韓国民と慰安婦問題日本との約束を守ると「売国奴」に韓国民と慰安婦問題日本との約束を守ると「売国奴」に

国連で先月、日本と北朝鮮の「バトル」が発生したことをご存知だろうか。
女性の人権問題をテーマに行われた会議で、北朝鮮の代表が日本統治時代に、「２０万人もの朝鮮の女性や少女が日本軍の性奴隷にされた」といった内容の発言をし、日本の謝罪と補償を求めた。
そこで反論しないという「大人の対応」を見せたら、その主張を認めたも同然。
世界に誤解が広がらないように、日本代表は「北朝鮮の発言は誤りで根拠もない」と即座に反論し、北朝鮮代表と口論になった。
実はこのとき、慰安婦問題については“当事者”である韓国代表もいて、発言することはできたが、その人物は何も言わなかったという。
この沈黙が韓国で問題となり、国会で「なぜ発言しなかったのか」と追求された外交部（外務省）は、２０１５年の慰安婦合意を理由に挙げた。

これによって、日韓両政府は慰安婦問題が「最終的かつ不可逆的に」解決されること、そして、これからは国連など国際社会において、互いに非難・批判することは控えることを確認した。この約束があったから、韓国代表はあの場では黙っていたのだ。

しかし、韓国メディアの「ＭＢＣ」によると、この態度は国民感情を傷つけ、物議を醸すこととなった。（2024年10月23日）

일본, 유엔서 공개적으로 “위안부 근거 없다”‥한국 대표는 침묵

機械翻訳：日本、国連で公然と「慰安婦根拠なし」‥韓国代表は沈黙

現在、韓国と北朝鮮は敵対していて、北朝鮮では韓国のドラマを見ただけで処刑される可能性がある。政治体制や常識、基本的な価値観も違うけれど、「２０万人もの朝鮮の女性や少女が日本軍の性奴隷にされた」という説については韓国側も同じ認識だ。
それに対して、繰り返しになるが、それを事実と裏付ける証拠は見つかっていないため、日本は以前から「根拠がない」とその説を否定し続けてきた。
韓国代表が日本に何も言わなかったことで、韓国の野党議員は国会で「歴史的事実である慰安婦を否定し、日本の歴史歪曲（わいきょく）に参加する形」と外交部を非難した。

もし、それが歴史的事実なら、それを示す根拠を提示すればいい。その動きがないから、日本はいつも同じ主張をしているのだ。

しかし、韓国民の反応を見ると、

・韓国代表の資格がない。すぐに解任しろ。
・まさか北朝鮮に賛成する日がくるとは。
・当然の結果。親日派の大統領を選んだのだから。
・本当に腹が立つ。売国奴どもに国を乗っ取られた。
・ここまでして日本と仲良くしなければならないのか。理解できない…。

といった批判がコメント欄に殺到している。

動画の「５６秒」のところと下の写真を見比べてほしい。
背景やヘアバンドをした女性などから、これは米軍が１９４４年に、戦争捕虜となった慰安婦から聞き取り調査を行った場面のもので間違いない。

このとき米軍が作成した報告書（Japanese Prisoner of War Interrogation Report 49）は、歴史の一次資料になっているから、そこにある内容は事実を考えていい。
それを見ると、慰安婦はたくさんのお金を持っていて、服・靴・たばこ、それに化粧品など欲しいものを買うことができたと記されている。また、彼女たちは日本兵とスポーツをしたり、ピクニックに行ったりして楽しんだと書かれている。

少女が“性奴隷”に！韓国の描く慰安婦像と歴史資料の天地の差

一次資料のレベルで「性奴隷にされた」という説の根拠はない。

慰安婦問題について、韓国では国民感情が最上位にあって、これに反する言説は認められない。だから今回のように、日本との約束を守れば「親日派（＝売国奴）」と叩かれるし、上の報告書のような事実を公開すれば、きっとフルボッコにされる。
尹政権は本当に大変で理不尽な状況にいるけれど、合意はしっかり守ってほしい。そうでないと、日本は韓国と信頼関係を築くことができなくなる。