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日本人だってワカラン 日本語の“3文字併用”に悩む外国人
きょう10月27日は「文字・活字文化の日」なので、外国人目線で日本語の文字について考えてみよう。 先月9月、東ヨーロッパから来たリトアニア人の留学生が日本の大学を卒業して母国へ帰った。 彼はリトアニア語のほか英語もネイティブ・レベルで、簡単な... -
ルーズベルト米統領、クマの銃殺を拒否 → テディベアが誕生
ほんじつ10月27日はアメリカの第26代大統領、セオドア・ルーズベルトの誕生日だから「テディベアズ・デー」。 この日には世界中で、「心の支えを必要とする人たちにテディベアを贈る運動」が行われるらしいデスヨ。 で、なんで「ルーズベルトのバー... -
島流しにされた後鳥羽院:強気→失意→悲しみ→魔王爆誕
島根県から60㎞ほど離れた日本海に隠岐諸島が浮かんでいて、「海士町」(あまちょう)はその中にある。 ことし2021年は海士町にとって超特別な年だから、こんなPR動画を作って公開したらしい。 いまから800年前、1221年に朝廷と鎌倉... -
「謝罪訪韓」で好転? 日韓の埋められない価値観の違い
ことし6月に読売新聞が発表した日本・韓国で行われた世論調査を見ると、日韓関係を「悪い」と考えている人が日本で81%、韓国では89%となっている。 「取り付く島もない」というのはこういうことか。 韓国(日本)を信頼できるかという質問に「で... -
ヨーロッパにある日本語:イタリアの“柿”、ドイツの“北海道”
明治時代の俳人・正岡子規の名前を知らなくても、日本で生まれ育ったなら、この句をどこかで聞いたことがあるのでは。 「柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺」 法隆寺を訪れたあと茶店で一服して柿を食べると、法隆寺の鐘の音が聞こえてきた。その響きに... -
【パスタの歴史】大航海時代の保存食・トマトとの幸せな出会い
きのう10月25日は「世界パスタデー」だったのだ。 1995年のこの日、パスタ宗主国・イタリアで世界パスタ会議が開催されたことでこの記念日が爆誕。 イタリア語の「pasta」は、昔のヨーロッパで広く使われていたラテン語の「pasta(生地、練りもの)... -
【日本語と中国語】台湾人の驚き “勉強”がなぜ study に?
日本人が中国・台湾・香港に旅行すると「漢字チャレンジ」という楽しみがある。 東アジアには漢字という共通文字があって、カタカナのない中華圏ではキホンすべてのものを漢字で表記しないといけない。 だからたとえば「烏龍茶」はそのままでも、「... -
【神風連の乱】明治日本人のゼノフォビア(外国人嫌い)
知人のスリランカ人が2年前、浜松市から静岡市へ引っ越した。 「日本の引っ越しで大変なことってなに?」と気軽に尋ねたら、「外国人であること」を理由にアパートを紹介してくれなかったという話を聞いて、質問したことをやや後悔した。 でも、こ... -
「100:0」の日本人差別、ノルマントン号事件に国民激怒
いまの日本で10月24日は、問答無用で10・2・4を「てにし あわせ」(手に幸せ)と読んで「文鳥の日」になっている。 でも、そんなほのぼのデーとは真逆で、全国民を激怒させる「ノルマントン号事件」が起こったのは、明治時代の1886年のこの日だっ... -
【現代なら激怒】一人で九つ!“気分”で改元してた昔の日本人
では、まずは日本史クイズから。ででん。 1688年のきのう10月23日は、いったい何があったでしょう? 答え:京都に東山天皇、江戸に徳川綱吉がいた1688年のこの日、元号が貞享(じょうきょう)から元禄に変えられた。 誰が分かるか!って話デ...