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【国なら開かん!】ハードな言論弾圧&綱紀粛正、蛮社の獄
いまの日本で問題になるのは「ハンシャ」。 暴力団などの反社会的勢力は当然として、それとつながりのある人や組織も、いまの日本社会では嫌われ避けられている。 タイムスリップして1830年代の日本をみると、そのころは「バンシャ」が一部で問題視... -
【地震とナマズ】日本人の伝統的発想と現代科学の視点
最近は世界における日本の存在感や影響力が増してきて、ポケモンカードに夢中になったり、「オオタニサーン!」と叫ぶ外国人の話を聞く。 でも、そんなレベルではなくて、日本の文化や歴史について真剣に学ぶ人もいて、このまえそんな外国人がSNSで... -
【ここは日本?】インド人がみた沖縄、喜び・驚き・悲しみ
きょう6月23日は、日本人として忘れちゃいけない日。 太平洋戦争末期の1945年のこの日、日本軍司令官の牛島中将らが自決して、米軍との組織的な戦闘は終了した。 この沖縄戦で約9万4000人の住民、全体では県民の4人に1人が命を落としたことから... -
【ケンカ上等】尊敬→軽視、日本人の中国観を逆転させた事件
1281年のきょう6月23日、日本が再び大ピンチにおちいった。 1274年の「文永の役」で撃退された後、元の皇帝フビライはこの敗戦を最大級の屈辱、まさに「会稽之恥」(かいけいのはじ)にして復讐の機会を待つ。 日本をたたき潰し、この恨みを晴らし... -
千年以上の日本文化 いま欧米人が「ゆず」に注目するワケ
3年前、日本に住んでいた知人のリトアニア人から、リトアニア人の友だちが東ヨーロッパから日本へ旅行にやってくるから、彼女をどこかへ案内してほしいと頼まれた。 それは問題ないから、20代のリトアニア人の男女を浜松有数の観光名所・フラワー... -
【サクラ大戦】桜の起源をめぐる日中韓の争い、真実はどこ?
チューリップはオランダの花。 そう一般的に思われているが、実はチューリップはトルコのあたりで生まれ、ヨーロッパへ伝えられた花なのだ。 でも知人のトルコ人は、オランダで栽培が盛んになって世界的に有名になったということで、「チューリップ... -
「チューリップはオランダの花」をトルコ人はどう思う?
ことし4月、トルコ人と浜松西部にある浜名湖ガーデンパークへ行ってきた。 季節ごとに花が移り変わるこの植物園では、ちょうどこのときチューリップやネモフィラが見ごろを迎えていた。 ネモフィラさんの群れ チューリップは... -
【違いは間違い】世界でも独特な韓国の歴史認識・考え方
イギリスに支配されていた19世紀のインドで、植民地政府の役人を射殺したチャカペル兄弟はインドのヒーローとなった。 なんて話を前回書いたのですよ。 【インドの英雄】チャカペル兄弟、イギリス支配に一矢報いる 「英雄」というのはインドの見方... -
【インドの安重根】チャカペル兄弟、イギリス支配に一矢報いる
きょう6月22日は、インドでチャカペル兄弟がイギリス植民地支配に一矢を報いた日か。 なるほどなるほど。 日本でいえば日清戦争に勝利して台湾を併合したころ、イギリスの植民地だったインドのプネーでペストが流行して、イギリスは軍隊を動員して... -
【罪己詔】義和団事件での西太后は、控えめに言ってクズ
19世紀後半、強大な武力を背景にして、西洋人がズカズカと中国へやって来ると、現地では激しい反発がおきた。 祖先を祀る中国の伝統的な信仰を、「邪教」として否定するキリスト教も民衆の憎悪の対象となって、1870年のきょう6月21日に天津教案が...