日本人お断り!韓国・中国での日本人差別。反日より商売。

 

海外旅行の経験なら、20年以上ある。

ぼったくりやウソとか、外国で不愉快な思いをしたことは山ほどある。
けど、「日本人」が理由になって差別を受けたことはない。

「日本人だから」と優遇されたことならある。
たとえばチベットに行ったときは、仏教僧に「わたしは日本人が好きだから」と非公開の部屋に案内してもらった。
実際、海外では「日本人だから」ということでおいしい思いをすることが多いと思う。

だからこのニュースを知ったときは驚いた。

 

 

シン・ドンヨプという韓国人のコメディアンが「おまえは日本人か?なら出て行け!」とレストランから追い出されそうになったという。

そのコメディアンがテレビでそんな経験を話したことが話題になっている。

レコードチャイナの記事(2017年7月22日) から。

「外見が日本人に似ているという理由でレストランから追い出されそうになったことがある。すぐに韓国語で店の主人に説明して…」などと発言、他の進行役からも外見が外国人に見えるために差別に遭ったことがあるとのエピソードが明かされた。

韓国のコメディアン、「日本人に間違えられて追い出されそうに…」

「日本人に間違えられて、レストランから追い出されそうになった」

個人的にこんなことは聞いたことがない。
とても珍しいケースだと思う。

ただこの記事では、どこの国でそれが起きたのかが書いていない。
「日本人はお断り」「韓国語で店の主人に説明」という条件なら、ひょっとしたら韓国かもしれない。

今の韓国でこんな日本人への差別があるとは思えない。
けど日韓関係が悪いときだったら、その可能性がないことはない。

 

 

実際、反日感情が高まっているときの韓国で「日本人お断り」という店はあった。

2013年には、韓国で「日本人は禁止」というゴルフ場が現れてニュースになっている。
news-postsevenの記事から。

韓国のレイクヒルズリゾートグループが3月、翼下の5つのゴルフ場と、6つのリゾート施設で「日本人立入禁止」を始めた。島根県が「竹島の日」の行事を開催したことへの抗議が発端だそうだが、グループ会長は、この措置について「韓国企業の社会的責任」と述べている。

韓国の日本への嫌がらせ 戦時徴用みかじめ料や立ち入り禁止

でもこれは、反日ではなくて商売のためだろう。

もともとこのゴルフ場では日本人の客が少なく、日本人の入場を禁止しても経営には影響がなかったと思う。
国内向けに「愛国アピール」をして、韓国人の客を呼ぼうとしたのでは?
反日よりも愛国よりも、「金(ビジネス)のため」ということ。

もちろんこれは日本人への差別行為だから、許されるわけがない。

それを「韓国企業の社会的責任」と言うところが日本では考えられない。
日本のゴルフ場で韓国人の入場を禁止して、経営者が「それは日本企業の社会的責任」と言ったら?
そのゴルフ場はつぶれるだろう。

 

「打倒小日本」というステッカーが貼ってあるバス。
「ここでは日本語を話さないでください」とガイドに言われた。

 

ボクは今までの海外旅行で、「日本人だからダメ!」と何かを断られたことはない。
でも、「日本人への差別を経験した」という日本人の旅行者には会ったことがある。

その人が中国を旅行していたときのこと。
ホテルのフロントで「今日、泊まることができるか?」ということを英語で確認したところ、フロントのスタッフはこう言う。

「空き部屋はある。大丈夫だ」

それで彼が日本のパスポートを見せると、スタッフの表情が冷たくなる。
そしてこう言う。

「ダメだ。おまえはここに泊まることができない」

彼はこの言葉に耳を疑って、もう一度確認した。
すると次はハッキリとこう言われた。

「ダメだ。おまえは日本人じゃないか、日本人をここに泊めることはできない」

 

1分前の言葉とは正反対のことを言う。
スタッフの豹変ひょうへんぶりにその日本人が怒る。

「それはおかしい!部屋の空きはあるだろう。泊めるべきだ」と抗議したけど、スタッフはまったく耳をかそうとしない。
「早く出て行け」、「別のホテルを探せ」と言うだけ。

「こんなところにいても時間のムダだ」
そう思った彼はそのホテルを後にした。

 

「そのホテルはユースホステルだから、外国人を泊めることはまったく問題ないはずなんです」と彼は言う。
ユースホステルで働いている人なら、外国人と接することが好きな人は多い。
一般の中国人よりは国際的な視野を持っていて、差別についての意識も高いだろう。

「そんなユースホステルでこんな差別を受けた」ということで、その日本人はショックを受けていた。

 

 

中国を旅行しているときに見た「打倒小日帝」と書いてあるタクシー。
こんなタクシーが走っている一方で、その街のカフェに入ると浜崎あゆみの歌が流れていたりする。
中国では、反日と親日のギャップに驚くことがたまにある。

上のタクシーを見て、中国人のガイドはこんなことを言う。

「あれを見ても気にしないでください。中国のタクシー運転手は生活が大変なんです。なんとかして客を呼び込むために、あんなステッカーを貼っているですだけから。もしドラえもんのステッカーのほうが客を集められるなら、それに貼り変えますよ。中国人にとっては、日本より自分の生活のほうがずっと大事ですから」

今の韓国や中国を旅行しても、「日本人」という理由で差別を受けるとは思えない。
きっと問題なく楽しく旅行できる。
「日本人お断り」や「打倒小日帝」と書いてあっても、それは反日よりも「商売のため」という可能性が高いと思う。

友人の韓国人はそういう愛国商売を嫌っている。

 

韓国に行った時よく止まっていた「大元旅館」。
ここはとてもフレンドリー。

 

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今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。