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【ジャポニズム】欧米人が見た浮世絵 西洋画との違い
1804年のきょう3月22日、日本では元号が「文化」に改元された。 これと次の「文政」の時代に、浮世絵や歌舞伎、川柳などの文化が発展したことから、文化と文政の2つの元号をあわせて「化政文化」と呼ぶ。 平和な江戸時代に経済が発達していき、化... -
【上下関係】昔からある、日本人と韓国人の価値観の違い
約130年前、本間 九介(きゅうすけ)という日本人が朝鮮半島を旅行して、その体験を新聞に連載した。 彼は各地を訪ね、さまざまな人の様子を見て、すぐに日本人との価値観の違いに気づき、19世紀末の韓国(朝鮮)は「種族・階級の折り目がきちんと... -
「子供」は生贄じゃないし、「精一杯」はHな言葉でもない
サクラやニンジャ、モッタイナイなど、海外で有名になった日本語は洪水のようにある。 国際化の現代でそれは自然な現象なんだが、元の日本語と意味が変わると戸惑ってしまう。 たとえば、「ぶっかけ」。 「ぶっかけうどん」の「ブッカケ」という言... -
日米の恐怖伝説:ブラッディメアリー&トイレの花子さん
男性が外国を訪れ、見知らぬ女性と出会ってホテルで一夜を過ごす。 翌朝、男性が目を覚ますと、女性はすでにいなくなっていて、ふと鏡を見ると、こんな赤いメッセージが書かれていた。 「Welcome to the world of AIDS」(エイズの世界へようこそ)... -
【日英の暴君】ブラッディ・メアリー&大悪天皇
トマトジュースとウオッカを使って作る赤いカクテル、ブラッディメアリー。 このカクテルは、1566年の3月21日、イングランド女王メアリー1世によってトマス・クランマーが火あぶりにされたことと関連している。 それをこれから見ていこう。 まず... -
日本在住アフリカ人の話 食文化やマナーの違いなど
知人のアフリカ人の男性(30代)は、いま日本の大学に留学している。 彼とネットでやり取りをしていたら、もうすぐタンザニアに帰るというから、その前に会って食事をすることになった。 ということで今回は、日本に2年半ほど住んでいた彼が感じた... -
日本人から見た韓国人 130年前からある「誇張表現」
19世紀末、朝鮮半島を旅行した日本人の本間九介は、朝鮮の人たちのこんなところにクスッとしたらしい。 かの国の村落をめぐるときは、図のような家屋を見るだろう。これは、薬局である。「神農遺業」「博施済衆」などと書きつけてあるのが、愛らし... -
イランで新年を祝う時期、日本人がお墓参りをする理由
「いろいろ親切にしてくれてありがとう。みんなに感謝している。そしてこれが最後のコーヒーだ。」 2024年の3月19日、知人のイラン人がSNSでこんなメッセージを投稿した。 これだけを読むと、 「ちょっと待て! たしかに人生はつらいけど、捨てた... -
日本語を使えば売国奴? 反日バッシングに困惑する韓国人
イギリスの探検家で紀行作家のイザベラ・バードは、1894年〜97年の間に朝鮮半島を4回訪れ、各地を旅行し経験したことを『朝鮮紀行』に記した。 当時、朝鮮の人たちは病気の原因を「鬼神に取り憑かれた」と信じていたという。 そのため、呪術師が歌... -
「太平天国の乱」を日本と西洋諸国はどう考えた?
広大で数千年の歴史を持つ中国には、日本人の想像を越える建物が存在する。 その一つが「土楼」。 厚くて固い土で外壁をつくったこの巨大な木造建築物には、一度に数百人が暮らすことができる。 あまりにも規格外の建物だったため、1960年代の冷戦...