「失敗したっていいじゃないか。人間だもの」というのは分かるのだけど、同じ失敗を同じようにくり返すというのは、韓国の国会議長は何を考えているのか?
時事通信の記事(3/27)
安倍首相・天皇の謝罪また要求=慰安婦問題で韓国議長
この議長、文 喜相(ムン・ヒサン)氏は先月にも、慰安婦問題の解決のために天皇の謝罪を要求したばかりだ。
しかもこのときは天皇陛下を「戦犯の主犯の息子」とまで言う。
一度はこの発言を否定したものの、米メディアのブルームバーグが音声記録を公開してことで、“ウソ”がバレてしまった。
そんな恥ずかしい思いをしたはずなのに。
この発言があったとき、日本は韓国側に強く抗議して、議長には発言の撤回と謝罪を要求した。
でも、日本政府の抗議や怒りの破壊力はあいかわらずない。
国民としては、国籍変更が頭に浮かぶほど頼りない。
日本政府から抗議を受けた文議長は逆に叱り飛ばした。
「(自分が)謝罪する事案ではない」、「最も基本的な問題は(日本からの)心からの謝罪だ」とまさに一蹴だ。
謝罪するべき人間が逆にそれを要求する。
日本人よ、これが韓流パラドックスだ。
まあ、これぐらいの図太い神経をしていなかったら、あの国で国会議員なんてやってられない。
結局、この国会議長は謝罪も撤回もしなかった。
そんな騒動の記憶が薄れたいまになって、なんでまた同じ発言をして日本を挑発するのか?
文議長は韓国紙とのインタビューで、慰安婦問題の解決についてこう言いやがりました。
「誠意ある謝罪が一番重要だ。安倍首相、または、日本を象徴する国王が慰安婦のおばあさんに『申し訳ない』と一言言えば、根本的な問題が解決される」
*国王(日王)というのは天皇の韓国風表現。
ちなみに「王」は「皇」の下にいる存在で、こんな無礼な言い方は中国もしていない。
慰安婦問題については、2015年の日韓合意で韓国政府が解決を確認している。
だから慰安婦問題の解決は、もう日本の天皇や首相とは関係なく、韓国側が事実を受け入れるかどうかだ。
これ以前にもこの問題の解決ために、1995年に「アジア女性基金」が設置されている。
このとき日本は、小泉純一郎首相が元慰安婦の人たちに「おわびの手紙」を送り、1人200万円の「つぐない金」をわたしたのだ。
それで問題は解決したのか?
答えはノーだ。
日本からのお金を受け取った「慰安婦のおばあさん」たちは、こんな目にあってしまったのだから。
しかし、彼女らは「民族の自尊心を売った連中。(돈 몇 푼에 민족적 자존심을 팔아먹은 화냥년)」と支援団体から強く糾弾されて、支援団体の圧力を受けた韓国政府や支援団体の様々な支援対象から外された。
政府がこんなことをするな。
日本は、首相がおわびの気持ちを表明して、つぐない金もわたしている。
でも、「まだ納得できない」ということで、2015年にも同じことをやった。
すると今度は天皇の謝罪要求だ。
もうキリがない。
韓国には慰安婦問題を解決する意思がないのだから、日本が何をやっても終わらない。
韓国の国会議長が天皇陛下に謝罪を要求したことについて、菅官房長官は「はなはだしく不適切で、コメントする気にもならない」と不快感をしめす。
そして日本政府は韓国側に強く抗議し、謝罪と撤回を求めた。
なるほど。って、おいコラちょっと待て。
これって、先月とやってることが変わらないじゃないか。
今回またこんな発言が出てきたというのは、韓国側がまったく懲りていないということだ。
前回の日本の対応は“失敗”だったのに、また強く抗議して謝罪と撤回を求めて、それで終わりにするつもりなのか。
同じ失敗を同じようにくり返しているから、日韓関係は前進しない。
ネットを見てほしい。
日本の無力な対応が「2回目の無礼」を許してしまったということで、韓国の議長より日本政府に怒っている人がたくさんいる。
具体的なことばは激しすぎて、ここではとても書けません。
これについても“次”がないように、今度はワンランク上の“大人の対応”をしてほしい。
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