中国＝ジャイアンに異論なし。日本と韓国はのび太かスネ夫か？

先月31日、橋下徹氏はテレビ番組でこう言った。

「僕に対して“韓国を擁護するのか“、という批判があるけれど、僕が韓国人の政治家だったとしたら、文大統領と同じことしていると思う。」

韓国紙（朝鮮日報）でさえ、「文在寅大統領、日本に激怒するだけでいいのか（2019年1月25日）」と批判するぐらい、文大統領は日本を敵視し、反日的言動をくり返している。
橋下氏はその文大統領に理解を示したのだから、日本のネットでぶっ叩かれてしまった。

これは予想できるのだけど、意外にも橋下氏は韓国からもバッシングを受けていた。
中央日報が記事（2019年02月05日）で「極右」というレッテル貼りをしている。

日本の極右・橋下氏「日本は韓国をのび太のように思っている」

「ドラえもん」は韓国でも有名。
でも、これを日本のアニメと気づかなかった韓国人は多く、タレントのユンソナさんは「ドラえもんは韓国のものだと思ってました！」と無邪気に話していた。

韓国でのび太くんには、「主人公だが力が弱くていつもいじめられている」というイメージがある。
だから韓国としては「弱虫のび太」に重ねられたことが不愉快で、橋下氏を「日本の極右」とののしったようだ。
せっかく韓国に配慮してくれたのに、のび太発言に注目して「橋下叩き」をするなんてもったいない。
韓国のポイントはどこかズレている。

橋下氏が極右かどうかは置いといて、韓国を「のび太」とする見方にはどうしても違和感を感じてしまう。
橋下氏は、力があって乱暴な「ジャイアン」を中国にたとえた。
これに異論はない。

でも、韓国はのび太じゃなくてスネ夫だろう。

ヤフコメでもそう思う人がたくさんいる。

「骨川スネ夫」の性格について、ウィキペディアにはこんな説明がある。

「ナルシストかつイヤミ、口が上手く虚言癖の持ち主。強者には徹底してへりくだる虫のいい選択しかしない。」

ずい分厳しいなオイ。

韓国が「わが国（民族）はすごい！」とホルホルするのは昔からよくある。
だからナルシスト傾向は指摘できる。
くわしいことはこの記事をどうぞ。

韓国の「ホルホル」記事①「偉大な韓国」「優秀な韓民族」の発想

韓国が「虚言癖の持ち主」ということについては、自民党の山本朋広国防部会長なら同意するはず。
レーダー照射問題で不誠実な対応を見せる韓国に山本氏の怒りが爆発した。

「礼節をもって韓国に相対していたにも関わらず、韓国政府は嘘をつく、虚偽の内容を公表する、約束を反故にする。こともあろうに向こうがこちらに謝罪を求めてくる。無礼であると言わざるを得ない！仏の顔も使い切った！」

実際、韓国政府はそう言われることをしたのだから、これはやむを得ぬ。

くわしいことはこの記事を。

日本の“やるやる詐欺”：韓国制裁に賛成＜慎重・反対・他人ごと

スネ夫は強者のジャイアンにはへりくだるけど、のび太には強気でものを言う。
ジャイアンを中国、のび太を日本にたとえれば、韓国の立ち位置はまさに骨川スネ夫。

朝鮮日報の社説（2019/02/03）でそんなことが書いてある。

「北の後ろ盾」中国には寛容なのに日本を主敵扱いする韓国政府

韓国にとって日本は何を言っても許される相手で、まさに野比のび太。
だから国防部長官（日本でいう防衛大臣）は、パイロットのジャンパーを着て「臨戦態勢」を演出し、日本に強く対応するよう海軍作戦司令部に指示をあたえることができた。
そしてその勇ましい姿を国民に見せる。

でも、ジャイアンにはこれができない。
いま韓国では、中国の軍用機が韓国の防空識別圏に何度も無断進入してきて、大きな問題になっている。
でも朝鮮日報の記事には、「中国の軍用機が出入りするたびに緊急出動する韓国空軍部隊を（国防部長官が）訪れたという話は聞こえてこない」とある。

韓国政府は日本を「主敵」のように見て反日姿勢をアピールするけど、「中国については何をされようと目をそらそうとしている」という。

またスネ夫についてウィキペディアには、「ケンカの際には、ジャイアンや親によるバックボーンからのび太に勝つことが多い」とある。
韓国は周囲を、中国・日本・ロシアなどの大国に囲まれている。
それで韓国では自国を「クジラに挟まれたエビ」とする認識がある。
「自国を弱小国と感じるしかない（中央日報）」から、韓国は中国やアメリカに頼ろうとすることが多い。
くわしいことはこの記事をどうぞ。

日本と韓国の歴史の違い。日本と中国はクジラ、韓国はエビ

こんなところも韓国はスネ夫に似ている。

ということで本日の結論。
「中国＝ジャイアン」説に異論は認めない。
でも韓国をたとえるなら、のび太くんではなくて骨川スネ夫だ。
そして日本をのび太のように見ていて、ムチャでも何でも好きなことを言う。

ちなみに台湾をたとえるなら、「しずかちゃん」だろう。
日本に対立を持ちかけず平和的で、いつものび太（日本）に好意的な視線を送っている。
そんなけなげなところがしずかちゃんっぽい。