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【宗教の避難地】誰でもウェルカム! 寛容と多様性の国インド
「いいですか?インドといえばCCB、カレー・カースト・仏教を覚えておきなさい。」 中学生のころ授業でそんなパワーワードを聞いて、「なるほどなー」と印象に残ったから“インドのCCB”はいまでも覚えている。 この3つのうち2つが宗教に関すること... -
令和と戦争中の日本 ロシア文化と敵性語(英語)の排除
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。 そのお坊さんのことが嫌いになると、着ている袈裟(けさ)まで憎くなる。 なんでそこまで坊さんが憎まれるのかしらんけど、いったん相手に強い嫌悪感をもったら、それに関わるすべてのものを受け付けなくなる心理はわか... -
江戸時代にやって来た象、“貴族”になって天皇と謁見したゾウ
平安時代の辞書「和名類聚抄」(わみょうるいじゅしょう)でゾウについてはこんな説明がある。 「似水牛、大耳、長鼻、眼細、牙長者也」 水牛に似ていて長い鼻をもち、細い目をしていて長いキバがあるというのは、いまの日本人が思い描くゾウのイメ... -
【夏時間のメリット】スペイン人が日本で初めて気づいたこと
欧米にあって、日本にはないもの一つが「サマータイム」だ。 *「さがさないであの頃のわたしを~」は禁止。 太陽の出ている時間が、季節によって違うことは人類なら誰でも知ってる。 冬は短くて夏は長く、昼と夜の長さがだいたい同じになるのが春... -
【栄光の四月】日米友好の象徴・全米桜まつりの起源や歴史
3月27日は「さくらの日」。 このころは七十二候のひとつ「桜始開(さくらはじめてひらく)」の時期で、それと「3×9(さくら)は27」という合わせ技でこの日が「さくらの日」になっている。 時代を110年さかのぼると1912年の3月27日に、東京から... -
信長に愛されまくった“黒人侍”と、悲惨なアフリカの奴隷
1581年のきょう3月27日、ヨーロッパ人宣教師のヴァリニャーノがアフリカ人の奴隷か従者を連れて織田信長に謁見した。 全日本人の中でもこれ以上ないほど波乱万丈の人生を過ごして、数々のドラマや小説、マンガのメインキャラとして取り上げられて... -
「教会大分裂」とかいうキリスト教の約40年の“自殺行為”
きょう3月25日は、聖母マリアの受胎告知の祝日(Lady day)だ。 キリスト教ではこの日に天使ガブリエルがマリアへ、「あなたは救世主(イエス=キリスト)の母親になりますよ~」と告げたということになっている。 それでマリアには、処女でありな... -
ロシア軍がウクライナへ侵攻した理由・戦意を喪失したわけ
ロシア軍がウクライナに戦争をしかけてから、早くも1か月が過ぎた。 プーチン大統領は数日で首都キエフを陥落させて、ゼレンスキー大統領を引きずり落とし、自分たちの意のままに動く傀儡政権をつくろうと考えていたらしい。 世界第二位の軍事力を... -
【妥協禁物】韓国で新大統領決定←日本の首相・国民の反応は?
韓国の次の大統領にユン・ソギョル氏がきまって、あと1か月ほどでユン政権が発足する。 そこでいま期待されているのが、ブン政権下で「戦後最悪」となった日韓関係の改善だ。 これは「どっちどっち」ではなくて、日本との合意を破って国際法違反の... -
1603年3月24日、日本・英国で新時代が始まり10年後に出会う
ほんじつ3月24日は日本とイギリスの歴史において、「ここに陸終わり 海始まる」みたいな重大な出来事が起きた日。 1603年のこの日、日本では徳川家康が将軍になって江戸時代が始まった。 そして同じ年の3月24日、イギリスではジェームズ1世がイ...