ヨーロッパ– category –
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和食ではないが日本料理のドリア。由来はイタリアの名門貴族?
この前ネットでイタリアに住んでいる日本人が、「サイゼリヤのミラノ風ドリアってなんなの?」と投稿しているのを見た。 まずイタリア料理に「ドリア」という料理はない。 それに何が「ミラノ風」なのかわからないという二重の謎。 すると同じくイ... -
「マッチョ」はスペイン語。しかし女性はこれを嫌うらしい
ちょっと前に、日本の会社で働くスペイン人女性をお寺へ連れて行った。 そこで早速、筋骨隆々の金剛力士像とご対面。(上の写真) 日本のお寺の入り口にはよく、口を開いた阿形(あぎょう)と、閉じた吽形(うんぎょう)の2体の金剛力士像(仁王像... -
【ドイツ人の国民性】不正をさせない、ビールグラスの“線”
3月8日は「ビールサーバーの日」。 3と8で「サー・バー」と強引に読むことで、この記念日が成立したらしい。 ビールといえばやっぱり、「オクトーバーフェスト」という世界的な大ビール祭りのあるドイツを無視しするわけにいかぬ。 日本とドイ... -
ドイツ人はバウムクーヘンを食べるのか? 日本の物とはどう違う?
日本人は好奇心旺盛で、海外の文化を積極的に受け入れ吸収し自分のものにする。 きのう3月3日は中国文化に起源をもつ「ひな祭り」の日で、きょう3月4日はドイツ由来のお菓子「バウムクーヘンの日」だ。 ひな祭りについてはこの記事をどうぞ。 ... -
欧米の人種差別:中国・韓国・日本人が「狩り」の被害者に
知人の黒人女性がいま韓国のソウルで暮らしている。 彼女がそれまで住んでいたニューヨークを後にした理由のひとつは、「トランプのアメリカ」では人種差別がひどくなって生きづらさを感じたから。 このアメリカ社会の“病気”が、新型コロナウイルス... -
【ビスケットの語源】なんで、“二度焼いたパン”なのか?
2月28日は「ビスケットの日」だ。 ビスとケットでビスケット。 むかしのヨーロッパで使われたことば(いまも一部では現役)、ラテン語の「ビス(二度)」と「コウトゥス(焼かれたもの)」に由来するビスケットは、もともとは2回焼いたパンのこと... -
ナポレオンの忙しい数か月。皇帝→囚人→脱出→皇帝→囚人
ほんじつ2月26日は「脱出の日」。 いやいや。一体どこの誰がいつ、どこから脱出したんだ? というツッコミは避けられない記念日だ。 でもその人物はフランスの英雄で、日本の中学生がもれなく授業でならうナポレオン・ボナパルトと聞けば納得でき... -
【優しく殺す】日本人には理解不能?西洋人の動物愛護の感覚
「今夜はカニだー!」とスーパーで買って冷蔵庫に入れておいたカニを取り出して、調理をはじめようとしたら、そのカニが動き出したとしたら。 そんなドッキリのような体験をリアルでした人が、その様子を撮影してツイッターにアップしたのがこちら... -
欧米人が日本の鯱を見て、ギリシャ神話のキメラを思ったわけ
むかしの日本人が心の底から恐れていたもの、それは火事。 なんせ日本の伝統的な建物はほとんど紙と木からつくられているから、それに乾燥や強風という悪条件が重なると、江戸時代の「明暦の大火」という空前絶後の大災害が起こることもある。 これ... -
韓国・日本のアイドルの失敗にみる、ナチスに鈍感なアジア
日本のアイドルがユーチューブで生配信中に差別発言をしてしまい、事務所が謝罪し、本人はしばらくのあいだ芸能活動を停止することとなった。 【日本の身分差別】アイドルが活動自粛となった不適切な発言 という話をきのう書いた。 それと同じころ...