和12)年にイギリスBBCが放送した「夕べの料理」といわれる。 第1回目のお題となった料理はオムレツだったとか。 そんなほのぼの記念日から1600年ほどさか... -
【超絶ラッキー】ノルマンディー上陸作戦で、2時間死んだフリ
きのう記事で、悲劇の少女アンネについて書いた。 第二次世界大戦中、連合軍があと少し早くオランダに到着していたなら、アンネは強制収容所で殺されることはなかったはずだ。 そんなユダヤ人とは反対に、同じころヨーロッパで、歴史に名を残す超絶... -
ノルマン征服→百年戦争で、今のフランスとイギリスが生まれた
イギリスの歴史の年号で覚えているのは「1066年」。 これはまだ現代のような明確な国境や、国民という概念もなかった遠い昔の話。 フランスからノルマンディー公ギヨーム2世が軍隊を引き連れて、「ドドドっ」という勢いでブリテン島(イギリス)に... -
【原作破壊】スペイン人、日本版ドン・キホーテに絶句する
すでにある作品をつくり直すことがリメイク。 オリジナルをリメイクし、再び世に出すことは映画やアニメでは当たり前のようにあって、その再構成の仕方は人にセンスが求められる。 キャラやストーリーがオリジナルに忠実だったり、ちょっと変更した... -
【ワクチンの語源】スペイン語で雌牛はバカ、ニンニクはアホ
年末になると清水寺で発表されるのが「今年の漢字」。 2021年は、 ・東京オリンピック・パラリンピックでたくさんの日本人選手が金メダルをとった。 ・大リーグの大谷翔平選手や将棋の藤井聡太さんなどが金字塔が打ち立てた。 ・新型コロナの感染が... -
【埋葬文化】人類共通の献花/死体を教会の壁に埋める名誉
世界のどこの国でも、文化の始まりは埋葬だ。 そんなことをテレビ番組か何かの本で読んで、「ほ~」っと感心したことがある。 これを満場一致で文化の起源とみなすかどうかは置いといて、いつの時代のどんな場所の人間でも、身近な人が亡くなればと... -
【泥棒が英雄へ】イギリスを震撼させたスクーンの石盗難事件
きのう12月25日は言わずもがなのクリスマス。 この日に人類を救う「イエス=キリスト」が誕生した、って話は聖書に書いてないから、これはきっと誰かの創作だ。 でも欧米では特別重要になっているこの日、70年ほど前にイギリス全土を震撼させるよう...