前に、韓国で大人気のフライドチキン店「キョチョンチキン」のことを書いた。
「あのフライドチキンがついに日本に上陸!」したのはよかったけど、9カ月でつぶれてしまった。
韓国では成功したのに、なんで日本では失敗したのか?
その理由には、日本のコンビニのチキンや高めの価格設定なんかがある。
でもそれではないはず。
日本で受け入れらなかった理由には、「反日のイメージ」もあっただろう。
実際、今の日本には嫌韓感情が広くある。
慰安婦像を始めとして、韓国の反日行為にはついていけない日本人は多い。
韓国のキョチョンチキンが失敗した理由には、日本にある「嫌韓ムード」もあったはず。
企業にとってイメージというものは、とても大切だから。
ボクのまわりで韓国旅行に行きたいという人がいたら、喜んで旅のアドバイスをしている。
韓国の見どころやおすすめの食べものなんかを話す。
韓国の反日感情について聞かれたら、そのことも話す。
観光旅行をするだけなら韓国の反日を心配することはない。
旅行で反日を感じることはまずないと思う。
でも、反日がないことはない。
韓国人には反日感情があるし、それにもとづく反日行為もおこなわれている。
実際にあるものを「ない」と言うわけにもいかない。
なんだかんだ言って日韓関係は大切だから、韓国のことは良い面も悪い面も知っておいたほうがいい。
テレビや雑誌なんかを見ていると、「ここ数年で日本の嫌韓感情が高まっているなあ」と感じることが多い。
韓国での反日行為を知ることで、そうした気持ちを持つ日本人が増えていることは間違いない。
そんな日本で韓国の企業が成功することは、できないことはないけどなかなかむずかしい。
それはサムソン電子を見ても分かる。
キョチョンチキンが日本に登場したのが2015年のこと。
同じ2015年に、日本で販売されたサムソン電子のスマートフォンが話題になった。
サムソンがスマートフォンから「サムスン(SAMSUNG)」のロゴの文字を消してしまったから。
サムスンがロゴをなくしてスマートフォンを販売したのは日本だけ。
なんでサムソンは製品から社名を消したのか?
サンケイビズにこんな記事がある。
サムスン関係者は「『日本市場の特殊性を考慮した措置』と説明した」という。
そのうえで、同紙は、サムスンが唯一苦戦する日本市場で、「その攻略をするため、社名を捨てたことになる」との見方を示した。
わざわざ宣伝にもなる社名を外すほどのメリットは何か。
アップルファンが多く、ニッポンブランドびいきも強い日本市場にあって、やはりサムスンという企業イメージをできるだけ薄くする“ステルス”戦略なのか。
この記事では、ハッキリ「反韓感情を意識か」と書いている。
それが正解だろう。
“ステルス”戦略というのは、言ってみたら「韓国隠し」ということ。
社名を消した理由は、日本にある反韓感情を意識して、できるだけ「韓国色をなくした」と考えるのが自然。
キョチョンチキンが失敗した理由には、この配慮がなかったことがあるだろう。
韓国企業が自社の商品を売るために韓国を隠している。
これが今の日本の空気。
でもそうなった背景には韓国の反日行為がある。
今度は韓国の空気を知るために、韓国でおこなわわれた反日行為をとり上げてみたい。
ずっと前の行為をとり上げても今の韓国は見えてこない。
だからここでは、去年と今年のものをとり上げる。
まず2016年に公共の場で、日の丸と天皇陛下の写真を切り裂かれる抗議活動があった。
その衝撃的画像はここに載せられないから、韓国のニュースメディアから見てほしい。
위안부 할머니 영결식날 서울 한복판서 일왕 생일파티…시민들 항의빗발
どこの国にも過激な考えをしている人間はいる。
でもこの場合は、まわりの人間がこの行為を見ているだけで止めようとしていない。
これはダメだろう。
だれも止めないということは、「韓国の社会がこの行為を認めている」と受けとめられても仕方がない。
コメントを残す